キャンプクエスト編集部
ファミリーキャンプ初心者を成功へ導く、必要なキャンプ道具リスト

ファミリーキャンプ初心者を成功へ導く、必要なキャンプ道具リスト

「初めて家族でキャンプをするけど何を持って行ったらいいかわからない」「何を買えばいいのかわからない」

初めてのキャンプは何を揃えたらいいかわかりませんよね。テントや椅子はなんとなくわかるけど、これで大丈夫なんだろうか、という心配もあると思います。

今回は「はじめてのファミリーキャンプに必要なキャンプ用品」についてお話したいと思います。

楽しいファミリーキャンプを大成功させるために「初めてのキャンプ用品必需品」「あったら便利なキャンプ用品」2編に分けてお伝えします。

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これは必要!はじめてのキャンプ用品必需品

テント泊の場合、基本的にチェックインからチェックアウトまでキャンプ場内のサイトと言われる場所で過ごします。
24時間以上を外で過ごすわけですからレジャーシート1枚ではかなり厳しいキャンプになります。

楽しいファミリーキャンプにするためにも、必ず持っていくべきキャンプ用品のリストをまとめました。逆に言えばこれだけ揃えればキャンプをする事ができます。

キャンプ用品必需品リスト

チェック

寝室

  • テント
  • 寝袋/シェラフ(人数分)
  • マット(人数分)

チェック

リビング

  • タープ
  • テーブル
  • チェア(人数分)
  • ランタン(1個~2個)

チェック

調理、料理

  • 調理器具(鍋、フライパンなど)
  • フォーク、スプーン、箸、コップ、皿
  • BBQコンロ or 焚き火台
  • チャッカマン
  • 火ばさみ

テント

タフドーム/3025 全体はじめてのキャンプでも快適な睡眠を得るために必要なテント。キャンプ場での寝室になります。
寝室と荷物置き場になりますので推奨人数より大きめのテントをオススメします。

また、はじめての設営の場合大型のツールームテントやティピテントではなく、ドーム型テントが一人でも設営しやすく、撤収が簡単なのでオススメです。

寝袋/シェラフ

引用:コールマン

キャンプ場の夜は、想像以上に冷え込みます。必ず人数分用意して持っていきましょう。寝袋(シェラフ)は主に2種類、封筒型(レクタングラー型)マミー型(人形型)があります。

封筒型は寝袋内も広いので普段寝ている布団に近い状態で窮屈な思いをする事なく寝れます。

購入する際は、キャンプ場の気温と、寝袋の快適温度を確認して用意しましょう。

マット

photo by コールマン

寝袋の下に敷くマットです。ふかふかの芝サイトであれば銀マット1枚でも問題なかったりするのですが、ゴツゴツした砂利サイトだったりすると寝てる間常に背中に石が刺さるような不快感があり寝る事ができません。マットは必ず持っていきましょう。

マットは主に3種類、インフレーターマット、エアーマット、発泡系マット。

初めてのキャンプの場合、それなりに厚みも有り、バルブを開けるだけで自動的に空気が入る利便性からインフレーターマットをおすすめします。

タープ

タフワイドドームIV300 ヘキサセットphoto by コールマン

テントが寝室なら、タープの下はリビングです。
キャンプ場で過ごす間、日差しや雨風から守ってくれます。

タープは主に4種類「ヘキサタープ」「スクエアタープ」「自立式タープ」「スクリーンタープ」があります。

その中でも「ヘキサタープ」が収納性、面積、開放感、全てにおいてバランスがとれている事から、はじめてのキャンプでもオススメなタープであり、今一番人気の形です。
また、ヘキサタープは一人でも設営がしやすく初心者から熟練キャンパーまで幅広い層で愛用されています。

テーブル

photo by コールマン

食事、リビングで物を置く場所になるテーブル。
はじめてテーブルを買う場合、軽量でコンパクトなテーブルをおすすめします。

ただしあまりにも小さいテーブルだと小物を置く場所に困ります。
普段、家なら床や棚にポンっと置けますがキャンプ場ではできません。
全てをテーブルに置く事にもなりますので、人数をしっかり考慮して選びましょう。

最近の流行は高さの低いロースタイルのテーブルです。

アウトドアチェア

Alpineアルミコンパクトチェア
テーブルの高さに合わせたチェアにしましょう。

アウトドアチェアは通販で買わずに、まず実店舗で座ってみる事をおすすめします。
見た目がお洒落だけど、不安定、締め付けられるよな感覚があるなど買った後に後悔すると大変な事になります。必ず実際に座って自分に合っているか確認してください。

また、価格の安いパイプチェアもありますが、収納性が悪いためあまりおすすめしません。
キャンプ中、椅子に座る事が多い事から多少コストをかけてでも、自分に合ったものを買う事をおすすめします。

ランタン

キャンプ場の夜はランタンが無いとサイト内は真っ暗になります。
”必ず”忘れずに持っていきましょう。

ランタンには主に「ガソリンランタン」「ガスランタン」「LEDランタン」があります。

一番手軽で安全なのが「LEDランタン」、キャンプの雰囲気をとことん楽しみたい方は「ガソリンランタン」「ガスランタン」をおすすめします。

調理器具

WILD-1クッカーコーナー
料理をする場合、調理器具が必要になります。

作る料理にもよりますが下記リストのものがあれば十分キャンプ料理を楽しめます。

  • フライパン
  • 飯ごう
  • 菜箸
  • おたま
  • フライ返し
  • 包丁
  • まな板

焚き火で調理する場合、すす汚れ付くのでキャンプ用の調理器具を用意しておくと良いでしょう。
ただガスコンロを持ち込む場合は普段使っている調理器具と併用で問題ありません。

フォーク・スプーン・箸・皿・コップ


アウトドア用のコンパクトなフォーク、スプーン、箸は高かったりもします。
なので最初、初めてのキャンプの場合は使い捨ての箸、スプーン、フォークを用意しましょう。不慣れなキャンプですと小物を無くしがちだったりするので、最初は使い捨で問題ありません。

お皿は、フォーク、スプーン、箸同様に使い捨てで大丈夫です。
はじめてのキャンプ料理、どのくらいお皿が必要か、どんなお皿が必要かイメージしにくいものです。なので、「お椀型」「小皿」「大皿」の使い捨て紙皿を用意しておきます。

コップも使い捨てのプラコップで構わないのですが、飲みきった後にテーブルに置いておくと風で吹き飛ばされる事もあるので、自宅にあるプラスチックのコップがあれば持っていきましょう。

BBQコンロ or 焚き火台

CARBABY 焚き火台

キャンプといえば、野菜を切って、お肉と一緒に焼いたり、アルミホイル焼きやったりと普段できない”火”を使った料理がメインになりますね。

BBQコンロか焚き火台を用意しましょう。
ただ、BBQコンロは焚き火には不向きなので、料理を終えた後にまったり焚き火を楽しみたい、焼きマシュマロを楽しみたいという場合は、焚き火台を用意しましょう。

最近のキャンプ場は”直火禁止”が大半です。

焚き火台を用意していないと焚き火ができませんので、焚き火をしたい方は必須です。

チャッカマン・ライター

百円ライター

キャンプではあらゆる場面で”火”が必要になります。
火の元であるチャッカマン、もしくは、ライターは必ず持っていきましょう。

火ばさみ

火ばさみ引用:amazon

燃えている炭、薪を手づかみで動かすわけにはいきません。
ホームセンター等で売っている安いやつで構いませんので、必ず火ばさみを用意しましょう。

あったら便利なキャンプ用品!キャンプがより快適になる。

無くてもキャンプはできるけど、あった方がより楽しく快適になるキャンプ用品を紹介します。

あったら便利なキャンプ用品リスト

  • クーラーボックス
  • サブランタン
  • テーブルランタン
  • ヘッドライト
  • 着火剤
  • 火おこし器
  • ガスコンロ
  • ポータブル充電機
  • 折りたたみコンテナ
  • ドライネット
  • 大きいポリ袋(ゴミ袋70L~)
  • 万能ナイフ
  • ハンマー
  • レジャーシート

クーラーボックス

MilitaryCollectionハードクーラー45QT

食材を新鮮に、飲み物は常に冷たい状態に保つクーラーボックス。夏場は食材が腐るのを防ぎます。また、林間でのキャンプの場合、野生の動物もいるのでビニールに入れたままにしておくと、匂いに誘われてきた動物達に荒らされてしまう可能性があります。クーラーボックスに入れておくと匂い漏れもほぼ無いので安全です。

クーラーボックスは主に3種類「ソフトクーラー」「発泡ウレタン」「真空断熱パネル」があります。

ソフトクーラーは気休め程度なのでデイキャンプが限界でしょう。1泊2日~2泊3日程度のキャンプであればコスパも保冷力もある「発泡ウレタン」のクーラーボックスで十分です。

ただし真夏に連泊する場合は、保温力の優れている「真空断熱パネル」のクーラーボックスがあった方が安心です。

サブランタン

ハナレサイトの夜景と焚き火

夜になると真っ暗になるキャンプ場。ランタンを1箇所に吊るした場合、反対側は薄暗くなり、遮断物があるとほぼ真っ暗になります。
設置した箇所の対角線上にもう1つランタンを設置すると、影を打ち消す事ができるます。

基本的には1つでもキャンプをすることができますが、暗いと足をひっかけたり、物が見つからなかったりと不便する事が多いのでメインとサブランタン、2つあると便利です。

サブランタンを用意する場合、メインランタンと燃料(ガス・ガソリン)を統一してください。

テーブルランタン

ランタンとペンネ

吊るしたランタンの光が若干届かなくなり薄暗くなるテーブル。テーブルの上に1つランタンを置いておくと手元が明るくなります。
またトイレや離席時にもパっと持って行けるので、1つ置いておくと何かと便利です。
ガスランタン、ガソリンランタンだと明るすぎたり、熱くて危ないので、できればLEDランタンがおすすめです。

着火剤

着火剤引用:amazon

はじめてのキャンプの場合だと、火起こしで苦労される方が多いです。
燃えやすい木、または新聞紙を入れて、焚付に火を移し徐々に炎を大きくして、やっている内に時間が経ってしまい暗くなっている事も。
はじめてのキャンプはスムーズに円滑に終える事が重要です。
念のため、着火剤を持っていても損はないと思います。

火おこし器


火起こしに続いて、炭起こし。初キャンプの難関です。

せっかくのキャンプもなかなか火が着かずに微妙な雰囲気に、なんて事を避けるために火おこしに自信が無い場合「火おこし器」を用意しておきましょう。

火熾し器を使えば初心者でも誰でも簡単に火をおこす事ができます。1度買っておけば次回から、火熾しの時間を短縮する事ができるので2回目以降も大活躍するキャンプ用品です。

コールマンキャンプ用枕引用:amazon

はじめてのキャンプだとなかなか寝れない事があります。少しでも快眠にするために枕をもっていくと良いでしょう。

ガスコンロ

イワタニ カセットフー マーベラスII引用:amazon

朝食を作る時、ちょっとした時にお湯を沸かしたい時に使えるガスコンロ。
火が必要になった時に毎回火を起すのは大変です。そんな時はさくっと普段使い慣れたガスコンロを使う事で時間と手間を節約しましょう。

ポータブル充電機

BioLiteキャンプストーブで充電

デジタル時代には欠かせないスマホ。
充電が切れてしまっては大事な思い出になる写真をスマホでおさめる事ができません。
電源を供給できるように1個用意しておきましょう。

折りたたみコンテナ

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 折りたたみ コンテナ引用:amazon

100均で売っている小さいコンテナで構いません。
洗う食器を炊事場に持って行く時や、ちょっとした小物を入れるために用意しておくと便利です。

ドライネット

コールマン ハンギングドライネット2引用:amazon

洗ったお皿を干すドライネット。

テーブルの上に1枚1枚置いておく程スペースと余裕はありません。1個吊るしておけば5人家族ぐらいの食器は全て干す事ができますのであると便利です。

大きいポリ袋(ゴミ袋70L~)

ポリ袋引用:amazon

急な雨が降った時は、大きいゴミ袋にテント、タープを詰め込んで帰ります。
大きなポリ袋が無いと車の中もびしょ濡れになってしまうので、大きめのゴミ袋数枚は常備しておくと急な雨が降った時も安心です。

万能ナイフ

VERTEX 20徳ツールナイフケース付引用:amazon

コンパクトで全てが揃ってる名前の通り万能ナイフ。

せっかく買ったのに缶切り、栓抜きが無くて飲めない、食べれない、等の問題を全て解決してくれます。
また、コンパクトなのでキャンプの時は1つ常備しておくと安心です。

ハンマー

コールマン(Coleman) ペグハンマー引用:amazon

テント、タープ設営時に使用します。
地面が柔らかい芝サイトであれば、足で踏んだり、石で叩いたりとなんとかなるものですが、地面がしっかりしたサイトの場合は付属のプラスチックハンマーや足でペグを打ち込む事は困難です。

キャンプ用のハンマーで無くても構いませんので、ちゃんとしたハンマー1つ用意しておくと設営もスムーズにおこなえます。

レジャーシート

コールマン レジャーシート引用:amazon

キャンプ場に到着、指定のサイトに到着。でも必要な荷物は荷台の奥、手前の荷物を下ろすにしても、地面に置くと汚れてしまう。
そんな時に役立つのがレジャーシート。
荷降ろしの際にレジャーシートを敷いておくと汚れる事なく荷物の仮置きができます。
前日雨が降ってサイトが濡れていても、道具が濡れないので安心です。

はじめてのキャンプは必要最低限のキャンプ用品で行こう

あれこれキャンプ用品を揃えても実際にキャンプ場で使ってみるとイメージと違い、お蔵入する事もあります。また、実際にキャンプに行く事で道具の趣向も変わることがあります。

最初は揃えたキャンプ用品を使うためにキャンプに行くのではなく、キャンプ用品を使ってキャンプを実際に体験する事が重要です。最初は必要最低限のキャンプ用品を用意して、実際に体でキャンプを感じてみましょう。

そこで本当に初めて「これがあった方がいいね」「あれがあると便利だね」と自分達に必要なキャンプ用品が見えてきます。
このようにキャンプを通して、自分に合ったキャンプ用品を揃えるのも1つのキャンプの醍醐味です。

さあ、今週末はキャンプに行こう!

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  • キャンプクエスト編集部
  • キャンプクエスト編集部株式会社noasobi
  • 「キャンプは自由だ!最高だ!」と自然の中で過ごす快感、快楽に取り憑かれキャンプ沼にどっぷりハマった人が集まるキャンプクエスト編集部。趣味もキャンプスタイルも全員異なるが、共通点は日本キャンプ協会のキャンプインストラクターの資格を持っていること、キャンプを愛していること。時々、焚き火を囲い酒を飲みながら語り合う。

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