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焚き火を愛するキャンパーに使って欲しいOur’sの激レア焚き火台をがっつりレビュー

キャンプを愛するみなさん、こんにちは。カクタスです。

「おれたちのキャンプ」という謎の軍団が展開しているアウトドアブランドOur’s(アウアズ)をご存知でしょうか。もし知っていたら『古(いにしえ)のキャンパー』という称号を与えます。

冗談はさておき本日は私が長いこと愛用していたOur’sの焚き火台を今さらがっつりレビューします。なぜか、それは新しい焚き火台を購入したから。さようなら、Our’sの焚き火台。追悼の意と愛を込めて、焚き火を愛するキャンパーに響けユーフォニアム。

カクタス

バックパック一つでキャンプに行くことが好きな東京で暮らすサボテンです。

Our’sって何なの?

「Our’sなんてブランド、初めて聞いたけど?」という方も多いかと思います。私もこのブランド名と焚き火台のことは、埼玉県三郷市にある火とアウトドアの専門店「iLbf」というセレクトショップで初めて知りました。

改めて調べてみると、どうやらクラウドファンディングがキャンパーの間にも浸透し始めた2018年頃に「きびだんご」というこれまた初めて聞いたクラウドファンディングサイトで資金調達に成功し、開発、販売された焚き火台らしいです。

「おれたちのキャンプ」という最近のDODのようなふざけたネーミングセンスの事業も、同時期の2018年1月に立ち上げられたとのこと。しかし、今もまだ現役で活動しているのかどうかは公式サイトを見ても分かりません。公式ブログは2018年4月5日の更新で停止していますし、Twitterは2020年5月16日にネットショップBASE関連の呟きを最後に動きが見られません

この焚き火台、どこで買えるの?

2年前に一般販売された焚き火台となるのですが、Amazonや楽天では販売されておらず、今のところ公式のオンラインショップ(BASE)でのみの取り扱いとなっています。

また購入時の注意点ですが、こちらの焚き火台は専用の収納袋は付属しておりません。当時は数量限定で専用収納袋もあったらしいですが、今手に入れるのは至難の技だと思います。

参考として私が収納袋として使用しているのは、iLbf(イルビフ)の店長に教えてもらったUCOのグリル用ケース(大)です。しかし、サイズ感はぴったりですが、焚き火台を構成するパーツが三角形になっていて収納ケースを突き破らんとする勢いがあるので、その点は注意した方が良いです。

焚き火を愛するキャンパーにおすすめしたい理由

Our’sの焚き火台が、なぜ焚き火を愛するキャンパーにおすすめなのか。それはこの焚き火台のコンセプトが深く関わっています。

「おれたちのキャンプ」代表の田中良樹さんは、クラウドファンディングのプロジェクトでこんなことを語ってました。

調理はできなくていい、そのかわりコンパクトにまとまる物。
焚き火を楽しむためにかっこいいシルエットにしよう。
気持ちよく使い続けるために掃除も簡単な物に。

こうして、ただただ焚き火を楽しむためだけの焚き火台が完成したのです。このシンプルな考え方、カッコ良くないですか。本気で焚き火を楽しむだけの目的で作られた焚き火台ですよ。恥ずかしながら男惚れしまいましたね。

収納がコンパクト

焚き火台は3枚のステンレス板と、底板1枚、3本の脚で構成されていて、分解して収納すると一番厚みのある箇所(脚のストッパー部分)でも1cm程度に収まります。

収納時のサイズはおよそ横幅38cm×縦幅26cmとなり、重量は収納袋を含めても1560gほどでした。

正直なところ、軽量コンパクトで大人気のピコグリルより全然デカいし重いですが、ピコグリルのような料理もできて軽くて便利な万能タイプの焚き火台よりも、こういうちょっと使いづらいけど尖った魅力のある焚き火台の方が愛せるってもんですよね。

焚き火のシルエットがカッコイイ

Our’sの焚き火台で一番の魅力がこの見た目です。まるで戦国時代のかがり火のような、どこかファンタジックな物語の一場面にありそうな焚き火が楽しめます。

これだけでこの焚き火台を手に入れた高揚感を存分に味わうことができるはず。ただ薪をくべて、燃え上がる火を眺める。その一瞬一瞬を噛み締めるように堪能できます。

この焚き火台があるだけで、ごちゃ付いたテント周りもなんかちょっと良い感じに見えませんか。バイクでのツーリングキャンプにもちょうど良いサイズ感ですし、3~4人程度のグループキャンプの中心に置いといても良い感じに映えますよ。

部品が少なく掃除も簡単

先ほども紹介したとおり、脚3本、底板1枚、本体3枚と、焚き火台を構成する部品はこれだけで、曲げや溝などがなく穴開け加工だけなので掃除も簡単です。

水をぶっかけながらたわしでゴシゴシ洗うだけで気になる汚れは大体落ちます。しかし、何度か使っていくと洗うのも面倒になって結局そのままにしちゃいますよね。なんかすんません。

Our’s焚き火台の組み立て方

Our’s焚き火台の魅力が伝わったところで最後に組み立て方をご紹介して終わりにしようと思います。

およそ2年間の付き合いでしたが、こいつとは本当に色んなキャンプ場に行きました。2泊3日の東北一周弾丸ツーリングだとか、九州一周キャンプツーリングにも持って行ったかな。と思って当時の写真を振り返ってみたら全然違う焚き火台を持って行ってました。

まず3枚のパネルを組み合わせる

まったく同じ形の3枚のステンレス板を組み合わせることで三角錐の形状に組み上がるというのは当時は新鮮で驚きました。しかも、板の厚みがしっかりしており、何十回と焚き火をしても大きな歪みはなく、今でもスムーズに組み合わせられます。

これで焚き火台の本体部分は完成です。まったく掃除してないので使用感がバリバリですけど、実はこれ購入した時からこんな感じなんです。

というのも、この焚き火台を売っていた店舗にも未使用品がなく、店先で普通に使われていたこいつのフォルムに惚れて、中古でいいから売ってくれとお願いしたから。あの時は展示品だからと値切ったりオマケしてくれと言ってしまって申し訳ございませんでした。

3本の脚を本体穴に差し込む

次に焚き火台の脚を本体側面に空いている穴に差し込んでいきます。順番とかは特に無いです。

こっちの楕円形になっている穴からサクサクと差し込みましょう。

内部はこうなっており、反対側に空いてる丸型の穴に通せばOKです。同じ要領で3本全て差し込んで下さい。

最終的にはこんな感じで、脚が3本交差しながら組み上がります。スタイリッシュ。

外側はこうなってます。脚が細すぎじゃね?って思うかも知れませんが、かなり丈夫なステンレス鋼で出来ていますので、ある程度の重さを乗せても問題ありません。ダッチオーブンとかで10人分のシチューを作ったりするには危ういかも知れませんが、そもそも料理には向いてないので許してください。

手裏剣型の底受けをはめ込んで完成

脚まで組みあがったら、最後に手裏剣のような底受けをはめ込めば完成です。形が完全に手裏剣のため思わずぶん投げてしまいたくなりますがお気を付け下さい。

これで完成です。おそらく初めて組み立てる場合でも、説明書がなくとも5分で理解できると思います。

シンプル is ベスト。誰でも簡単に組み立てられて、丈夫で、長く使えて、焚き火のシルエットがカッコ良い。焚き火台っていうのは、これだけで良いんじゃないですかね?

一緒にあると便利なアイテム

これまで散々「料理には向いていない」と言い続けて来ましたが、それでもやっぱり焚き火で料理をしたくなってしまうのがキャンパーの習性だと思います。

そんなあなたに、Our’sの焚き火台をいつか手に入れた時に持っていると便利で色々と捗るアイテムをご紹介します。

パスファインダー カンティーンセット

何は無くとも、お湯を沸かしたい時にこれがあると便利。

ステンレス製なので水を入れて焚き火台の中に突っ込んでおくだけで、いつでも暖かいお湯を飲むことが出来ます。私はこれで焼酎のお湯割りとか、インスタントのホットコーヒーを飲んでます。

料理は出来なくたってお湯が沸かせる。それだけでホッと気持ちが和らぐ瞬間ってありますよね。少々斜めってるようにも見えますが、炎にあたらずに取り出しやすいまさにシンデレラフィットだと考えるべきです。

鉄板

料理が出来ないというのは、調理には扱いづらいよというだけで、決してどうすることも出来ないというわけではありません。

例えば、下から火が当たっていればOKという男らしさ100%の鉄板料理なんかであれば、多少は不安定な感じはありますが使えないことも無いです。

みんなが大好きなステーキだって鉄板を使えばこの通り、美味しく焼くことだって出来ちゃいます。しかし、焚き火台の構造上どうしても火加減なんかの調整は難しいので、きちんとした調理には向いていないのは認めます。だって、そういうコンセプトだもん。

ロストル

引用:Amazon

実際に使ったことはありませんが、あったら便利だろうなーと思いながらも、パッキングの関係で最後まで導入することは無かったのが焚き火台用のロストルです。

キャンピングムーンのものは専用ケースも付いているので使い勝手はとても良さそう。

購入しようか本気で迷っていたのはDODの秘密のグリルさん用ゴトク。こちらは横幅38cmで、UCOの焚き火台収納ケースにもギリギリ収まりそうではありましたが、鉄板とカンティーンボトルで満足してしまったので購入には至りませんでした。でも、あれば確実に便利だと思います。

Our’sの焚き火台は1つの完成形なのでは

Our’sの焚き火台はある意味、焚き火台としての1つの完成形ではないかと個人的に感じています。

料理に向いていない、今となってはそこまでコンパクトでも無い、もっと軽くて持ち運びやすい焚き火台も沢山あります。それでも私たちのように焚き火を愛するキャンパーに向けて作られたOur’sの焚き火台は、まさに「おれたちの焚き火台」と言えるんじゃないでしょうか。

カクタス

バックパック一つでキャンプに行くことが好きな東京で暮らすサボテンです。

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