岩本利達
今年の冬はアイロンストーブが流行りの予感?発売初日で完売した魅力や特長に迫る

今年の冬はアイロンストーブが流行りの予感?発売初日で完売した魅力や特長に迫る

ヴィンテージ大好きキャンパーの中でじわりと人気が出てきている「アイロンストーブ」。どうやら100年以上前に開発されたもので、名前の通りアイロンを暖めるための器具だったとのこと。

そのアイロンストーブが現代版にアップデートされ、レトロな雰囲気そのままにキャンプで活躍する灯り&調理器具に進化。VASTLANDから2024年10月19日に発売されたアイロンストーブは瞬く間に売り切れとなってしまい、その期待値の高さも伺える。

無骨でレトロなデザインが逆に今風

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アイロンストーブの外観は、トレンドでもあるレトロデザイン。オールブラックの落ち着いたカラーリングはどんなキャンプサイトにも馴染みやすく、他のギアとの組み合わせの幅も広い。特にブラックで統一しているキャンパーにとっては垂涎の逸品だろう。

基本的にはオイルランタンと同じ仕組みで、芯にしみこませたパラフィンオイルが燃焼することで灯る。灯油も使えるとのことだが、煤の事を考えるとパラオイルがおすすめらしい。

4通りの機能でキャンプをサポート

1台で4つの機能をこなし、特にソロキャンプにおいては八面六臂の活躍を見せる。寒さが厳しい秋冬キャンプには必ず持って行きたいクラスのアイテムになりそう。

暖房

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元々アイロンを暖めるための器具だったことから、暖を取るのにも使える。もちろん部屋全体を暖めるという事は難しいが、かじかんだ手を暖めるくらいには使えるだろう。

照明

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オイルランタン同様の仕組みの為、灯りとしても使用可能。むしろオイルランタンよりも灯芯が大きいので、明るさも増す。薪ストーブの様な大型の窓から炎が見えるので、手元はこれで照らせそう。

調理

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本体がステンレスなのに対して、天板にはあえて鉄を使用。熱伝導率が高いので調理をする事も可能だ。網ではなく天板になっているのでクッカーに煤が着かないというのも嬉しい。どれくらいの熱量があるかは使ってみないと分からない部分ではあるが、一応ステーキなども焼ける様子。

保温

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オイルを満タンに入れた状態で6時間燃焼するとのことで、石油ストーブよろしく夜間などを乗せてお湯をキープしておくことが可能。すぐに暖かい飲み物を飲むのに使えそう。

次回入荷はどう?

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VASTLANDのギアは実用的で使いやすいことでも知られているが、このアイロンストーブも例外ではない。例によって発売キャンペーンを行っており、割引率は20%と太っ腹価格だったのも即売り切れという結果にもつながった。

いつものパターンだと次回の入荷は初期ロットの時点では未定。SNSで定期的に再入荷情報が流れてくるので、公式サイトやSNSをこまめにチェックしておけば手に入る可能性はグッと上がるだろう。

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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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