コンパクトで持ち運びしやすく、そしてリーズナブルなイワタニジュニアコンパクトバーナー。まさにキャンプに最適で、多くの方が愛用しているアイテムかと思います。
我が家もキャンプギアのひとつとして重宝していますが、購入してからひとつの問題にぶち当たっていました。それは「安定性の低さ」です。便利さとは裏腹に「五徳にセッティングできなくはないけど、少しの衝撃でこぼれそうだなぁ…」という不安がどうしても拭えずにいました。
そんなときに出会ったのが「FUTURE FOXのファイヤーパッド」!なんとイワタニジュニアコンパクトバーナー対応のファイヤーパッドという、私にとってまさに夢のような商品です。
今回は、私の不安の種を一瞬で消し去ってくれたFUTURE FOXのファイヤーパッドをご紹介していきます。
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目次
FUTURE FOXのファイヤーパッドについて
イワタニジュニアコンパクトバーナーをお使いの方に超絶おすすめしたいFUTURE FOXのファイヤーパッドの詳細や特徴をお伝えします。
スペック
サイズ | 140×140mm |
---|---|
材質 | メッシュは特殊耐熱性FCHE2、枠はステンレス鋼 |
その他 | イワタニジュニアコンパクトバーナー CB-JCB対応 |
購入先にもよりますが、ほとんどのサイトで2,000円以下とリーズナブルな価格で販売されています。
火が分散されるのでクッカーの焦げ付きを防げる
やはりファイヤーパッドの嬉しい点は、火の一点集中を避けクッカーの焦げ付きを防いでくれること。
写真の変色具合でお分かりかと思いますが、火がファイヤーパッドに当たると分散され、クッカーに当たる面積が広くなり、結果焦げ付きにくくなるというわけです。
また、クッカーの底に満遍なく火があたるので、調理時にムラになりにくいという特徴もあります。
ミニストーブ代わりになる
こちらのファイヤーパッド、写真のとおりメッシュ部分が熱されると赤外線を放射するという特徴があります。ということは、かなりミニにはなりますがストーブ代わりとしても使えるというわけです。
ファミリーキャンプには心もとないですが、緊急時の防寒グッズとしてはありだなと思います。
五徳がフィットする外枠のくぼみ
商品パッケージに「ずれないパット」と記載されているように、このファイヤーパッド最大の特徴が4箇所ある外枠のくぼみです。
イワタニジュニアコンパクトバーナーの五徳のサイズに合わせてつくられているため、ファイヤーパッドがしっかりと固定され、ずれにくくなります。
私が最も感動したのが、まさにこの外枠のくぼみ。とくに我が家は子連れキャンパーなので、子供がテーブルにぶつかるとその衝撃でクッカーがずれやしないかといつもハラハラ。
しかし、外枠のくぼみのお陰で安定性がアップするのはもちろん、ファイヤーパッド自体がずれないという安心感も得られました。
いろんなクッカーで安定性を比較検証してみた
ここまでご紹介したFUTURE FOXのファイヤーパッドが本当に安定性を向上させてくれるのか。実際にクッカーを使用して比較検証してみました。
シェラカップ
シェラカップは水分を入れて使用することがほとんどかと思うので、安定性は重視したいポイントです。今回使用したシェラカップは、snow peakチタンシェラカップ(容量310ml)。
使用するサイズにもよりますが、やはり直置きすると若干の不安定さが気になります。また、火に近づきすぎるという点にも気が付きました。
対してバーナーパッドありの場合は、まず安定性が向上。そして火から少し距離が遠くなり、焦げ付き対策にも効果的かなと感じました。
スキレット
スキレットもキャンプシーンで頻繁に使われるクッカーなので検証に登場です。使用したのは定番のニトリのスキレット。
検証して感じたのは、スキレットにある程度重量があるので安定性はさほど変わらないということです。五徳にフィットさえすれば、ファイヤーパッドなしでもグラついた感じはほとんどありません。
メスティン
私自身もキャンプでよく使用するメスティンで検証。今回使用したのは、話題のダイソーのメスティンです。
かなりコンパクトなので置きやすいかなと思ったのですが…形状のせいかファイヤーパッドなしだとかなり安定性が低い!
安定する位置を探しながら何度も向きを変え試行錯誤しましたが、平行状態はほぼ不可能といったところで、かりに置けたとしても少しの衝撃で崩壊しそうです。
対してファイヤーパッドありの場合は、兎にも角にもバツグンの安定感!メスティンをどの向きで置いてもグラつくことは一切なく、もはやメスティンにバーナーパッドは必須といっても過言ではありませんね。
調理時間はどれぐらい変化するか比較検証してみた
安定性のつぎは「ファイヤーパッドを使用することで調理時間はどれぐらい変化するのか」をテーマに、実際に水の沸騰時間で検証してみました。
今回の沸騰の定義は「細かいプツプツではなくボコボコとなり始めたタイミング」と位置づけています。
同一条件のもと、ファイヤーパッドあり・なしで行いました。
チェック
- 使用するのはsnow peak チタンシェラカップ(容量310ml)
- 水200ml
- 火力は強めの弱火
結果はというと…
チェック
- ファイヤーパッドなしの沸騰時間が「6分22秒39」
- ファイヤーパッドありの沸騰時間が「10分25秒34」
なななんと!ファイヤーパッドありの方が断然時間がかかる!!5分も遅いじゃないか…
素人の検証なので多少の誤差は生じますが、ファイヤーパッドを使用すると「調理時間が長くなる」ということが判明しました。直置きの方が火との距離が明らかに近いというのも大きな要因かなと。
ただし、逆にメリットとして捉えるなら「バーナーの火力が調節しても強すぎて困っていた」という方には最適だということです。
バーナーパッドを使用するときの注意点
とても便利なバーナーパッドですが、使用時には注意点があります。それは「輻射熱」に気を付けるということ。
バーナーパッドを長時間、あるいは強火で使用していると、輻射熱の影響でガス缶が熱くなる場合があります。高温のガス缶は火傷などさまざまな危険因子となり得るので、バーナーパッドを強火で使用するのは避けましょう。
また、ガス缶に熱が伝わりにくくなる遮熱板というのも販売されています。
FUTURE FOXのファイヤーパッドで快適性がアップ!
今回ご紹介したFUTURE FOXのファイヤーパッドをゲットしてからというもの、イワタニジュニアコンパクトバーナーの出番が明らかに増加しました。
それまでは「今回はメスティンだしシングルバーナーはいらないかな…」「かさばるけどカセットコンロにしようかな…」と存在が危ぶまれていたバーナーでしたが、ファイヤーパッドのお陰で再び脚光を浴びることに。
イワタニジュニアコンパクトバーナーに同じような悩みを抱えている方は、ぜひFUTURE FOXのファイヤーパッドをお試しください!
ギア
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