コニファーコーン「アングルマスター」をレビュー!ありそうでなかったコンパクトな折りたたみトング

手のひらサイズまで折りたためるコンパクト性と、わずか80gの軽量性を持ちながら容易に物を掴むことができる画期的なトングをご紹介します。
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コニファーコーン「アングルマスター」とは?
100年前から火の道具を作り続けてきたメーカー、田中文金属株式会社が立ち上げたアウトドアギアブランド「コニファーコーン」が開発したトングです。
コニファーコーンは焚き火系のギアを中心に展開している注目のブランド。
折りたたみタイプのコンパクトストーブ「パイロマスター2」や世界最小クラスの折りたたみノコギリ「バタフライソー」など、ソロキャンプやツーリングキャンプにピッタリなギアを多数展開しています。
そんなコニファーコーンが開発した「アングルマスター」は、ありそうでなかったコンパクトな”折りたためるトング”として軽量志向のソロキャンパーを中心に話題となっています。
スペック情報
ブランド | コニファーコーン |
---|---|
商品名 | アングルマスター |
価格 | 1,800円(税別) |
サイズ | 使用時:長さ 235mm 高さ 16mm 折畳み時:長さ 135mm 高さ 16m |
重量 | 80g |
公式サイト | コニファーコーン |
アングルマスターのレビュー
では実際のアングルマスターをレビューしていきます。
パッケージ
まずはパッケージされた状態を見ていきます。
こちらがパッケージされた状態です。
裏面には特長と注意事項が記載されています。
要約すると以下のようです。
【特長】
- 本体のステンレス部分は可動域が広くアングルを自由にできる”フリーアングル”
- 先端は”3D先端加工”という特殊加工なので物を掴みやすい
- グリップにはヒノキを使っているので熱が伝わりにくい
【注意点】
- 使用加減によってはグリップは熱くなるのでやけどに注意
- 本体のステンレスは鋭利な部分もあるのでケガに注意
- 利用する際は軍手などをして手を守る
- 強い力で可動域外に力を入れると故障の原因になる
サイズ感と重量
次はサイズ感と重量を見ていきます。
収納時は手のひらに収まるほどコンパクトなサイズになります。
さらにサイズ感が比較しやすいよう100円均一で買った長さ23cmのトングと一緒に並べてみました。100均のトングと比べると折りたたんだ状態ではこんなにコンパクト。
本体のステンレス部分を開いた状態では2倍ほど長くなります。100均のトングと比べてもほとんど長さは変わりません。
実際に重量も測ってみましたが「86g」とスペック情報より「6g」重いようです。製品によっては個体差もありますので誤差の範囲かと思いますが、軽量であることに変わりはなさそうです。
可動域と掴みやすさ
特長である可動域の広さと掴みやすさを試してみます。
可動域
まずは収納状態から。
本体のステンレス部分をスライドさせます。
直角の状態でもしっかりしているのでこのまま物が掴めそうです。
トングを完全に開いた状態です。本体のステンレス部分はこのように180度角度を変えることができます。
掴みやすさ
先端にかけギザギザと加工されているので。
こんな角度でも容易に物を掴めました。
使用感
実際に焚き火で使ってみました。
調理用トング
焚き火での鉄板焼で使ってみましたが、鉄板上の肉をしっかり掴めるのはもちろん、ステンレス部分に少しだけ角度をつけることで。
楽な姿勢でひっくり返せるのでより調理がしやすかったです。
火ばさみ
燃えかけの炭はもちろん。
大きめの薪でも容易に掴めました。
唯一残念な点
実際に使ってみて、唯一残念と思ったのは収納時にグリップが開いたままな点でした。
ここが閉じることでケースに入れる際よりコンパクトに収納できるので、ロックできる金具などあればさらによいのではと思いました。
アングルマスターレビューまとめ
最後にこれまで紹介したポイントをまとめてみました。
- ありそうでなかったコンパクトな”折りたためるトング”
- 可動域が広いのでアングルを自由にできる
- 先端は特殊加工なので物を掴みやすい
- グリップはヒノキを使っているので熱が伝わりにくい
- 展開時は十分な長さなのに収納時はコンパクト、そして軽量なのでかさばらない
- ソロキャンプだけではなく普段のキャンプでも大活躍
- 収納時にグリップが閉じない点が唯一残念
コニファーコーン「アングルマスター」はキャンプの焚き火や調理をさらに楽しくしてくれるギアでした。安価な商品にはない利便性の高いトングを探している、そんな方の参考になれば幸いです!