北海道の中心部にある自然豊かな町、当麻町。2017年より開始した官民協働のタウンプロモーション「全部ある当麻町プロジェクト」の一環で、本格的なサウナを車内で楽しめる「キャンピングサウナバス」が完成した。
2021年6月21日(月)からは一般へのレンタカー事業を開始し、当麻町ふるさと納税返礼品のラインナップにも追加された。
北海道の壮大な自然を眺めながら「ととのえる」キャンピングサウナバスを早速チェックしていこう!
目次
当麻町サウナプロジェクトスタートのきっかけ
官民協働の「全部ある当麻町プロジェクト」の力による、Made in 当麻町「“ととのう”町」サウナプロジェクト。プロジェクト発端のきっかけとなったのは、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」創始者である、前澤友作氏からのふるさと納税支援だ。
当麻町の村椿哲朗町長が「当麻町の自然の中でサウナを基軸とした観光振興、リラックスしながら仕事のできる空間を創造したい」とTwitterで応募し、500万円のふるさと納税が寄付されたことから動き出した。
テレワークの普及やキャンプブームなどの全国的な流れと、心身の健康増進や癒しの効果として近年注目が集まるサウナは相性が良い。
また、自然豊かな環境でさまざまなアクティビティを展開している当麻町にマッチした新しい試みということで、サウナプロジェクトは急ピッチで進んだ。
当麻町「”ととのう”町」サウナプロジェクトとは?
当麻町「”ととのう”町」サウナプロジェクトを構成する取り組みとして、下記の3つが上がった。
チェック
- 民間活力による国内初キャンピングサウナバス開発
- 森の中でのサウナとキャンプを楽しめる場の創出
- キャンプ場近接の温浴施設「ヘルシーシャトー」サウナによる魅力向上
プロジェクトの1番目の課題として真っ先に取り組んだのが、全国で初めて、本格的サウナが車内で楽しめる「キャンピングサウナバス」の開発。
当麻町ならではのサウナバス開発に向けて、キャンピングカーの製造事業を手掛けるトウマ電子工業「Touma Auto Project」が車両開発、サウナスペース内装などの木材提供には当麻町森林組合やHOKUON×北央銘木など、当麻町が誇る町工場がタックを組んでプロジェクトは進められた。
当麻町の官民の力を合わせた結果、本場フィンランドの入浴方法である「ロウリュ」が車内で体験できる、国内初となるキャンピングカーが、わずか3か月という開発期間で完成。
キャンピングサウナバスは、サウナーの間で使われるサウナ用語「ととのう」から、「当麻町 ととのえバス」と名付けられた。
当麻町ととのえバスの詳細
キャンピングカーならではの充実した設備
ととのえバスに入ると、中はキャンピングカーならではの装備が充実している。
就寝時はテーブルを取り外しベッドにすると、3~4人就寝可能。シンクや電子レンジ、冷蔵庫、テレビなども装備されている。
本格的なサウナ室
後部に本格的なサウナを装備。内装には当麻町産のトドマツを使用しており、木の香りを楽しめる。
ロウリュも体験可能
専用設計のサウナストーブはサウナストーンも用意しているので、水をかけて蒸気を発生させる「ロウリュ」も楽しめる。
サイドオーニングを装備
車体側面にはサイドオーニングも装備されている。アウトドアチェアやテーブルを持ち出して、キャンプ気分を味わうのも良いだろう。
ととのえバスで北海道サウナ旅を体験しよう!
6月21日より一般へのレンタル事業の開始に伴い、ふるさと納税の新たな返礼品として「ととのえバス」がラインナップされた。10万円以上の寄付金額で、24時間の利用料金が含まれるという内容だ。
また、同時に製作された軽自動車のキャンピングカーのレンタルも返礼品(寄付額:34,000円以上)に加わるそうだ。
キャンピングサウナバスのふるさと納税返礼品の申込み、およびレンタル予約は6/21(月)に開始されている。自然豊かな北海道当麻町で、家族や仲間たちと素敵なサウナ旅を体験してみてはいかがだろうか。
ギア
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