保冷剤こだわってる？キャンパーの声から生まれた耐久力＆保冷力抜群なソフト保冷剤が登場

愛知県名古屋市の保冷剤メーカー「アトム技研株式会社」が、同社の販売する特殊冷温保冷剤アイスエナジーの新商品として『アイスエナジー アルミソフトケース』の販売を開始した。

元となるアイスエナジーはデザインが良く、ドライアイスの代替になるほどの高い性能で人気を集め、保冷剤として初めてグッドデザイン賞を受賞したほど。ただでさえ実力があるのに加え、キャンパーのモニター調査を経てさらに耐久性と保冷性能が向上した保冷剤となった。

外袋をポリプロピレンからアルミへ変更

モニター調査の結果によると、外袋がポリプロピレンであることから「シワになりやすい」や、「耐久性が不安」という声が上がっていたらしい。実際にはポリプロピレンの二重構造であることから耐久性は問題ないものの、ユーザーが安心できる強化を施すきっかけとなる。

その結果開発されたのが「特殊4層構造フィルム」。タフさはもちろんのこと、シワになりにくい艶感もあり、従来の保冷剤と比べると高級感が増している。なお、自社の耐久テストでは200kgの耐荷重テスト、約1mの高さからの落下テスト、食洗器で30回連続の耐熱テストをクリアしているとのこと。

18時間もの間0℃以下を維持

外装フィルムに金属の中でも熱伝導率の高いアルミを採用することにより保冷剤本体の冷たさを伝えやすくしているが、保冷剤本体の性能も上がっているとのこと。

保冷力テストの結果、500gのタイプを1個入れた場合-20℃から0℃まで温度が変化するのに18時間、2個入れた場合は28時間も保たれたとのこと。一回り小さいタイプの300gでも1個で13時間、2個で18時間保冷するらしく、頼もしい事この上ない。

アイスエナジー開発の想い

そもそもアイスエナジー自体、アトム技研の「タダでもらって捨てられてしまう保冷剤の運命を変えたい」という思いから開発されたもの。確かに出先で冷凍食品などを購入する時に保冷剤がサービスとしてついてくることも多く、自宅に溜まって捨ててしまうという事も多い。

今ではドライアイスの代替品として低温配送にも使用されるだけあって、プロでも使う性能に。過酷な環境となるアウトドアでも活躍することは間違いないのである。

高性能保冷剤で安心＆最高な春夏キャンプを

紹介した通り、抜群の保冷力をもちながらもデザイン性も優れた保冷剤「アイスエナジー アルミソフトケース」。この保冷剤を見てしまうと、クーラーボックスにこだわっても保冷剤がカッコ悪かったら片手落ち感があるようにすら思えてしまう。

日中の気温が上がる春夏キャンプにおいて、食品が傷まないように、キンキンのビールを楽しめるように、スタイリッシュで高性能な保冷剤を今のうちに用意しておこう。

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