日帰り登山から縦走登山へとレベルアップしていくうちに、テント泊登山に憧れを抱く人も多いのではないでしょうか?
私がテント泊登山を始めたきっかけは、初めて北アルプスのパノラマ銀座を縦走した時に、大人気の燕山荘で3畳に6人の大混雑を経験したことです。
以前は、小屋泊で同じ部屋の人達と仲良くなれたり、出会いの素晴らしさをより体感できましたが、近年はコロナの影響で山小屋も人数制限され予約を取るのが困難な山小屋も…。
そんな中、プライベートを確保できるテント泊登山が増えつつあるようです。
何かと「ロマン」好きな私は、自分の足で衣食住すべてを背負って歩くことにロマンを感じ過ぎてテント泊がやめられません。そんなテント泊の素晴らしさを初心者でも体感できるのが「木曽駒ヶ岳」。体力に自信がなくても、ロープウェイでサクッと登れて初めてのテント泊にも最適な木曽駒ヶ岳についてご紹介します!
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目次
木曽駒ヶ岳は中央アルプスの主峰
標高2,956mの木曽駒ヶ岳は、長野県の木曽谷と伊那谷にまたがって南北に連なる中央アルプスの最高峰です。
ロープウェイの終着駅である2,612m地点には千畳敷ホテルがあり、観光客にも人気のスポットとなっています。
ロープウェイで一気に950mも標高を稼ぐことができ、気軽に3,000m級の絶景を楽しめる山として夏は登山初心者にも人気があります。また、秋は紅葉の絶景スポットとして多くの観光客や登山客で賑わいます。
日帰りで簡単に登れる山ですが、あえて一泊する贅沢登山をすることでゆったりとした時間を味わえます。
木曽駒ヶ岳山頂までのルートをザックリとご紹介
まずは駒ヶ岳ロープウェイに乗り込み、7分半程で2,612mまで一気に標高をあげます。
ロープウェイを下りたら、八丁坂と呼ばれる急勾配をひたすら登ります。
見上げると「うわっ…」と気分が萎えますが、ここさえ登れば後は楽勝なので頑張りましょう!コースタイムは40分ですが、「私テント泊だし…」という言い訳をしながら焦らずゆっくり登ります。
八丁坂を登りきると乗越浄土(のっこしじょうど)と呼ばれる広い場所に出ます。振り返ると、絶景で疲れが吹っ飛びます!
後は、緩やかな坂道を登って木曽駒ヶ岳の手前にある中岳を目指します。
中岳を超えて少し下ると、そこはもうテント場です。山小屋で受け付けを済ませて、先にテントを張っちゃいます。乗越浄土からテント場までは、コースタイムで40分です。
テントに重い荷物を置いたらサコッシュのみのお気軽スタイルで木曽駒ヶ岳の山頂を目指します。山頂まではコースタイムで20分。荷物が軽いのでサクサク登れます。
あっという間に木曽駒ヶ岳の山頂に到着です。お天気が良ければ絶景を拝めますよ!
木曽駒ヶ岳の魅力
大迫力の千畳敷カール
木曽駒ヶ岳といえば、大迫力の千畳敷カール!ロープウェイを降りると目の前に広がる千畳敷カールは圧巻です。秋になると一面が紅葉で彩られ、さらに絶景が広がります。
また、千畳敷カールは高山植物の宝庫でもあり、夏はチングルマやシナノキンバイ、ヒメウスユキソウなどさまざまな高山植物が咲き乱れます。
お花畑を周回できる遊歩道もあり、この千畳敷カールの絶景を見るために多くの観光客も足を運びます。
日本アルプス・八ヶ岳・富士山を一望できる絶景
中央アルプスにある木曽駒ヶ岳は、南アルプスから北アルプス、八ヶ岳、富士山まで一望できる絶景スポット!一度この絶景を見ると、山登りの世界から抜け出せなくなります。
私はお天気に恵まれていたので、すべて見渡すことができて大興奮!登ったことのある山をこうしてまた違う山から見るのも、ロマンがあってたまりません。
くつろげる広々とした山頂
なだらかな木曽駒ヶ岳の山頂は、とても広々としています。そのため、周囲を気にすることなく、絶景を眺めながらのんびりとくつろげるのも魅力。山頂で写真撮影を終えた人たちが、あちらこちらでご飯を食べながらくつろいでいました。
テント場からも往復約30分と近いので、時間を気にすることなく山頂でゆっくりとできるも木曽駒ヶ岳のいいところ。朝日や夕日を見に山頂に登るのもおすすめです。
絶景が広がる雲上のテント場
山頂からの景色は360度絶景ですが、テント場も景色が開けていて絶景が望めます。目の前には八ヶ岳が。雲海が広がるとより一層美しさが増します。
ロープウェイで気軽に雲上のテント場に来られるのは、木曽駒ヶ岳くらいではないでしょうか。
雲海を眺めながら「下界は曇りか…」なんて思うのが、ちょっとした至福の時間です。特に、朝焼けの時間は空がグラデーションになり、息を飲む美しさです。
余裕があれば宝剣岳も
木曽駒ヶ岳のすぐそばにある宝剣岳は百名山ではないものの、ギザギザとしたカッコイイ形から人気の高い山です。ただし、宝剣岳はある程度岩登りの技術が必要となります。また、安全のためヘルメットの着用が推奨されています。
気軽に登れる山だけど注意点も
高山病には注意!
ロープウェイで気軽に登れる山ですが、それゆえの注意点が高山病。
実際、今まで3,000mを超える山に登っていても空気の薄さすら感じない鈍感な私ですが、ロープウェイで一気に標高を上げて体が慣れる前に八丁坂を登ったことで、途中で気分が悪くなり何度も休憩しました。
「これが空気が薄いということか…」と初めて感じたのはいい経験でしたが、せっかく来たのに楽しめない…ということにならないように、登り始めはゆっくりと体を慣らして、水分補給もしっかりと!
紫外線対策も忘れずに
どの山にも言えることですが、木曽駒ヶ岳は特に標高が高いので紫外線対策を忘れずに!テント場も標高2,870mほどのところにあるため、日差しがガンガン降り注ぎます。
紫外線は標高1,000mにつき10%増しと言われているので、単純計算で下界の30%増…。
お天気なのは嬉しいことですが、肌には大敵。日焼け止めをこまめに塗って、帽子やサングラスで紫外線をブロックしましょう。
最後に…行列や混雑は覚悟の上で
木曽駒ヶ岳は初心者でも登りやすいことから非常に人気の山です。そのため、バス乗り場からロープーウェイ、登山道まで行列は当たり前。バスやロープーウェイに至っては、登山客だけでなく一般の観光客もいるので時期によっては大混雑します。
私は平日に行きましたが、それでも大勢の人で賑わっており、バス乗り場は朝5時半にはすでに行列ができていました。
知らずに行くとびっくりするので、行列や混雑覚悟で挑んでください。
木曽駒ヶ岳で贅沢な時間を過ごそう
気軽に登れる山ではありますが、標高も高く想定外のことが起こり得る可能性もあります。きちんと登山届を提出し、しっかりとした装備で登ってくださいね。木曽駒ヶ岳で一泊すれば、テント泊に夢中になること間違いなしです!
ギア
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