岩本利達
クラファンで400万近く達成!広げて置くだけの薪割りスタンドが9月9日から一般販売開始

クラファンで400万近く達成!広げて置くだけの薪割りスタンドが9月9日から一般販売開始

応援購入サイトMAKUAKEでも注目を集めた折り畳み式の薪割りスタンド「KOBIKI」の一般販売が2023年9月9日に決定した。これを手掛けたのはキャンプギアの聖地”新潟県三条市”にある角利産業株式会社だ。

同社は大工道具や作業用工具などを手掛けているが、新たに立ち上げたアウトドアブランド「KAKUREGA」の第一弾ギアとしてKOBIKIを発表している。2023年2月に実施されたクラウドファンディングでは、目標金額30万円に対して総額398万円を達成するなど、非常に注目度の高いギア。その人気の秘密を見てみよう。

広げて置けばすぐに薪割り可能

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薪を割ろうと思うと、薪を割るための台を用意し、斧やナイフを出し、そのまま叩き割るのかバトニングするのかという流れになる。薪割りの作業自体は結構楽しかったりするが、ゆったりと楽しむ時間もない時もあるだろう。必要なギアも多いし、刃物を扱うため安全性にも気を遣う。

その点、今回一般販売が始まる「KOBIKI」は用意するものもシンプルだし、設置も簡単。専用の収納バッグから取り出しておくだけで薪割りの準備はほぼ完了。他に必要なものがあるとすればペグ用に持ってきたハンマーくらいのものだろう。ハンマーで叩くだけなので子どもでもお手伝いできそうだ。

搭載する専用刃には安全対策も

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薪割りスタンドの中央、薪をセットする箇所には燕三条エリアで作られたハイクオリティな専用刃が使用してあるので、キンドリングクラッカーよりも少ない力で割れそう。この切れ味バツグンの刃についてもフラップを上げれば収納できるので、持ち運びの際に手を切ってしまう心配も無い。逆にフラップの上げ忘れだけは絶対にない様にしたいところだ。

収納バッグは薪バッグにもなる

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付属している専用の収納バッグは帆布で出来ており、耐久力に期待が出来る。ラギッドな雰囲気もキャンプにはピッタリだ。サイドボタンを外せば大きな薪も通せるようになっており、割った薪を一度に運ぶのに便利な薪バッグになるというのも面白い工夫点。ユーザー視点に立った親切なものづくりは、今後のギアの展開にも期待できそうだ。

既に予約販売はスタート!

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一般販売は2023年9月9日からスタートするが、先行して予約販売が開始している。お値段は2万4750円と少々高額ではあるが、美しい立ち姿や燕三条クオリティで長く使用できるという事を考えれば妥当な金額と言ってもいいだろう。

クラファンでの盛り上がりを考えると、在庫数によっては完売する可能性もあるので、購入を検討している方は早めの決断をおススメする。

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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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