岩本利達
グリルもオーブンも一台で!木製ピザ窯『アップダウングリル』に新モデル登場

グリルもオーブンも一台で!木製ピザ窯『アップダウングリル』に新モデル登場

キャンプでの楽しみといえば、炭火で焼く肉や野菜。そこにもう一品加えるなら、やっぱり窯焼きピザ。自作の本格ピザを味わいたいという声は根強く、専用ギアを取り入れるキャンパーも増えている。

そんな中で注目されるのが、株式会社乗富鉄工所が手掛ける持ち運び可能な木製ピザ窯「アップダウングリル」。今回、銘木フレームをあしらった新モデルの発売と、愛用者向けの「ウッドフレーム交換サービス」が発表された。本格調理の楽しさと、使いやすさ、安全性を兼ね備えたこのギアの魅力を見ていこう。

グリルとオーブン料理を同時に楽しめる!

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「アップダウングリル」の大きな特長は、上下で役割の異なる調理ができる構造にある。上段では炭火によるグリル料理、下段では密閉されたオーブン空間でピザやパン、グラタンなどの焼き料理が楽しめる。

こういったマルチタスクが出来るギアはいくつか登場しているが、アップダウングリルはその中でも群を抜いてデザイン性が高い。ぱっと見ではどちらの機能もあるようには見えないというのが粋で良い。

350℃超えでも安心!火傷しにくい「アップダウングリル」の安全設計

udg202504 (7)オーブン内部の温度は最大で約350℃に達するが、外装には断熱性のある木製フレームを採用。熱伝導を抑えることで本体表面が過度に熱くなりにくく、調理中の火傷リスクを軽減している。

ファミリーキャンプでは子どもがどんな動きをするか分からないので、特に火傷のリスクがあるようなグリルにはかなり気を使う。木製フレームだとちょっと触ったくらいでは火傷の危険も少なく若干ではあるが安心できる。

高温調理も準備・片付けも簡単!

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鋼板製の本体とウッドフレームの組み合わせにより、見た目も実際も重厚な構造。重量は約16kgあり、しっかりとした安定感がある。煙突や一部パーツの取り外しが可能で、積載や収納の工夫次第で持ち運びにも対応できる。

本体後部の煙突が熱と排気を効率よく促し、内部に上昇気流を生み出す「煙突効果」により、うちわであおがなくても自然に火が回り、約20分で350〜400℃の高温に到達する。

長く愛用できる!アップダウングリルの「ウッドフレーム交換サービス」も開始

udg202504 (6)自然素材である木製フレームは風合いがある反面、経年変化や使用による劣化は避けられない。そこで新たに導入されたのが「ウッドフレーム交換サービス」。

購入から数年経過しても、フレームのみを新調することで外観と断熱性を回復できる仕組み。交換用にはクス・ケヤキ・ウォールナット・ホワイトオークといった銘木をラインナップし、自分好みの風合いにアップデートすることも可能だ。

アウトドア調理の幅を広げる、機能美と温もりを備えたギア

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炭火焼きとオーブン調理を両立させた「アップダウングリル」は、見た目の美しさと機能性を高い次元で融合させている。安全性と手軽さを両立し、初心者からベテランまで幅広く使える設計。さらに、ウッドフレーム交換サービスによって長期使用への安心感も得られる。

アウトドアで本格ピザを焼く喜び。家族や仲間と、焼きたてをシェアする時間。その楽しさを、より手軽に、そして長く味わえる一台。キャンプサイトに一つ置くだけで、料理の世界が広がっていく。

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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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