昨今のキャンプギアのトレンドでもある多機能化の波は焚き火シートにも及んできた。LOGOSが2024年12月から販売している「たき火台耐熱シートバッグ」は、焚き火シートにも焚き火台を運ぶバッグにもなる2WAY仕様となっており、焚き火周りに欲しいアイテムが一体化している。
焚き火シートはもはやキャンパーにとって必須装備となっているのでいずれにしても準備しないといけないアイテム。焚き火台も一度使えば入れ物は必須なので、この二つが一緒になっているというのは理に適っているのである。
焚き火シートとしても安心の仕様
多機能ギアとなると、どうしてもそれぞれの機能がおざなりになってしまうという印象はあるが、この「たき火台耐熱シートバッグ」は大丈夫そう。焚き火シートとして耐熱性に優れたファイバーグラスにシリコンコーティングが施されており、焚き火台から落ちる火の粉から地面を守ってくれる。
サイズは96×60cmの長方形タイプ。中央に焚き火台を乗せて、余ったスペースは手袋や火ばさみを置いてもいいし、薪を置いておけば地面の湿気から薪を守ることも出来る。ちなみにシートの四隅はペグ穴があいている為、風が強い日はペグダウンすれば安心だ。
バッグ時は肩掛けも可能
スナップを留めるとトートバッグ形状になり、焚火台関連のギアをまとめて運べる設計。持ち手部分は肩に掛けておくことが出来るので、荷物をまとめて運ぶときの携行性にも配慮されている。もちろん焚き火台に限らず、BBQグリル、薪ストーブなど、入れるものはユーザー次第でアレンジ可能。
焚き火台には基本的にケースが一緒についてくるので、個人的には焚き火周りのギアをまとめて入れておくのに使ってみたい。バッと広げればいつも使う焚き火ギアが広がり、あとは整頓して焚き火台をセットすればOKという段取りだ。
両サイドのスナップを外せば薪バッグにも
焚き火シートの長辺側にはスナップがついており、ここをすべて閉じる事でバッグになる仕組み。短辺にある持ち手の間にもスナップがついており、中身が飛び出さないようになっている。
サイドのスナップを外した状態で使用すれば、薪を運ぶための薪バッグとしても活用できる。センターハウスで薪を購入して運ぶ際に素手で運ぶとささくれが刺さったりして危ないので、こういったアイテムは重宝する。また薪割り後の薪は細かくて運ぶのが大変だが、薪バッグがあれば効率的に運ぶことも出来る。
3WAY仕様ならお買い得
焚き火シートとバッグの2WAYに加えて、薪用バッグとしても使えるため、ある意味3WAYとも呼べそうなこのアイテム。販売価格は4,950円となっているが、3つの機能で割れば一つあたり1,650円という計算になるので、ある意味お買い得と言っても良いだろう。
とはいえ焚き火シートは地面において使用する事になるので、バッグとして使用する際は汚れが気になる場合もあるだろう。素材によってはサッと拭くだけでキレイになるので、LOGOSショップなどで実際に手に取って見てみることをおすすめする。
ギア
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