新潟県三条市に本社を構える株式会社コロナが、2022年4月26日から新ブランド「OUTFIELD」の第一弾商品として3つのストーブを発売する。これまでコロナがやってきたのは『家庭の「不便」を「楽」にする』ことだったが、新たなブランドコンセプトは『暮らしを「楽」から「楽しい」へ』となる。
コロナ禍を経て「楽しみ方」が変容したこの時代に合わせ、キャンプを含めたアウトドア気分を高めるための生まれたこのOUTFILD。第一弾として「フィールドベージュライン」が展開される様だ。
小型対流形石油ストーブ SZ-F32
SZ-F32はランタンをイメージしてデザインされた新商品。全体的に丸みを帯びた形状だが、金属感たっぷりのシルバーのガードや、単体で見ると無骨さのあるブラックのつまみでギア感を増している。
底面幅は従来品であるSLシリーズに比べて約11cm小さい35.5cm。しかしコンパクトにもかかわらず、暖房能力は3.19kWとなっており、木造では9畳まで、コンクリートでは12畳までが暖められる目安となっている。
2023年の秋には専用の反射板が発売される予定で、対流式ストーブなのに反射式ストーブの様な使い方も出来るようになりそうだ。
ポータブル電源対応石油ファンヒーター FHーCPF25
キャンプに石油ファンヒーターを使うとなると、燃料となる灯油に加えて電源の問題もあり、本格的に導入している方は多くないだろう。とはいえ熱を効率よく送り出すというのは魅力的であり、ポータブル電源対応の石油ファンヒーターであればハードルはグッと下がる。
実は2022年9月に台数限定で発売されていたが、ユーザーの再販を熱望する声に応え、新カラーをまとって復活したという訳だ。運転時の消費電力はわずか8.5~14Wと容量が少ないことからポータブル電源でも使用可能だし、今後広がってくる車からの給電にも嬉しい。
対流形ストーブ SLーF510
こちらはコロナのロングセラーモデルに限定色「フィールドベージュ」を施した商品。カラーだけでなく、大型の黒いつまみやガードも追加されており、無骨な印象がプラスされている。グッドデザイン賞の「ロングライフデザイン賞」を受賞したこともあり、レトロな雰囲気はアウトドアでもお部屋でも活躍できる万能選手だ。
暖房出力は5.14kWで、木造なら13畳、コンクリートなら18畳と大きさに見合ったパワフルさ。長く愛されるだけのデザインと性能をあわせ持つ。なお、こちらは今回の予約販売にはラインナップされておらず、詳細な販売時期は未定との事なのでご注意を。。
2023年4月26日から発売開始
「小型対流形石油ストーブ SZ-F32」と「ポータブル電源対応石油ファンヒーター FHーCPF25」の2製品は、4月26日(水)10時から発売が開始される。また別売りで収納に便利な専用バッグも発売されるので、頻繁に持ち運びをする予定なら合わせてゲットしておきたいところ。
石油ストーブが本格的に必要な時期は過ぎたものの、シーズンが近づくと在庫も少なくなってしまうので、今の内にしっかり検討しておこう。
ギア
このライターが書いた他の記事
- 日毎
- 月間
- 殿堂
静寂と快適を追求!コールマンの新作2ルームテント「レインカーム2ルーム/3025 DR」発売
キャンピングカーの魅力がぎゅっと凝縮!FOLKWOOD VILLAGE 八ヶ岳で限定イベント開催
お座敷スタイルで冬キャンプはここまで快適になる!見た目も心地良いサイト作り実践
車中泊用の跳ね上げ収納付ベッドをイレクターパイプでDIYしてみた【予算20,000円】
北海道小樽市に観光とアウトドアの両方が楽しめる新グランピング施設が誕生
学校橋河原キャンプサイト詳細|焚き火も可能で超人気の無料キャンプスポット紹介
【岩手】石浜キャンプ場は目の前に広がる景色が最高な海辺のキャンプ場!
もやい結びの結び方【全7種類】をマスターしようぜ!動画付きで正しい覚え方を解説
【山伏オートキャンプ場】に行ってきました!サイトの広さ、予約方法、川遊び等まるごと紹介!
レジャー気分で登ってはいけない!神様の山「三輪山」登拝レポート
北海道小樽市に観光とアウトドアの両方が楽しめる新グランピング施設が誕生
学校橋河原キャンプサイト詳細|焚き火も可能で超人気の無料キャンプスポット紹介
子どもと一緒に楽しく作れる本格派ハンバーガーと便利なバーガー袋の作り方
【丹沢】山頂まで僅か90分「大野山」駐車場が利用できる最短コース「山北つぶらの公園コース」をご紹介
アルコールストーブの燃料は消毒用・除菌用アルコールで代用できる?アルストの燃料について考えてみた
ライター1本で空き缶の上蓋をきれいに切り取るテクニック【空き缶炊飯・缶コップに】
千葉の勝古沢キャンプ場で猫に癒されながら冬のハンモック泊してきました
柚木の川原(山崎川原)キャンプサイト詳細|無料キャンプができる都内の野営地を紹介
角田大橋河川敷キャンプエリア詳細|利用者マナーが良く初心者にもおすすめの野営スポット紹介
【長良川河川敷で無料キャンプ】野営気分が楽しめる美濃橋のキャンプスポットを紹介
埼玉県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット15選
神奈川県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット20選
千葉県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット14選
茨城県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット11選
東京都の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット14選
群馬県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット10選
キャンプで使えるロープワーク一覧+ロープのまとめ方【15種類】
関東のおすすめキャンプ場30選!現地取材で分かった本気でおすすめできるキャンプ場一覧
40Lバックパックでソロキャンプを楽しむ装備一式と詰め方のコツ
東北で冬キャンプができるキャンプ場32選!通年営業のおすすめキャンプ場一覧