「愛車とのキャンプでもっと快適に過ごしたい!でも、積載量は限られているし、コンパクトなテントじゃリビングスペースが狭すぎて…。」そんなモヤっとした悩みを抱えるツーリングキャンパーに嬉しい解決策が登場した。
オートバイアフターパーツメーカー「株式会社デイトナ」が開発した「MAEHIRO SHELTER MID(マエヒロシェルターミッド)」は、手持ちのテントに後付けするだけで、ファミリーテントのような広大な前室を実現するシェルターだ。
Makuakeでのクラウドファンディングでは目標金額の450%超という圧倒的な支持を集め、その実用性への期待の高さを物語っている。重量わずか1.6kg、収納時48×φ15cmというコンパクト設計でありながら、設営時は330×280×170cmの大空間を創出。中型~小型バイクなら車体ごと収納できる機能も備えている。
後付け拡張という合理的解決策
ツーリングキャンプの宿命とも言える積載制限は、これまでキャンパーにとって「我慢すべき制約」として受け入れられてきた。軽量コンパクトなテントを選べば前室が狭い、快適性を求めれば荷物が増える。そのジレンマを「後付けで解決する」というアプローチは、既存のテントを活かしながら機能を向上させる合理的な手法だ。
高さ95~150cm、幅230cmまでのテントに適合し、デイトナの展開するマエヒロドーム・PLUSやマエヒロドームDUOにも使用可能。ユーザーの声から生まれた製品だけあって、実際のニーズを的確に捉えた設計が評価されている。
軽量性と機能性の両立設計
MAEHIRO SHELTER MIDの基本仕様は、オートバイアフターパーツメーカーらしく、ツーリングキャンパーの制約をよ~く理解した設計となっている。収納寸法48×φ15cm、重量約1.6kgとなっており、積載を圧迫しないサイズ。設営時寸法は約330×280×170cmで、この空間があれば小型バイクの収納も可能となる(一部収納できない車種もあるためご注意を)。
素材にはリップストップナイロン20D(耐水圧3000mm)を採用し、表面は耐久性の高いシリコンコーティングを施している。ポールには強度が高く軽量なアルミ合金(A7001)を使用。
前方のパネルはキャノピーとして機能し、市販のポール(175cm程度推奨)があればさらに空間を拡大できるが、商品にポールは付属しないため別途用意が必要だ。収納袋には夜間の視認性に優れたリフレクタープリントとパルステープを装備し、ツーリング時の実用性を高めている。
テントやタープ追加に代わるコスパ良好な選択肢
標準価格29,700円(税込)という価格設定は、同じ様な広さを持つテント一式と比較すれば手に取りやすい価格帯。特に既存テントを活かせることを考慮すれば、追加で投資するというのも悪くないだろう。
クラウドファンディングでの450%超という実績は、こうしたニーズに裏打ちされており、ツーリングキャンプはもちろん、「お気に入りのテントがあるけどちょっと狭い」という方にも刺さる一張り。そんなお悩みをお持ちの方は検討してみる価値はあるだろう。
ギア
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