みなさんはキャンプ道具をどのくらいお持ちですか?
私は初キャンプの前に、少しずつ買いそろえたら?と助言してくれた友人のアドバイスを聞かず、テントからスクリーンタープはもちろん、寝袋などもいきなり一式揃えてました。建前上は「中途半端は嫌いなんや!」と妻や子供に言い聞かせつつも、実は物欲に負けて勢いで購入しただけなんです。
しかも、ちょっと気分が上がっている私は、購入で貯まったポイントで店員さんに勧められるがままスノーピークの高価なペグとハンマー、そして後ほど出てくるスノーピークの「パイルドライバー」を初心者の分際で購入してしまいました。
それからキャンプ歴が長くなるにつれて、目移りしてあれもこれもって感じで色んな道具を揃えたくなる「キャンプ沼」にどっぷりハマリ、妻にお叱りをいただきながらも必要だからと次から次へと新しい道具を購入していきました。
その道具の中でも、これがお気に入り!っていう道具は「一軍」登録され、以外に高かった道具は結局使わなくなったなど「ベンチ入り」に。こんなことってみなさんも経験ありますよね。
ちょっと、前置きが長くなりましたが、ここから私が買ってよかったファミリーキャンプ用品をご紹介します。これからキャンプ道具を少しずつ増やしていきたい方の参考になればと思います。
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目次
買ってよかった!キャンプ用品一軍アイテム5選
私が家のキャンプは家族4人のファミリーキャンプなので道具は大変多い方です。もちろん、妻には「あれもこれも持っていく必要ない!」とご指摘をいただくのですが「せっかく買ったのに持って行かないワケないでしょ!」と心の中でつぶやきながら、こっそり車に載せて行く手法をとっています。
私が当時最初に悩んだのはテーブルです。憧れの「ロースタイル」か、移動しやすい「ハイスタイル」でいくかを考えたのですが結論は出ず、ひとまずはローでもハイでも使えるテーブルを選びました。最初はBBQで使っていたコールマンのチェアがあったので、ハイスタイルで使用していましたが、その後スノーピークのローチェアを購入してからは必然的にローテーブルで使用するようになりました。
何度もキャンプに行くうちにオシャレなキャンプサイトを見て、あ~これいい!と色々と影響を受けるので、自分のスタイルも変化していきます。そんな時、どっちにも対応できるテーブルでよかったなぁと思いました。
キャンプデビューして間もない方は、これから自身のスタイルが段々と変わったりすると思います。まずは、キャンプ場に行けばそれぞれのスタイルがあり、色々と見て勉強されるのがいいと思います。
今回は私のキャンプアイテムを紹介したいと思います。全然オシャレで高いものではありませんが、買ってよかったぁ!と思ったファミリーキャンプ道具ベスト5をご紹介します。初心者向けですので、ベテランの方は参考にならないと思います、お許しください。
キャプテンスタッグ キャンプマット2人用レジャーシート
引用:Amazon
第5位にランクインしたのは、テント内に敷くインナーシートです。初心者の方でまだ数えるほどしかキャンプの経験しかない方は、ついつい見逃す地味ですが結構重要なアイテムです。最初は寝袋さえあれば何とかなるだろうと思いがちですが、地面が芝生ではなく砂利や大きめの石があったりするキャンプサイトでは、テントに付属しているシートだけでは寝心地が悪く、なかなか寝れないという現象に見舞われ、翌日は眠気との闘いになります。
もちろんコットで寝る方には必要ありませんが、4人家族などでキャンプに行く方は、さすがにコットを人数分持っていくのも難しいと思いますので、このインナーシートがあれば地面からの冷気や熱気もそこまで感じることもなく非常に良かったなと思います。
家でも実家の親が泊まりに来たときに敷布団の上に敷いてあげると良く寝れるそうです。屋内でも意外に使えるのでおすすめです。
YETIの缶クーラー
4位は、YETIの缶クーラーです。YETIといえば、クーラーボックスの品質の高さとオシャレなデザインが有名なメーカーです。普段からハードクーラーはよく見ていましたが、高額なのでなかなか手が出なかったんです。
そんな時、アウトドアグッズを販売しているA&F(エーアンドエフ)さんに立ち寄ったとき「今日入荷したんですが、すぐに売り切れちゃうんです。我々ショップスタッフも購入できないんです!」とアツく語る姿についつい押されて購入しました。ハードクーラーじゃないけど、あのYETIが手ごろなサイズと価格でいいかなと思い半ば勢いで購入しました。
本当に使えるのかな・・と思っていましたが、試しに350mlの缶ビールを入れてみると、抜群の保冷力!長時間テーブルに置いてもほとんどぬるくならないのに驚きで、夏は家でも必須アイテムになっています。他社からも同様の商品は出ていますが、やっぱりデザインや色がカッコいい!とひとりビールを飲みながら満足しています。
ちなみに、妻の分も購入しようと思い店舗をまわりましたが、どの店舗でも売り切れでした。それを妻に伝えると「そんなの全然いらんし…」と冷めた口調で言われたのは、言うまでもありません。
スノーピーク「パイルドライバー」
引用:Amazon
3位は、スノーピーク「パイルドライバー」です。初心者の方は、この棒何につかうの?って言われる方もいらっしゃるでしょう。実はこれ、ランタンを吊り下げるランタンスタンドなんです。
三脚みたいに脚が開かないと自立できないじゃないと思いますよね。これは地面に打ち付けて固定させるタイプで、実際打ち付けるとスイスイと地面に入っていきます。多少硬めの地面でも意外や意外、こちらもグイグイと入っていきます。しかも三脚がないので子供がつまずかず、場所も取らないので凄く便利なんです。
ただ、移動させるときはその度に打ちつけないといけないので多少手間ではありますが、ほとんど気になりません。後述する私のランタンを吊るしたいために、別メーカーですがもう1本同じようなタイプのランタンハンガーポールを所持しています。是非おすすめです。
スノーピーク HDタープシールドヘキサエヴォPro
引用:Amazon
第2位は、スノーピーク「HDタープシールドヘキサエヴォPro」のヘキサタープです。3位に続きまたもやスノーピーク?って思われる方も多いと思いますが、私はスノーピーカーではありません。
最初は、妻と子供が虫嫌いなため、コールマンのスクリーンタープ(蚊帳のような通気性のあるシートで締め切ることができるタープ)を使っていましたが、大人数には対応しづらく、もっと解放感のあるオープンタープが欲しいという結論に行きついたんです。
当初は、家の屋根のようなレクタタープを購入予定でしたが、ひとりで立てるのが困難だということと、ポールの本数が6本も必要ということで断念。売り場の店員さんに強く進められたのが、このヘキサエヴォProでした。見た目と、メインポール2本で立てられるということでこのタープにしました。
使い慣れるまですこし高い買い物をしてしまった…と思いましたが、何度も使うたびに、広さや遮光性など全てにおいて、このタープの良さを実感。何といってもグッドデザイン賞を受賞するほど見た感じのシルエットがカッコいい。そしてポールを2本追加すると、さらに空間がひろがり、張り方のバリエーションも楽しめるのでとても気に入ってます。
10人くらいはタープ下にすっぽり収まるほどの広さ。それに加え、収納にはほとんど手間取ることもありません。タープ生地も厚く、遮光性や耐水性もしっかりしており安心できます。我が家ではこのタープを使うのが定番になり、すっかり虫のことを忘れて使っています。
グループでキャンプに行ってもこのタープの広さに感動してくれます。少し高いですが、その価値は十分にある逸品です。
ビンテージランタン
私の1位のアイテムは、何といってもビンテージランタンです。道具というよりコレクションとしての趣味になりますが、ビンテージランタンにハマり出したのは、数年前にコールマンのガソリンランタンの「ノーススター チューブマントルランタン」を購入して、ガソリンランタンの明るさに魅了されてからです。
もちろん最初はLEDランタンで十分だとキャンプに行ったんですが、予想以上に暗いことにビックリ。晩御飯でバーベキューをしたのですが、焼き加減がよくわからない。それからというもの、もっと明るいランタンがないかと検討したところ、ガソリンランタンが候補に上がりました。
最初はガソリンだけに炎上したら怖いと思い、恐る恐る使っていましたが、やはり点けると格段に明るくまさに「真夜中の太陽」と言われるその名の通りでした。しかし、その感動もままならず買ってすぐに故障するというハプニング。結局、メインの夏休みの家族キャンプに間に合わず暗い夜を過ごしたのを思い出します。
それからというもの、悔しくてランタンをもう一台と探したときに出会ったのがコールマンのビンテージランタン200Aでした。丸みがあって赤くかわいいランタン。使い込まれた渋みがあり、聞くとなんと自分より余裕で年上の65年も前のランタンとのこと。それが今でも点灯するということを聞いてびっくりしたんですね。
それからというものビンテージランタンにハマり、少しずつランタンが増えていく自体になりました。まだまだ数台ですが、やはりキャンプに行かない時も愛でていたい道具かつ、大切なコレクションですね。
定番でも買って良かったキャンプ用品たち
さて、ここまで私が買ってよかったキャンプ道具を紹介しました。ホントは、もっとカッコいい海外ブランドの道具などをご紹介できればいいのですが、庶民的なド定番の道具を紹介させていただきました。
そもそも私が家族でキャンプをはじめようと思ったのは、数年前に私が病気で入院した時に、もし私自身や家族に何かあったとき思い出を作っとけばよかった!と後悔したくないと思い立ち、ファミリーキャンプを計画したのが始まりでした。
キャンプ道具にハマりさえしなければ、ホテルに宿泊するより格安で旅行へ行くことができます。また、子供たちにも便利な生活から離れて、自然の中で過ごすことの不便さや、それぞれに役割を与えて家族が協力して準備から片付けまで協力することで、家族の絆を強くできたような気がします。
でも振り返るとやはりキャンプの一番いいところは、外で食べるご飯の格別の美味しさですね!多少焦げても美味しいんです。これを読む皆さんは独身の方もいらっしゃるとおもいますが、やっぱり家族でキャンプに行けるって幸せだと思います。ついて来てくれる妻と子供たちに感謝しています。みなさんも、それぞれのキャンプライフを追求してください。この記事で少しでもお役に立つことができればと思います。
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