岩本利達
保冷力とコンパクトを両立!発泡ポリプロピレンの新定番クーラーボックスが登場

保冷力とコンパクトを両立!発泡ポリプロピレンの新定番クーラーボックスが登場

キャンプに限らず、アウトドアで飲み食いを楽しもうと思うと必須なのがクーラーボックス。一般的には保冷力はあるけどかさ張るハードタイプと、保冷力はイマイチだけどコンパクトになるソフトタイプがあるが、株式会社石山の発表したクーラーボックスは保冷力とコンパクトさを両立させたとのこと。

その名も「FLOBBLE 折りたためるクーラーボックス」。発泡スチロール製クーラーボックス製造のノウハウを詰め込み理想のクーラーボックスを製作した。保冷力とコンパクトさの他にも、「丈夫さ」も気になる所だ。

使い勝手は「折り畳みコンテナ」の感覚

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構造を見る限りでは底面はそのままに壁面や天板が折り畳めるようになっており、折り畳みコンテナに近い使用感だろう。組み立て時は479×403×H262mm、折り畳み時は479×409×113mmとなるようで、単純に厚みが約半分になる。容量は31Lで3人家族の一泊二日程度は入りそうだ。

ハードタイプのクーラーボックスは単純にクーラーボックスだけでも重量があることから、中身を入れると持ち運びに苦労することもある。その点このクーラーボックスは重さが約800gと軽量なのも嬉しいポイントだ。

40℃の気温でも0℃以下を8時間キープ

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メーカーによると、40℃の外気温下でも0℃以下を8時間キープすることが出来るとのこと。これだけの性能があれば夏場のキャンプでも大丈夫そうだ。

通常のクーラーボックスと違って間口が広くなっているので、横に広い焼き肉セットも簡単に入れられるし、サイズにもよるがホールケーキも入れられそうだ。子どものためのお誕生日パーティーキャンプもこれで捗る。

発泡ポリプロピレンで繰り返し使える耐久性へ

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発泡スチロールという事から耐久性に不安が残る所ではあるが、その中でも耐熱性、耐油性、耐久性に優れている発泡ポリプロピレンを使用しているので、普通に使用していれば繰り返し使用することが出来る様だ。

とはいえうっかり落としてしまったり、重たい荷物が倒れたりという事があると破損は避けられないので、使用する際には念のための注意が必要だろう。

組み立てて持っていき、折りたたんで持って帰る

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折りたたみが出来るクーラーボックスであれば、自宅で食材を準備して積み込み、キャンプ場で使用した後は折りたたんで帰ってこれるという使い方が出来る。行きよりも帰りの方が積載の難易度は上がるので、少しでも省スペースになるのであれば助かる。

参考価格として発表されているのが4,980円ということで、これを高いとみるか安いとみるかはスタイル次第。2022年2月末から全国のホームセンター等で販売予定とのことで、見つけたら要チェックだ。

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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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