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登山にハマる!「金勝アルプス」には山の楽しさが詰まっている!

登山にハマる!「金勝アルプス」には山の楽しさが詰まっている!

初心者が山登りにハマるきっかけにもってこいの山、そして登山にハマってからのトレーニングにもぴったりな山、それが「金勝アルプス」です。初心者から経験者まで、子どもから大人までみんなが楽しめる金勝アルプスの魅力をご紹介します。

金勝アルプスとは

金勝アルプスの岩

金勝(こんぜ)アルプスは、滋賀県にある竜王山と鵜冠山から成る山々で、最高地点でも標高は600mほどの低山です。

しかし、低山ながらアスレチックのような山歩きを楽しめるエリアとして、初心者から経験者まで幅広い層に人気があります。

私にとっての金勝アルプス

山登りを始めたばかりの頃、金勝アルプスに連れて行ってもらったことをきっかけに山が大好きになりました。山登りのおもしろさを初めて体感したのが金勝アルプスです。そして山登りを始めて10年近く経った今は、私のワガママを叶えてくれる山になっています。

登山にハマると、少しの間山登りをしていないだけで罪悪感を抱くようになります。筋肉たちに「せっかく俺たち強くなったのに、無駄にするつもりか?」と責められている気分になるのです。高い山を登るためには、低山でもいいので日々山を登って体力をつけておく必要があります。

しかし大阪近辺にはちょうどいい標高や眺望の良い山があまり有りません。いくらトレーニングでも、たいした眺望もなく短調な登山道を嫌々登るのは苦痛です。かといって遠いところに毎週行くのも大変…。

そんな時、いくらトレーニングでも景色を見たい!楽しんで歩きたい!遠すぎるのは嫌!という私のワガママを叶えてくれたのが金勝アルプスです。初心者の頃から今までずっとお世話になっています。

金勝アルプスの魅力

登っていて感じる金勝アルプスの魅力をご紹介します。

程よい運動量で疲れ過ぎず山登った感は味わえる

岩登り

私にとっての魅力ですが、罪悪感から解放されるためには「ちゃんと山登ったよ感」が必要です。金勝アルプスは、標高は低いながら程よい距離で、ちゃんと筋肉たちに胸を張って「山登ったよ!」と報告できます。

かといってハードな登山でもないため、翌日あまり疲れを残したくない時にもぴったりです。程よい疲労感で罪悪感から解放してくれます。

コースが変化に富んでいる

奇岩の風景

金勝アルプスは低山ですが、変化に富んだコースでとにかく飽きません。小川を渡ったり、滝があったり、ロープを使った岩登りがあったり。冒険心がくすぐられるコースで、眺めの良い稜線歩きもあります。コース上でさまざまな体験ができ、まさに山歩きの楽しさが凝縮された山なのです。

私も初心者を連れて行くときはまず金勝アルプスに連れて行き、山歩きの楽しさを知ってもらうようにしています。

琵琶湖を一望できる

金勝アルプスから見る琵琶湖

眺望の良さも金勝アルプスの魅力です。稜線からは琵琶湖を一望でき、低山ながら登ってきた感を味わえます。山から湖や海を眺めるのはなんとも贅沢で、謎の優越感に浸れるのもお気に入りポイント。

奇岩がたくさん!

奇岩

数多くの奇岩も金勝アルプスの見どころです。一際目を引き大きな岩が「天狗岩」と呼ばれる岩で、多くの登山者は天狗岩を目指して登ります。

土日は多くの人で溢れていますが、平日や夕方など人が少ない時に行けば岩の上を独り占めでき、ちょっと偉くなった気分を味わえます。

標高差が少ない

金勝アルプスから見える街並み

コース取りにもよりますが、登山口からの標高差は400~500mと少ないため、体力に自信がない人も無理なく登れます。また、コースタイムもそれほど長くないため、朝出発すれば自分のペースでゆっくりと登れますよ。

一丈野駐車場から周回コース

肝心の鵜冠山と竜王山の山頂は踏みませんが、金勝アルプスを満喫できる周回コースをご紹介します。

他にも鵜冠山だけ行ったり、竜王山のみ立ち寄ったり、逆回りをしたりと自由にコースを設定できるので、体力や時間に合わせて選んでくださいね。

金勝アルプス駐車場

一丈野駐車場にある登山口からスタートです。駐車料金は700円。登山口近くには、トイレと自動販売機もあります。

登山道

数年前まではそこまで登山客は多くありませんでしたが、最近はとても人気で団体も多く、土日は渋滞ができることもあります。渋滞を避けたい場合は、平日登山がおすすめです。

落ヶ滝

見どころの一つである落ヶ滝(おちがたき)です。日によって水量が異なりますが、滝=マイナスイオンのイメージのおかげで癒された気分になるから不思議。

鎖場

沢を渡ったり、ロープを頼りにちょっとした岩登りがあったり、楽しみながら進みます。

狭い登山道

狭い岩の間をすり抜けるなど、手足を使って登っていく登山道がアスレチック感満載で童心に返って楽しめます。女性はネイルが剥がれやすいので、手袋があると安心です。

琵琶湖が見える稜線

稜線に出ると景色が開けてきれい~!ただ、冬は風が吹き付けて寒いので注意。実際、1月に登って風邪を引いたことがあります。

山ごはん

途中の岩の上が景色を眺めながら昼食を取れる人気の休憩スポットです。ただ、土日は早い者勝ちなので、負けた場合はもう少し先の天狗岩まで我慢。この日のランチはステーキ丼でした!山で食べるお肉は最高!

花崗岩

金勝アルプスは花崗岩が多く、登山道もボロボロと崩れます。岩自体は滑りにくいですが、崩れた砂利で滑らないよう下山時は特に注意!

天狗岩

岩の塊が山頂?の天狗岩です。岩の上にも登ることができ、まぁまぁ広さがあります。ただこの日は土日だったこともあり、天狗岩は大混雑。天狗岩の下でランチをしている人も大勢いました。

花崗岩の奇岩

天狗岩を過ぎたら後は下りです。定番ルートは、国見岩や狛坂魔崖仏といった見どころのある狛坂ルートですが、私のおすすめは眺望が良い天狗岩の尾根ルート尾根を下っていくため、景色を見ながら下山できます。ただし、ロープはあるものの急な箇所も多いため慎重に!

オランダ堰堤

下りきるとオランダ堰堤に到着。とりあえずこの人にいつも挨拶をしてから帰ります。ここから駐車場までは平坦な道です。お疲れ様でした!

金勝アルプスは何度行っても楽しめる!

金勝アルプスは何度行っても楽しめる山です。自然を肌に感じながら登れるため、癒されたい時にもぴったり。景色を見ながら岩の上でのんびりするなど、時間に追われることなく山登りを楽しめます。

「ちょっと山登ってみたいかも」「ちょっと体動かしたいな」そんな時にぜひ訪れてみてくださいね!

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  • 自然とお酒が大好きなアウトドア女子。テント泊登山をメインにキャンプ・釣り・スキーと年中アウトドアを楽しんでいます。体力づくりのために始めた筋トレにもハマり中。

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