冬キャンプに挑戦してみたいけど寒さに耐えられるか不安、小さい子どもがいるけど快適にキャンプをしてみたい、そんな人におすすめなのが冬のあったかお座敷スタイル。
電源サイトでお座敷スタイルにすれば冬でもとっても快適にキャンプができちゃいます!今回は我が家の愛用テント、ランドロックでのお座敷スタイルレイアウトと装備を徹底解説していきます。
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目次
お座敷スタイルをおすすめする理由
3歳と5歳の息子とファミリーキャンプを楽しむ我が家はキャンプの時、毎回お座敷スタイルにしています。その理由は単純に「楽」だから。当初はチェアを使ったスタイルでキャンプをしていましたが、子どもたちがテントとチェアを行き来する度に靴を履かせるのが大変で…。
他にも小さい子どもが何度もチェアを上り下りをするのは転倒の危険があり、見ている大人もヒヤヒヤしていました。実際に長男はベンチチェアの上で立ち上がり転倒したことも…。
そこで「快適」と評判のお座敷スタイルにしてみたんです。そしたらまるで家のように靴を脱いだ状態で食事から睡眠までとれるので、テントの出入りが減りとっても楽になりました。いつでもゴロゴロできるし、荷物もどこにでも置けちゃうのもお座敷スタイルのいいところ。
更に冬は電源サイトで電気製品をうまく使うことで地面からの冷気を遮断することができます。電源サイトでのお座敷スタイルはとっても快適ですよ。
おすすめテントはスノーピークのランドロック
スノーピークのランドロックはテントの中が寝室とリビングの2つに分かれている2ルームテント。食事から睡眠まで外に出ることなくテント内で過ごせるので、冬キャンプにぴったりのテントです。
スカートと呼ばれるテントの裾部分もしっかり付いているので外からの冷気も入りにくい作りになっています。6人用なのでファミリーでも広々快適に過ごせますよ。
お座敷スタイルレイアウトの作り方
それでは早速、お座敷スタイルの作り方を設営順にご紹介していきます。我が家のレイアウトを参考に色々とアレンジしてみて下さい。
ユタカメイクのODグリーンシート
ランドロックのフライシート(外側の部分)の設営が出来たら一番最初にODグリーンシートを敷きます。
グランドシートの代わりとして使っているこのシートは、雨などの浸水を防ぐだけでなく地面からの冷えも軽減してくれます。我が家は5.4m×7.2mのODグリーンシートを購入し、ランドロックに合わせてハサミでカットしました。ODグリーンシートを敷いた上にインナーテントを取り付けます。
断熱シート
ODグリーンシートを良い感じに敷き詰めたら、その上に防寒対策とクッション性をアップさせる断熱シートを敷いていきます。
断熱シートを敷くことでより地面からの冷気を防ぎ、次に設置するホットカーペットの保温力を底上げします。車の積載に余裕があれば厚みのある銀マットが効果的ですが、そうでなければホームセンターなどに売っている薄い断熱シートでもOK。あるとないで全然快適さが変わります。
ホットカーペット
保温シートの上にホットカーペットを敷きます。ランドロックで過ごす場合は3畳用がおすすめ。ホットカーペットがあると地面からの冷気を遮断し地べたに直接座っても寒さを感じません。思わずゴロゴロしたくなるほど快適になります。
ラグ
カーペットの上にラグを敷きます。エルパソのラグは薄手でかさばらなく生地がしっかりしているのでおすすめです。
灯油ストーブ
我が家は韓国製のアルパカストーブを使っています。持ち運びしやすいコンパクトなサイズ、そして火力が強くて暖かいとキャンパーの間で人気のストーブです。
このアルパカストーブですが反射板が付いていないので、テントの隅に置けるよう自作の反射板を付けています。
反射板の作り方
ウインドスクリーン(1枚の大きさが24㎝×8.5㎝の物)を加工して作ります。大体10枚くらい組み合わせて出来ていますが分解して5枚にします。スライドして抜くだけなので簡単です。
両端の棒の先をペンチで曲げて抜けないようにし、中央部分の板を折り曲げ、熱の逃げ道を作ります。ストーブに引っ掛けたら完成です。
ストーブにエコファンを設置
エコファン(ストーブファン)とはストーブの熱をテント内に循環させるもの。暖かい空気は上にたまりやすいので、エコファンを使うことで効率よくテント内を暖めることができます。熱によって動くので電池不要なのもエコファンのいいところです。
ストーブガード
子連れでストーブを使う際、ストーブガードは必須ですね。我が家はアイリスオーヤマのストーブガードを使っています。ストーブガード自体が熱くなってしまうこともないので安心して使うことができます。
テントの出入り口の足場
テントの出入り口にキャプテンスタッグのフリーボードを置いています。これを置くことで出入りの際テント内に土や砂が入ることを防げますし、子どもはこのフリーボードに座って靴を脱ぎ履きしています。
ローテーブル
お座敷スタイルの場合、高さが30㎝前後のテーブルがおすすめ。我が家はテントファクトリーのグランドホームテーブルスライドを使っています。このテーブルは高さが3段階で調節できるので、お座敷スタイルだけでなく様々なシーンに合わせて使うことができますよ。
DIY棚
物を置いたりバーナーで調理をする際にあると便利な棚。DODのテキーラレッグMとワンバイ材の板(厚さ19㎜の物)を使い簡単に棚ができちゃいます。我が家は1×6(19㎜×140㎜×1820㎜)の板を3本購入し、1mの長さに切ってもらいました。
色は落ち着いたブラウンにしたかったのでワシンウッドオイルを使用しています。
防雨延長コード
電源サイトの際必要になるのが延長コード。長さですが短いとサイトによって届かないことがあるので10mの物を選びましょう。種類は三ツ口の防雨延長コードがおすすめ。屋内用延長コードはひび割れしやすく雨で漏電してしまう可能性があり非常に危険です。キャンプでは必ず屋外用の物を使いましょう。
冬の寝床おすすめレイアウト
続いて寝室部分の装備とレイアウトを設営順に紹介していきます。
ランドロック インナーマット
インナーテントが設営出来たらまず最初にインナーマットを敷きます。インナーマットは保温シートと同じ役割で地面からの冷えを軽減してくれるので必ず敷きましょう。ランドロックのインナーテントの底は四角ではなく六角形なので我が家はランドロック専用のマットを使っていますがアウトドア用の銀マットでも対応できます。
電気掛け敷毛布
次に電気掛け敷毛布を敷きます。種類は掛け敷兼用で丸洗いできるものがおすすめです。
インフレーターマット
電気掛け敷毛布の上にインフレーターマットを敷きます。「電気毛布の上にインフレーターマットを敷いちゃうの?」と思うかもしれませんが、これが我が家おすすめの使い方です。
以前はシュラフの下に電気掛け敷毛布を敷いていたのですが、弱にしても熱がダイレクトに体に伝わり夜中に目覚めることが多かったんです。そこで電気掛け敷毛布の上にインフレーターマットを敷くようにしたところ、直接熱が体に伝わらずマット内の空気が暖まるので自然な暖かさで寝心地が良くなりました。
インフレーターマットはクイックキャンプの車中泊マット5cmを使用していますが、地面の凸凹も伝わらず、ぐっと寝心地が良くなります。設営もバルブを緩めるだけで勝手に空気が入るので簡単。マットの横にスナップボタンが付いているのでマット同士を連結することもできます。
まだマットなしで寝ている方、あるとないでは寝心地が全然違うのでおすすめのアイテムですよ。
シュラフ
インフレーターマットの上にシュラフを敷きます。我が家が使用しているのはロゴスの丸洗いやわらかシュラフ。小さい子どもがいる場合、丸洗いできると安心ですよね。
このシュラフはファスナーで2つを連結することができます。こうすることによって子どもと添い寝が可能なので小さい子連れファミリーにおすすめですよ。生地もふわふわで息子たちもお気に入りです。
毛布
ダウンシュラフといった冬用の物であれば必要ありませんが、化繊シュラフの場合は毛布も持っていきましょう。ユニクロのヒートテックモウフが暖かくてキャンプに使えると評判です。
湯たんぽ
電気掛け敷毛布だけでも十分暖かいですが標高が高い地域で冬キャンプする場合は湯たんぽがあると安心です。直火OKの湯たんぽなら、水を入れてストーブの上にのせておくだけで温められるので便利ですよ。
ランドロックのお座敷スタイル冬キャンプは最高!
ハードルが高いと感じる冬キャンプも電源サイトで装備をうまく使えば快適に過ごすことができます。暖かい時期に外でBBQもいいですが寒い冬にお座敷スタイルでみんなで鍋をつつくのも最高な楽しみ方です。みなさんもお座敷スタイルで冬のキャンプを楽しんでみてはいかがですか。
一酸化炭素中毒に要注意
ギア
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