岩本利達
海辺やウッドデッキなどペグが打てない場所で活躍する「ウェイト」は家キャンプも快適に

海辺やウッドデッキなどペグが打てない場所で活躍する「ウェイト」は家キャンプも快適に

第二次キャンプブームの特長の一つでもある「キャンプスタイルの多様化」。主流となるオートキャンプの他にも、様々な場所でキャンプをするシーンを見かけるようになった。そうなってくると意外に困るのがペグを打てない場所でのキャンプだ。

重りを使って設営することになるため、水を入れるタイプのウェイトが非常に便利。そうした需要を見込んで、VASTLANDがデザイン性にも優れた「タープテント用ウォーターマルチウェイト(以下、ウォーターマルチウェイト)」を発売した。具体的な使用シーンと共に仕様を紹介していこう。

見た目も◎なコンパクトなウェイト

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一昔前の水を入れて使用するタンク型ウェイトは、オシャレとは言えないものが多かった。VASTLANDのウォーターマルチウェイトは、オリーブとタンという最近のおしゃれギアに合うようなカラーを選択。固定用ベルトを通す穴も併せて、ギア感のある雰囲気でカッコよく仕上がっている。

基本的には自立するタイプの組み立て式タープ(テントタープ)の脚に取り付ける用途がメインとなるが、持っておくと様々なシーンで活躍が出来る。

アクティブに動くほど重要性は高まる

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キャンプ場以外でもテントやタープを立てるという方や、一部のキャンプ場に設置されているウッドデッキサイトなど、ペグを打てない場所は意外と有り、ウォーターマルチウェイトが活躍してくれそうだ。

ウッドデッキサイトの補助として

ウッドデッキサイトのイメージ

ウッドデッキだと土や芝で汚れず、雨でも快適にキャンプが出来るのが魅力。ウッドデッキサイトはウッドデッキ用の「ヘリンボーンペグ」というのが使用できる場合もあるが、デッキの仕様上使えない場合もある。

そこでティピ型テントを立てようものなら手詰まりとなってしまうが、ウォーターマルチウェイトがあれば設営は可能になる。自立するテントの場合でもウェイトがあるのとないのでは大違いなので、必ず用意しておきたい。

ビーチでの安全対策として

ビーチでのキャンプイメージ

ビーチでシェードを組み立てる際、プラスチックペグなど表面積の多いペグで設営するのが推奨されているが、それだけでは心許ない場合もある。海辺なら海水がいくらでもあるので、そこで水を調達してウェイトに出来れば非常に効率が良いし、急な海風が吹いても安心だ。

駐車場などでのお庭キャンプに

自宅前のコンクリートスペース

忙しくて中々キャンプに行けない、それでもキャンプをやりたい…という方はお庭や駐車場でキャンプをする場合もある。庭に穴を開けたくないし、アスファルトには当然ペグも打てない、という時にウォーターマルチウェイトは役に立つ。もちろんタープテントを使用しても良いし、ドーム型テントの補助重りとしても気軽に使用できる。

ただし過信は禁物!

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通常のキャンプ場でも、ペグを打ちたくても木の根があって打ち込めないという場合でもウェイトがあれば便利だったりする。とはいえ1つ10kgの重りなので、過信しすぎると風で煽られて怪我や事故になるので、天気予報をしっかりチェックする必要がある。

いずれにしてもコンパクトで持ち運びやすい上にデザインも良いVASTLANDのウォーターマルチウェイトは、予備として1セット持っておいたら何かと便利かも?

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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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