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ヘネシーハンモック超軽量モデル「ハイパーライト」実践レビュー

ヘネシーハンモック超軽量モデル「ハイパーライト」実践レビュー

ヘネシーハンモックの中で最軽量モデルのハイパーライトを買ってしまいました。

ハンモックの伝道師と言っておきながら、ハンモックの有名メーカー商品(キャンプYouTuber芸人のヒロシが愛用してるDDハンモック、超軽量でコンパクト収納が魅力のハミングバード等)は一度も使ったことがない雑魚カスのカクタスです。こんにちは。

今回はハンモックで宿泊することを前提に作られたというヘネシーハンモックを使い、某有名キャンプ場でリアルハンモック泊して来ましたのでガチの実践レビューをお届けします。

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ヘネシーハンモックとは

ヘネシーハンモックハイパーライト

ヘネシーハンモックは、キャンプで避けては通れない虫や雨から身を守るためのバグネットとタープが標準装備となっており(リーフハンモックという蚊帳無しタイプも有り)、寝心地を追求する為にハンモックの形を左右非対称としたことで特許も取得しているキャンピングハンモックのメーカーです。

以前に紹介したイーストヒルズの激安ハンモックと違い、ハンモック内部に通ったリッジラインがバグネットを支えているので、後から蚊帳を吊るす手間を省くこともできるという親切設計。ただし、激安ハンモックとは異なる部分で面倒な箇所もあったのでそちらも後ほど解説します。

ヘネシーハンモックの種類

ヘネシーハンモックは用途別に色々な種類のハンモックが発売されていますが、日本の国内正規代理店であるA&Fカントリーが取り扱っているモデルは主に以下の5タイプです。その他にもAmazonや楽天などの通販サイトで探すと並行輸入品として別の種類も販売されていますが、多少のプレミア価格が付いていたりもします。

ハイパーライトA-SYM ZIP

ヘネシーハンモックハイパーライトは現在販売されているモデルの中で一番軽量でコンパクトなモデル。本体重量483グラム、耐荷重90キロ。ハンモック本体の裏側にあるスリットから出入りしていたこれまでのクラシックタイプと異なり、A-SYM ZIPは蚊帳側面にジッパーが装着されたことでチェアとして使用したり物を置いたりと利便性が向上してます。

ウルトラライトバックパッカーA-SYM ZIP

ウルトラライトバックパッカーは、エントリーモデルであるエクスペディションと同じ大きさで就寝時の快適性を保ちつつ重量1キロを切る超軽量モデル総重量860グラム、耐荷重90キロ。70デニールの本体生地は吸血性昆虫の針を通さない高密度ナイロンを使用。その名前の通りバックパッカーに人気のモデルです。

エクスペディションA-SYM ZIP

ヘネシーハンモックのスタンダードモデルがこちらのエクスペディションA-SYM ZIP。厚手の蚊帳とタープが強い日差しや虫から身を守ってくれます。総重量1160グラム、耐荷重113キロ。旧モデルは本体下部にベルクロ式(マジックテープ)の出入口がありましたが、ZIPモデルからは側面にジッパーが付いて出入りが楽になりました。

ジャングルサファリZIP

ヘネシーハンモックの中で最大サイズのモデルがこちらのジャングルサファリ。底面が二重になっていることで蚊や虫の脅威を無くし、別売りの保温シートを挟むことで背中側の保温性能の向上も可能。重量1900グラム、耐荷重160キロ。カップルでの使用にも耐えられます。

リーフハンモック

ヘネシーハンモックで初めての蚊帳無しタイプ。ヘネシーハンモックの特徴である非対称の形とリッジラインは備わっています。重量533グラム、耐荷重114キロ。タープと蚊帳が付属していないので軽量で収納もコンパクト。気軽に持ち運びできるハンモックです。

ヘネシーハンモックと他メーカー商品の比較

せっかくヘネシーハンモックの最軽量モデルを購入したので他メーカー商品との徹底比較とかもしてみたいのですが、正直に言って私は他の有名メーカーのハンモックを使ったことが無いためスペック表での比較ぐらいしかできません。

そんなスペック上の数値比較なんて調べれば分かることなので、ここから先は筆者愛用のAmazonで販売されている激安ハンモック四天王の一つ、イーストヒルズハンモックと一体どこが違うのかを実践検証した超個人的レビューとなります。イーストヒルズの激安ハンモックが気になる方は以下の記事をどうぞ。

ヘネシーハンモック ハイパーライト実践レビュー

キャンプ場で張ったヘネシーハンモックハイパーライト

それでは早速キャンプ場でハイパーライトの初張りをしてみようと思います。上の写真は完成形となりますが、今回はちょっとした大人の事情でハンモックを張るのにはあまり最適な環境では無かったことだけ先にお伝えします。

ハンモック泊を実践するキャンプ場

浩庵キャンプ場セントラルロッヂの外観

本栖湖の浩庵キャンプ場が本日の実践場所。平日にバイクソロで大人一名1,900円。富士山の眺めは最高でしたよ。関東近郊や長野、静岡あたりにお住まいならおすすめのキャンプ場。

ハンモック泊をするキャンプサイト

様々な経緯があり本日のサイトはここになりました。浩庵キャンプ場はハンモック泊をするのに良いロケーションのキャンプ場だったのですが、色々あって一本の木から横に伸びている枝にハンモックを張ることになったので少々手こずるかも知れません。しかし、まあ、なんとかなるでしょう。多分。

キャンプ場の詳細が知りたい場合は、浩庵キャンプ場のレビューもありますのでそちらをどうぞ。こんな場所でハンモックを張らなければいけなくなった事の顛末も分かります。

ヘネシーハンモックハイパーライトの張り方

まずはヘネシーハンモックハイパーライトに同梱されているツリーハガー(樹皮を保護するために巻くベルト)を取り出して、適当な枝に巻き付けていきましょう。

ヘネシーハンモックハイパーライトのツリーハガー

ハイパーライトA-SYM ZIPのセット内容

  • ハンモック本体
  • ツリーハガー
  • タープ
  • 収納袋

ハイパーライトのツリーハガーは不安になるレベル

ツリーハガーを木に巻き付ける

袋から出した瞬間に感じたことですが、このベルトがペラッペラ過ぎてメチャクチャ不安です。縫い目も四角に米型だけなので大人が思い切り引っ張るだけで切れてしまいそうな感じがします。ところどころ解れもあるし、本当に大丈夫かいな。

イーストヒルズと同じように、ベルトの先端についている穴に片側を通して片方の結び目だけに荷重をかけるのが怖かったので、二本のベルトで重量を受け止められるようにこのような巻き方をしました。

反対側の木にもツリーハガーを引っかける

反対側にもくるっと巻いて引っ掛けておきましょう。ベルトの長さがイーストヒルズと比べるとかなり短く、太い幹しかない時はどうするか考えておかないといけませんね。本体のロープとベルトをどのように結ぶかが就寝時の安心安全に直結します。

ハンモック本体の端から出たロープを結び付ける

ヘネシーハンモックハイパーライトのロープ

おいっ!!こんな細いロープ一本で本当に大丈夫か!?と叫びたくなるロープが出てきました。

しかし、そんな泣き言を言っていても始まらないので、泣く泣く先ほどのツリーハガーに巻き付けます。あ、このハンモックはカラビナが付属してません。激安ハンモックはカラビナ付きで瞬間セッティングが可能でしたが、こちらは最低限のロープワークが必要になります。

快適な設置を目指すなら別売りでカラビナを購入するのがおすすめ。私も買う予定。

今回は仕方がないのでロープの長さが調節できて信頼性もあるトラッカーズ・ヒッチでツリーハガーに結びつけることにしました。

へにょへにょになったハンモック

へにょんへにょんじゃねーかっっ!!

いや、ごめんなさい。これは完全に私が悪い。もっとちゃんとハンモックに適した場所にセッティングが出来れば良かったのですが、ピンと張ろうとすると高さを取らなくてはいけず、そうすると地面から距離が離れすぎて腰を掛ける時に使いづらくなりそうだったので、最終調整は後ほど行うことにします。

ハンモックを広げて安定させるバンジーコードをセット

ヘネシーハンモックのバンジーコード

ハンモックのサイドについているバンジーコードと呼ばれるゴム紐は、寝床を左右へ広げ、ハンモックから転がり落ちてしまわないように安定性を上げる役割があります。適当な位置にペグを打って固定しましょう。

張り方が下手過ぎてブーメランみたいになったハンモック

ソニックブームみたいになっちゃったよ!初めてにしてもセッティングが下手すぎますが、とりあえずはこれで本体の設置は完了しました。ええ、あとあと調整をすれば良いんですよ。今の段階でそこまでこだわらなくても寝るときに快適であれば、それでええねん。

ハイパーライト付属のタープを張る

ヘネシーハンモックハイパーライトの付属タープ

こちらがヘネシーハンモックハイパーライトの付属タープ。かなりコンパクトで軽いです。20デニールと薄いので耐水性能がどれほどあるのか心配ですが、調べても情報が出て来ません。小雨程度であれば何とかなりそうですが本格的な雨の日には怖い。

心配な時は別でタープを持って行った方が良いですね。私もタープ泊用に耐水圧20,000mmの完全防水、嵐が来ても絶対に濡れないというアクアクエストのタープを持っているので持ち運ぶ予定。

タープの端についたフック

付属タープの端にはこのようなフックが付いているので、これをハンモック本体のロープにくっ付いているフックに引っ掛けます。というか、糸が解れてますやん。大丈夫これ?ねえ?

本体ロープのフックに引っ掛ける

解れた糸は見なかったことにして、上にあるフックはハンモック本体のコードに固定されてるのですが、プルージックノットという結び方で左右に移動が出来る結び目となっているのでタープのテンション調節が自由に行えます。

タープ両端についたフックでテンションを調節して、後は先ほどバンジーコードを張ったペグにタープから出ている紐を張れば設営は完了。あとは最終的な調整をするだけで完成です。

良い感じに収まったハンモック

こんな感じですね。どうでしょう?そこそこ形にはなりましたね。本来ならタープと本体をもっと近づけることで一体感が増してよりスマートな見た目となるのですが、ロケーションが悪くてこれ以上はどうにもなりませんでした。

ヘネシーハンモックハイパーライト設営画像別の日にハンモックキャンプした時の理想的な写真

張り方のコツとしては、適度に距離のある2本の木の間に張ること、ロープワークが分からない時は最低でも「もやい結び」は覚えておくこと、途中でブーメランみたいになっても挫けずに最後まで続けること、ですかね。

それと軽量化のためだと思いますが、ジッパーは片側にしかついていないので張る前に正面を決めて出入口を間違えないように設営しましょう。今回は2分の1で当たりを引いていたので大丈夫でした。

ヘネシーハンモックハイパーライトの寝心地

生地がしっかりしているので体がまっすぐになる

ハンモックの設置が完了したので実際に寝てみることにしました。そこで感じたのが、生地全体にハリが有り、激安ハンモックと比べて身体が安定する!ということ。

激安ハンモックの場合、起きたら身体がくの字になっていたということもあるのですが、ヘネシーハンモックは独自の非対称な作りからか窮屈さを感じることも無くかなり快適に眠れました。

それと、リッジラインに掛かっているポケットがとても優秀

リッジラインに設置された小物入れ

このポケットは斜めに縫い目が入っていて、小さいポケットと大きいポケットに分かれているのですが、横ではなく上部にポケットが付いていることでポケットに入れたスマホやモバイルバッテリーが寝ている間に邪魔に感じることも無く、心地よく眠れました。

リッジラインには他にも小さなフックが2つ付いており、小型ランタンを吊るしたり、ヘッドライトを引っ掛けておくことで夜中の活動も非常に快適です。

ヘネシーハンモックにおすすめのオプション品

オプションのスネークスキンがあると設営撤収が楽

ヘネシーハンモックスネークスキン

出典:amazon

ヘネシーハンモックにはスネークスキンという設営がクッソ簡単になるオプション品があります。なんとハンモック本体とタープを合わせて両端からゴモゴモと収納できるようになるアイテムで、設営も撤収も秒で出来るようになります。

ただし、そうすると必然的にタープと本体を一緒に収納しなければいけないので、パッキングの問題でセパレートに収納したい自分にとっては今のところは必要ありません。いつか必要になったら買います。間違いなく超便利なので。

木がない場合はトレッキングポールを使う方法もある

ハンモック強者になると、トレッキングポールを使ってハンモック泊をする人もいるみたいです。もちろん体全体を浮かせることはできないので地上シェルターとしての活用という感じのようですが、他にもハンモックを地べたに敷いて簡易バグネットとしての使用なども出来るようです。

しかしハイパーライトの場合だとそういう使い方したら本体生地が破けそうなので、ウルトラライトバックパッカーやエクスペディションのようなモデルの方が安心ですね。

ハンモックの防寒対策は寝袋とマットで

ハンモックの防寒対策に使用しているマットと寝袋

これはどのハンモックにも共通する悩みだと思いますが、やはりハンモックは背中側がどうしても冷えます。寝袋に入っていても体重によって背中側が押し潰されて保温力が低くなるので、マットなどで防寒しなければ夜中に寒さを感じるかも知れません。

しかし今回持って行った銀マットは体の背面を頭から足先までカバーするサイズだったため、ハイパーライトには大きくてハンモックの中で折れ曲がってしまい逆に動きづらくなる場面もありました。その為、マットも背中だけの小さな面積のものを使用するか、あるいは毛布やブランケットで保温力を底上げするという方法を取ると良いと思います。

アンダーキルトという防寒防風グッズ

ハンモック式寝袋のアンダーキルト

出典:amazon

ハンモックの防寒対策には他にもアンダーキルトを使用する、という方法も有ります。

アンダーキルトとは簡単にいうとハンモックの背面を覆う寝袋のような物になるのですが、ハンモックより収納サイズが大きくなりますし、ハンモックが張れずに地面に寝ることになった場合の汎用性を考えたらマットの方が良いんじゃないかと私は考えています。

実際に使ったことが無いのでアンダーキルトの防寒性能の高さによっては銀マット代わりに持って行くことも候補の一つです。

アンダーキルトを実際に使ってみました

冬のハンモックの防寒対策

※追記

アンダーキルトを実際に使ってみましたが、暖かさが段違いでした。銀マットは動きが制限されてしまいますが、アンダーキルトは包まれている感じがあり、そこにさらにエアマットを追加することで真冬でも一切の寒さを感じることなく快眠できました。

ハイパーライトじゃなくウルトラライトで十分だったかも

ヘネシーハンモックハイパーライトでソロキャンプ

実際にヘネシーハンモックのハイパーライトでキャンプ泊してみて個人的に思ったのが、ここまで軽量コンパクトにこだわらなくても良いんじゃないか、ということです。

私の場合、バックパック1つでキャンプをすることが有る種のこだわりでもありキャンプの楽しみ方のひとつにもなっているので、収納サイズにこだわってハイパーライトを選択しましたが、スペック的にはウルトラライトバックパッカーでも十分だったように感じます。

むしろコンパクト化にこだわりがなければ、エクスペディションモデルでハンモックの快適さを存分に楽しむ方が全然良いです。ハイパーライトなんて過剰な性能ですし、バックパックスタイルが好きな私にも少々オーバースペックだったかなと反省しています。

もしこの記事でヘネシーハンモックに興味を持ったのなら、自分がどのようにキャンプを楽しみたいか考えた上でモデル選択することを強くおすすめします。もちろん、これから何度か使い込んでいく中で、ハイパーライトのさらに優れた点や気になる部分も出てくると思いますので、そちらも追ってご報告をさせて頂ければと思います。

以上、ハンモックの伝道師カクタスでした。

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  • 愛車のハーレー スポーツスターXL1200Cが事故って廃車になったので、近所のバイク屋でHONDA GB350Sを注文したら「ちょうど1台だけ確保できたよ。事故ったタイミングがバッチリだね!」と笑顔で言われました。バイク乗りは頭おかしい人ばっかり。

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