キャンプ飯の定番!レトルトカレーのアレンジレシピ7選

とくにおすすめなのが、キャンプ飯への活用。完成された美味しさが詰まったレトルトカレーは、調味料や材料をなるべく抑えたいキャンプ飯に最適です。しかも、殆どの主食級食材にマッチするという、アレンジ飯の最強アイテムともいえます。
かくいう私も、レトルトカレーに助けられている1人です。そこで今回は、私が「これはウマい!」と太鼓判を押すレトルトカレーのアレンジレシピを紹介したいと思います。意外な食材も登場しますが、その美味しさは間違いありません。
目次 [close]
レトルトカレーはキャンプ飯最強のアレンジアイテム
レトルトカレーのレシピと聞くと「温めてかけるだけ」と想像しがちですが、食材をプラスワンするだけで、さまざまな味へと変身してくれます。また、和えるもよし、薄めるもよし、炒めるもよしと、調理法でも変化が楽しめる食材です。
何より、食材管理に気を遣うキャンプでは、常温保存できるレトルトカレーは重宝されるべきアイテムでしょう。味付けも完成されてるので、調味料の持参も最小限に抑えられます。とくに米や麺類との相性がバツグンによく、ワンプレート料理やメイン料理に最適です。
そして、もう1つの楽しみが、自分好みのレトルトカレーを選べるという点。スーパーに並んでいるだけでも、レトルトカレーの種類は相当数あります。甘口か辛口かでも味を変えられますし、具材の違うレトルトカレーを数種類使い分けるのもありでしょう。キャンプ飯のレシピに悩んだら、とりあえずレトルトカレーを準備しておけばほぼほぼ安心です。
レトルトカレーのアレンジレシピ7選
実際に私が作ったアレンジレシピを紹介します。どのレシピも、食材・手間ともに最小限となっているので、手軽に済ませたいキャンプ飯でぜひお試し下さい。
カレーピラフ
【材料】(4人分)
- 米:2合
- 水:420ml
- コンソメ:キューブ1個
- レトルトカレー:1袋
- ミックスベジタブル:好きなだけ
【作り方】
- コンソメは軽く砕いておく
- 鍋にミックスベジタブル以外の材料を入れ、軽く混ぜる
- ミックスベジタブルを入れ、蓋をして30分ほど置いておく
- 鍋を中火にかけ、蓋との隙間からフツフツとした泡や白い蒸気が出てきたら極弱火にする
- 極弱火で13分火にかける
- 13分後、火を消し13分蒸らせば完成。
レトルトカレーが、ふんわりカレー風味のピラフに変身です。ミックスベジタブルを入れれば、美味しさも彩りも満点!おにぎり型に握ると食べやすく、キャンプの朝食にもぴったりです。我が家ではとくに子供から好評で、バクバクとあっという間に無くなりました。
カレーうどん
【材料(2人前)
- 茹でうどん:2玉
- 水:400ml
- めんつゆ:濃縮に合わせて調整して下さい
- レトルトカレー:1袋
- 好みでネギ:適量
【作り方】
- 鍋に水とめんつゆ、レトルトカレーを入れ煮立てる。
- うどんを入れて煮込み、最後に好みでネギを散らせば完成。
定番のカレーうどんが、賞味5分、鍋1つで簡単に出来上がります。めんつゆは、濃縮度合いによって入れる量を調整して下さい。スパイスたっぷりのレトルトカレーを入れることで、店顔負けの本格的なカレーうどんが即座に完成します。
自由軒風カレー
【材料】(1皿分)
- 炊いたごはん:およそ2膳分
- シーチキン:1缶
- レトルトカレー:1袋
- 卵黄:1個
- 好みでウスターソース:適量
(炊きたてごはんバージョン)
- 皿に米を入れ、シーチキンとレトルトカレーを入れて混ぜる。
- 平らに形成し中央を少し窪ませ、卵黄を乗せる。
- 好みでウスターソースをかければ完成。
(冷やごはんバージョン)
- フライパンに冷やごはんと水大さじ3を入れ火にかける。
- ごはんを混ぜながら温める。
- ごはんが十分に温まったら、シーチキンとレトルトカレーを入れ混ぜる。
- 平らに形成し中央を少し窪ませ、卵黄を乗せる。
- 好みでウスターソースをかければ完成。
かの有名な自由軒のカレーをレトルトカレーで再現。シーチキンを入れることで、アクセントと旨味がプラスされます。キャンプ場でごはんを炊く場合は、そのまま具材を混ぜるだけ。もし冷やごはんを持参する場合は、水分を加えフライパンで加熱すると熱々に仕上がります。
カレーラーメン
【材料】(1食分)
- インスタントラーメン(醤油味):1袋
- 水:インスタントラーメンの作り方に記載された量
- レトルトカレー:1袋
- 卵:1個
【作り方】
- 鍋に水を入れ沸騰させる。
- 鍋に付属のスープを半量、麺を入れて煮る。
- 麺が煮えたら、卵とレトルトカレーを入れひと煮立ちさせれば完成。
レトルトカレーとインスタントラーメンという、最強のお手軽食品を掛け合わせたレシピです。塩気を調整するため、付属のスープは半量に留めて下さい。また、卵を加えるとジャンク感が多少和らぎます。大人から子供まで、誰もが美味しいと唸る1品です。
スキレットでパングラタン
【材料】(1皿分)
- 食パン:2枚
- レトルトカレー:1袋
- バター:適量
- 粉チーズ:適量
- 乾燥パセリ:適量
【作り方】
- 熱したスキレットにバターを溶かします。
- 一口大にカットした食パンを敷き詰め、レトルトカレーを入れます。
- カレーがグツグツしてきたら、粉チーズとパセリを振りかけ完成。
熱々スキレットにのせれば、こんがりグラタンが出来上がります。バターは気持ち多目に入れると、パンにじんわり染み込みコクがアップ!振りかけるチーズは、粉チーズのほかにスライスチーズでもOKです。ただし、溶けるまで待てないせっかちさんには、すぐ食べられる粉チーズをおすすめします。
カレーパインパスタ
【材料】(1皿分)
- パスタ:100g
- 缶詰のパイン:好みの量
- レトルトカレー:1袋
- オリーブオイル:適量
【作り方】
- 茹でたパスタにオリーブオイルとレトルトカレーを掛ける
- 一口大にカットしたパインをのせれば完成
パスタを茹でるだけで、ほぼほぼ完成の1皿。そして「この組み合わせ大丈夫?」と心配になる方もいると思いますが、意外や意外。甘いパインとカレーの組み合わせは絶品です。
カレーのスパイスにパインの甘みと酸味がプラスされ、奥深い味わに変身します。大人向けのレシピかと思いきや、我が家の子供たちに大好評でした。ファミリーキャンプのメイン料理に試していただきたいアレンジレシピです。
カレーのレタス包み
【材料】(4人分)
- 合い挽き肉:200g
- 玉ねぎ:1/2玉
- レトルトカレー:1袋
- オリーブオイル:少々
- ケチャップ:大さじ1
- レタス:好きなだけ
【作り方】
- 熱したスキレットにオリーブオイルをひき、合い挽き肉とみじん切りにした玉ねぎを炒める。
- 十分に火が通ったら、レトルトカレーとケチャップを入れれば具材の出来上がり。
- レタスに具材をのせ、包めば完成。
レトルトカレーで、野菜もしっかり摂れるレタス包が作れちゃいます。ケチャップを加えることで、さらに子供にも食べやすい味に。具材が余った場合は、ごはんにのせてタコライス風にしても美味しく食べられます。野菜が欲しいキャンプ飯のサブメニューは、レタス包みで決まりです。
レトルトカレーでアレンジを広げよう!
カレーライス以外に用途はあるの?となりがちなレトルトカレーですが、使い方次第で激ウマレシピへと変貌を遂げます。手軽に、かつ美味しいキャンプ飯を作りたいなら、レトルトカレーは正にぴったりのアイテムです。今回のレシピを参考に、幅広いアレンジに挑戦してみて下さいね。