サスティナブルでスタイリッシュなギアに定評のある「BROOKLYN OUTDOOR COMPANY」は、特に寝具での機能性も妥協しない印象がある。人気モデルでも続々とアップデートをしていくその姿勢は素晴らしい。
今回は静音性にこだわったフォールディングコットを改良。従来モデルに比べてマイナス600gを実現し、コットレッグ無しの状態で約2kgという異次元の軽さに突入。耐荷重も200kgと強度も十分で安定感もばっちりだ。
ジュラルミン×カーボンの贅沢仕様

今回の改良モデルでは、従来モデルに採用されているA7075ジュラルミンに加え、全体の約65%をカーボンファイバーフレームに変更することで600gの軽量化を実現している。ジュラルミンにしてもカーボンにしても航空機ではよく使われる素材で、軽量かつ丈夫なのが魅力。もはやこのコットは小さい航空機と言っても差し支えない。
重量はコットレッグ有りで約2.6kg、コットレッグ無しで約2kgとコットの中でも最軽量クラス。なお収納ケースは含まれていないが、そこまで大きく影響はない。キャンプで使用するものは風で飛ばされたりしない限りは軽量の方が便利。運搬のストレスも軽減される。
クラス最高峰の1000D生地を使用

コットの耐久性はフレームだけでなく、張られている生地にも大きく依存する。耐摩耗性と引き裂き強度に優れた1000デニールの生地が使用されており、クラス最高峰の耐久性を誇っている。この1000D生地は、軍用装備などにも使用されることもあるほど頑丈であり、ハードな環境でも破損しにくい。
また寝心地にもこだわっており、適度な張りが体をしっかりと支えながらも、しなやかにフィットするデザインが採用されている。そのため、どんな寝姿勢でも快適に休むことができ、長時間の使用でも疲れを感じさせない。さらに静音性にも配慮されているため、寝返りを打ってもギシギシとした不快な音がしない点も魅力的だ。
両サイドのモールシステムも便利

両サイドにモールシステムが装備されている点もギアマニアとしては見逃せない。モールシステムとはミリタリーギアに使われる規格で、小物やアクセサリーを装着するためのループ状の仕組みのことだ。このシステムを取り入れることで、キャンパーがカスタマイズしやすいように設計されている。
ライトや小型ポーチを取り付けることで、夜間でも必要なものに簡単にアクセスできる。タオルや水筒などを吊るすと、テント内での整理整頓にも役立つ。コンパクトでありながら機能的な空間作りが可能になるため、キャンプギアの収納や配置にこだわる人には非常に便利な仕様だ。
「迷ったらコレ」なコット

BROOKLYN OUTDOOR COMPANYが提供するこのコットは、軽量でありながら強度も抜群、さらに快適さも追求されたまさに「迷ったらこれを選ぶべき」という一品だ。
軽量化により持ち運びや設営が簡単であり、200kgまで耐える頑丈なフレームは安心感を与えてくれる。さらに1000Dの生地やモールシステムによる利便性も、キャンプギアとしての完成度を高めている。
軽さを求めるキャンパーも、耐久性を重視するキャンパーも、どちらのニーズにも応えられる万能なコットだと言える。ハイキングやバックパッキングだけでなく、ファミリーキャンプや長期滞在のキャンプでも、その魅力は存分に発揮されるだろう。
ギア
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