ギアミッションでも知られる石油ストーブメーカーのトヨトミから、通常のトヨトミのラインナップとして「アメリカンダイナー」をテーマにしたストーブが発売された。既にビジュアルをご覧いただいているのでお分かりかと思うが、映画に出てくるようなアメリカのダイナーをイメージしたカラーリングとデザインになっている。
これだけだとキャンプとは関係ないような気もするが、実はそうでもない。これまでキャンプでよく見かけるストーブがと言えば、「スタイリッシュ」や「ギア感」を押し出したものが多かったので思い至らないが、実はこのデザインこそが「合う」スタイルもあると考えている。
目次
毎年デザインが変わる「SEASON STOVE」の第1弾
2022年9月からスタートする「SEASON STOVE(シーズンストーブ)」の第1弾として投入されたのが今回の「アメリカンダイナー」をイメージしたストーブたち。本体のカラーやガラス、操作部にデザインされたイラストが毎年変わる限定のデザインで、1年すると無くなってしまう貴重なモデルだ。
この仕組みで思い浮かぶのがコールマンのシーズンズランタン。こちらも毎年テーマの異なるデザインでファンを釘付けにしている。自分のスタイルに合ったデザインと出会う可能性があるので、毎年の楽しみになりそうだ。
カラーはアメリカダイナーらしい「ケチャップ」と「マスタード」
お伝えしている通り、2022年9月モデルについては「アメリカンダイナー」がテーマとなっており、ぱっと見で目を引くケチャップとマスタードのカラーリングがカッコカワイイ。
これまでストーブと言えば家具と馴染む主張の少ないデザインだったり、キャンプに持ち出しても浮かないスタイリッシュなデザインだったりという事が多いイメージだが、アメリカンダイナーのデザインだとストーブそのものが主張してサイトのワンポイントになってくれそう。
ガラスにはウェイトレスやアクラシックカーがデザインされいる他にも、操作部はウェイトレスのメモをイメージしたデザインが追加されている。控えめに言ってもメッチャカッコイイのである。ちなみに付属のストーブバッグも中々遊び心が効いたウェイトレスデザインなのだが、これが中々攻めた仕上がりに。
FJクルーザーや、ロッジ型テントと合う!?
さて、では今回のアメリカンダイナーシリーズはどんなスタイルと相性が良いだろうか。
まず最初に思い浮かんだのが、「カラーリング的な相性の良さ」だ。キャンパーならトヨタのFJクルーザーというクルマはご存知だろう。元々逆輸入車という事もあって、日本車らしからぬビビットなカラーリングが特長的。つまり、カラーリングを他のキャンプギアと合わせるのではなく、クルマと合わせるのである。
また、全体的な雰囲気ではロッジ型テントとの相性は良さそう。ロッジ型テントは今でこそトレンドの中心にいるが、元々はずっと前に主流だったモデル。アメリカンダイナーとは世界観は違うものの、「レトロ」や「ヴィンテージ」という共通のキーワードを持つので、組み合わせ方によっては相性が良さそうだ。
固定観念にとらわれない試み!早くも来年に期待
石油ストーブとアメリカンダイナーを組み合わせるという発想は、これまでにあっただろうか。筆者が知る限りでは、石油ストーブ史上初の試みなのかもしれない。
こういった固定観念にとらわれない試みからスタートする「SEASON STOVE」。来年以降はどんなテーマになるのか楽しみだ。
ギア
このライターが書いた他の記事
- 日毎
- 月間
- 殿堂
アルプス大展望の里山「守屋山」定番の杖突峠コースから360度パノラマ絶景の山頂を目指す
メーカー品の半額以下!格安レイルロードランタンは買いか否か!?
100均ダイソーの虫除けグッズの効果をキャンプで検証してみた
キャンプのスキンケアはこれでOK!虫除けにもなるドクダミチンキの作り方&使い方
どんな料理にもマッチする優しい味わいの昆布ダシベースのアウトドアスパイス5種がMakuakeにて先行販売開始!
登山未経験者に「登山に連れていって」と誘われた時にオススメしたい山をまとめました
レジャー気分で登ってはいけない!神様の山「三輪山」登拝レポート
群馬「伊勢崎市赤堀せせらぎ公園」無料でキャンプもできるバーベキュー広場を紹介
尾瀬でキャンプするなら「見晴キャンプ場」がオススメ!夏の思い出に尾瀬散策を満喫しよう
突然の雨に備えよう!雨撤収で慌てない効率的な撤収方法と後片付けをご紹介
群馬「伊勢崎市赤堀せせらぎ公園」無料でキャンプもできるバーベキュー広場を紹介
100均ダイソーの虫除けグッズの効果をキャンプで検証してみた
キャンプのスキンケアはこれでOK!虫除けにもなるドクダミチンキの作り方&使い方
小さくてカワイイ薪ストーブ型蚊取り線香ホルダー!見た目だけじゃないその機能とは?
キャンプしながら温泉に入りたいからポータブル電源AC180で露天風呂を自作してみた
WAQの極厚リラクシングキャンプマットは10cmの厚みで睡眠の質を向上させてくれます!
車とサイトの往復を減らす!LOGOS「ストレッチャートートバッグ」で荷物運びのプチストレスを解消
印象に残っているクセの強い「キャンプ場の独自ルール」をまとめて紹介
リュックの紐が邪魔になってない?紐の余りを切らずにまとめる「MIMITAB」が登場!
積み上げ式でコンパクト!薪をくべるスペースと調理スペースがちょうどいい「The Wood Stove」
神奈川県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット20選
埼玉県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット15選
千葉県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット14選
群馬県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット10選
茨城県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット11選
オピネルナイフ全サイズの大きさ比較【おすすめサイズは何番?分解しない方が良い?】
東京都の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット14選
関東のおすすめキャンプ場30選!現地取材で分かった本気でおすすめできるキャンプ場一覧
キャンプで使えるロープワーク一覧+ロープのまとめ方【15種類】
40Lバックパックでソロキャンプを楽しむ装備一式と詰め方のコツ