岩本利達
厚さ3.8mmのステンレスペグで岩をも砕け!韓国から激強ペグ「Rhino Peg」が日本上陸

厚さ3.8mmのステンレスペグで岩をも砕け!韓国から激強ペグ「Rhino Peg」が日本上陸

テント設営に必要なギアの一つであるペグ。今回取り上げるペグ「Rhino Peg」は韓国のクラウドファンディングで爆発的な人気があるとのこと。人気の秘密はなんと言っても岩をも砕く強度とデザイン。軽くて薄く、携行性も良いので鍛造ペグに代わって採用できるポテンシャルを秘めている。

岩を砕けるほど強靭なペグ

Rhino Peg202306 (2)

砂利や土サイトなどはテント設営のためにペグを打ち進めていくと岩に当たってしまう事がしばしばある。こうなると厄介で、そのまま打ってしまうとペグが曲がったり折れたりしてしまうので打ち直す必要があるが、それもちょっとメンドクサイ。

その点「Rhino Peg」はご覧の通り、岩を砕くポテンシャルを持つ。ステンレス3CR13を使用しており衝撃に強く、先端も鋭くなっていることから岩が砕きやすいと考えられる。

曲げや摩耗に対しても強い

耐久試験の様子

ペグは安全性に直結するギアなので、品質の試験もしっかり行っているのも好印象。耐久試験では他社の鍛造ペグと比較した結果、3倍の硬さがあることが分かっている。

曲げ試験では3.5倍の曲げ耐性があり、摩耗試験ではほぼ変わらない結果となった。実際に使ってみないと分からないこともあるが、数値上では鍛造ペグよりも安心して使用できる事が伺える。

平たく軽いので携行性も◎

Rhino Peg202306 (15)

もう一つ鍛造ペグより優れているのが携行性。そもそも1つ当たりの重量が23cmサイズで73.6g、28cmサイズで85.7gと非常に軽量なのに加えて、ペグ形状が平らになっていることから重ねて収納できるというのも嬉しい。

バラけないように専用の収納ケースが付属されており、ギアケースの中でもわかりやすく収納できるのも助かる。

Rhino Peg202306 (4)

ちなみに平たい形状を活かし、2WAYで使用出来るというのも見逃せない。ロープに対して横方向で打ち込むと耐久力が上がり、強風の時や大型テントで使う場合に有効。縦方向での打ち込みは風が無い時に有効とのこと。どちらにするのかはキャンパーの腕の見せ所だ。

ペグ打ちのストレスを解消!

Rhino Peg202306

岩も砕けるというのはペグ打ちにおいて結構助かる。また、Rhino Pegなら鍛造ペグよりも丈夫というデータも出ているので、ペグが折れたりゆがんだり曲がったりしてガッカリするという事も減りそう。

クラウドファンディングのプロジェクトでは早期購入で割引になるリターンもあるが、韓国での人気を考えると早めに押さておいたほうが良さそうだ。

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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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