吉野杉を使用した美しいシェルフがテーブルやチェアに変形！インでもアウトでも「映える収納」を

奈良県奈良市にある松田商店は、奈良の木を使い、奈良の職人と作るというオリジナルアウトドアブランド「MiN」から、インでもアウトでも使える画期的なシェルフのクラウドファンディングを開始した。

それぞれ「シェルフコンテナテーブル」、「シェルフコンテナチェア」の名を冠しており、シェルフにテーブルを合わせたもの、またはチェアを合わせたものと想像は出来るが、一体どんなギアとなっているのだろうか。

パッと見はオシャレなインテリア

一目見ただけではイスやテーブルになるとは思わないくらい、インテリアに馴染むシェルフ。写真のものはシェルフコンテシリーズのテーブルとチェアを縦に積み上げているもので、パッと見ただけではとてもチェアやテーブルに変形するとは思えない。

チェアの方は背もたれ部分を引き出してシェルフコンテナに取り付けるだけ、テーブルの方は前後のスライド板を天面に差し込むだけでそれぞれ完成。メーカーは約10秒で組み換えられると発表している程、簡単に組み換えが出来るようだ。

吉野杉は美しく、軽く、丈夫

奈良県の吉野林業地帯でとれる杉材のブランド「吉野杉」。「枝打ち」を行うことで節の無い美しい木を育てており、室町時代から今に至るまで伝統として受け継がれてきている。

吉野杉は年輪の幅が細かくて狂いが出にくかったり、丈夫なことに加え、驚くほど軽いのでキャンプギアとの相性も良い。さらに調湿効果、細菌の増殖が抑制されるなど、カビが発生するリスクが少ないのも嬉しいポイントだ。

これらのギアは全て家具職人によって一つひとつ丁寧に作り上げられているとのこと。木は金属と違い、材木となってからも湿気を吸ったり吐いたりしているという事もあり、職人の目で見て制作する事で大量生産とは違う仕上がりになる。

すぐに広げられてベランピングに良さそう

上でも触れた通り、サッと広げることですぐにチル空間が出来上がることから、キャンプに持ち出す以外にもベランピングでも活躍しそうだ。

収納を兼ねているので、シングルバーナーやCB缶、一部の調理器具などをしまっておき、思い立ったらシェルフをベランダに持ち出して展開することで、キャンプ用品が収納にセットされた状態からチルタイムをスタートさせることが出来るのである。

一級品なのでお値段もなかなか

元々高級品とされている吉野杉を使用しており、そこに家具職人の手が加わっているとなれば金額が上がるのは必然。一般販売予定価格として公表されているのは76,520円とそこそこのお値段となっているが、バックボーンを知っていれば理解してもらえるだろう。

リターンでは15％オフのものもあり、一般販売に比べれば約1万円もお値打ちに購入することも出来るので、このデザインや機能性にビビっときた方は検討してみてはいかがだろうか。

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