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どうして曇り空なのに山に登るの?展望ゼロでも登山をする理由と楽しみ方

どうして曇り空なのに山に登るの?展望ゼロでも登山をする理由と楽しみ方

登山するのであれば、晴れた日に登りたいですよね。とはいえ、自然相手のアクティビティなので急激な気候の変化や、生憎の天気だったというのはよくあることです。

展望が望めない登山だとわかった時、皆様ならどうしますか?

今日は「どうして展望ゼロだとわかっているのに山に登るの?」「曇りの日に山に登って楽しいの?」といった曇り登山についての疑問にお答えします。

展望ゼロでも登山をする理由

展望ゼロでも登山をする理由

曇り空とわかっていた場合、登山を中止にしますか?

筆者の場合、登る山によっては中止にします。但し、目的や状況次第では登ります。その理由は以下のようなものが考えられます。

予定を変更できない事情がある

予定を変更できない事情がある

なかなか予定が合わない友達とスケジュールを調整して予定を立てた山行の場合、リスケは困難です。山頂の景色よりも、仲間と登ることが優先されるケースですね。最悪、雨だと分かってても決行なんてこともあります。

物凄く遠方で後に引けない

物凄く遠方で後に引けない

自宅から何百キロも離れた遠方の山だった場合、曇り空でも引くに引けないですよね。天気予報では晴れでも、山の天気は曇りなんてことは登山あるあるです。折角遠くまで来たので、ピーク(山頂)は踏みたいですよね。

山頂は晴れているかも?ワンチャン狙い

山頂は晴れているかも?ワンチャン狙い

標高が高い山の場合、登山口が一面ガス模様でも山頂は快晴なんてことがあります。その場合、雲海越しの絶景を拝むことが出来るので、ワンチャン狙いです。但し、外した時のダメージは計り知れません。

曇り空でも影響がない登山だから

曇り空でも影響がない登山だから

ご褒美は山頂の景色だけではないのが登山の奥深いところです。その時期にしか見ることが出来ない珍しい高山植物や、苔むした幻想的な景色が目的であれば、曇り空でも影響はありません。

トレーニングが目的だから

トレーニングが目的だから

山に登る理由は人それぞれです。難易度の高い山にチャレンジする為のトレーニングだったり、運動不足の解消が第一目的であれば曇り空でも全然問題ありません。

とにかく山に登りたいから

とにかく山に登りたいから

天気に関係なく、とにかく山登りがしたい!そんな気分になることが時々あります。目的が「山に登る」ことなので、曇り空でも関係ありません。但し、強風や豪雨の場合は、迷わず中止しましょうね。

曇りの日に山に登るとこんな感じ

曇りの日に山に登るとこんな感じです

展望ゼロでも登山をする理由はわかったとして、曇りの日に山に登ると、どんな感じなのでしょうか。実際に登ってきた様子をお届けいたします。

この日登ったのは、神奈川県にある「明神ヶ岳」

この日登ったのは、神奈川県にある「明神ヶ岳」です。箱根外輪山の一峰で、稜線からの絶景と、富士山を満喫できる360度大パノラマの絶景が人気の山です。正直、曇りの日は避けたい山でもあります。

山頂までは距離にして約5キロ

山頂までは距離にして約5キロ、標高差300メートルを約140分かけて登ります。空は真っ白ですが、希望は捨てていません。もしかしたら山頂には雲が無いかもしれませんからね。

中盤に差しかかると

中盤に差しかかると、山容を見ることが出来ました。ある意味幻想的ですね。微かでも山容を見てしまうと、山頂に着いた頃には雲が抜けてるのではないかと期待してしまいます。

個人的に景色が無い修行の道と位置づけている樹林帯歩きも

個人的に景色が無い修行の道と位置づけている樹林帯歩きも、天気が悪い日に歩くと幻想的で絶景に思えます。なんといっても真っ白ではない景色があるのですから。曇りの日はありがたみを感じます。

曇りの日は、いつも以上にお花に目が行きます

曇りの日は、いつも以上にお花に目が行きます。筆者の登山レベルはまだまだで、お花を愛でる境地まで来ていません。曇りの日ではない限り、ここまでお花に目が行くことは無いので貴重な体験です。

終盤に差し掛かると「明神ヶ岳」の天国ロード

終盤に差し掛かると「明神ヶ岳」の天国ロード。稜線歩きのご褒美が待ち受けているのですが、360度真っ白ビューです。残念ながら雲の中を歩くことになりました。

明神ヶ岳山頂に到着です

明神ヶ岳山頂に到着です。本当であれば富士山と箱根外輪山を一望できる360度大パノラマの絶景が広がるのですが、360度真っ白な大パノラマを拝む結果となりました。

山頂傍の看板を見ると

山頂傍の看板を見ると、晴れた日の山頂の景色が載っていました。本来であれば、こんなに素敵な絶景を拝むことが出来るのですね。日を改めてチャレンジしようと心に誓いました。

下山をして暫くすると段々と雲が抜けていき

下山をして暫くすると段々と雲が抜けていき、登山口に到着する頃には日差しが出ていました。下山後に晴れるのは登山あるあるの筆頭です。

曇り登山で発見できた「楽しいこと」

曇り登山で発見できた「楽しいこと」

残念ながら山頂の景色を拝むことが出来ませんでしたが、今回の山行では、山頂の景色だけが全てではないということを学ぶことが出来ました。曇り登山で発見できた「楽しいこと」をまとめてご紹介します。

普段は見落としがちの新たな景色を発見できる

普段は見落としがちの新たな景色を発見できる

曇りの日に山に登ることで、高山植物や、樹林帯歩きでの木々の美しさといった、普段は見落としがちな景色を発見することが出来ました。普段、如何に遠くの景色にしか目が行っていないのかがよくわかる山行となりました。

いつも以上に会話が弾む

いつも以上に会話が弾む

複数人で登山をするのであれば曇りの日も登山は楽しいことが分かりました。というのも、いつも以上に会話が弾むからです。登山はコミュニケーションの場としても最高の環境であることを実感しました。

人が少なくて快適

人が少なくて快適

晴れた日であれば登山口の駐車場は早い時間から満車になり、登山道や山頂には人が溢れる人気の山も、天気が悪い日だと登山者もまばらです。静かな登山を楽しむには最高ではないでしょうか。

日差しを気にしなくてよいので快適

日差しを気にしなくてよいので快適

晴れた日の登山は絶景を拝むことが出来て楽しいのですが、日焼け対策を怠ると、翌日大変なことになります。曇りの日であればそこまで日焼け対策に神経質になる必要が無く、日差しを気にしなくてよいので快適です。

ただし油断し過ぎるのも厳禁ではあります。気象庁によると、快晴時の紫外線量を100%とすると、薄曇りは約80~90%、曇りの時は約60%、雨では約30%となるとのこと。曇りでも日焼け止めは常備しておくようにしましょう。

経験値が上がった気分になる

経験値が上がった気分になる

気持ちの問題かもしれませんが、なんとなく登山の経験値が上がった気分になりました。登山を始めたばかりの頃は、曇りの日に登山なんてあり得ない!と思っていましたが、それは間違いであることに気づきました。

次は晴れた日にリベンジしたい気持ちが強くなる

次は晴れた日にリベンジしたい気持ちが強くなる

正直なことを言うと、山頂からの絶景を拝みたいので、次は晴れた日に再チャレンジしたいという気持ちになりました。次の楽しみや目標が出来るので、曇り登山もアリだとおもいます。

曇りの日に登って新たな登山の魅力を発見しませんか?

曇りの日に登って新たな登山の魅力を発見しませんか?

いかがでしたか?今回登った山は山頂からの絶景が魅力だったので、普段なら迷うことなく登山を中止にしていたと思います。

いつもは登山を中止にしてしまいがちな、一面真っ白な曇りの日に登山をすることで、いままで見落としていた新たな山の魅力を発見することが出来るかもしれませんよ。

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