岩本利達
無段階調整で使い勝手良好な「伸縮式アルミテントポール」がVASTLANDから発売開始

無段階調整で使い勝手良好な「伸縮式アルミテントポール」がVASTLANDから発売開始

テントやタープのポールの進化を振り返ってみると、記憶に新しいのはワンポールテントのメインポールを二又化させるものくらいで、それ以外はデザインや軽さなどの細かいアップデートに留まっていた。それでも大きく不便を感じることは無いが、VASTLANDの新作テントポールを知ってしまうと従来のポールに戻れなくなってしまうかも。

2025年1月18日から発売されたテントポールは、従来の組み立て式のテントポールと違ってポールを回すだけで長さを調整できる優れもの。他にもVASTLANDらしい工夫がつめこまれており、サブポールとして使うなら2本は持っておいても良さそうだ。

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ポールを回して無段階調整

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冒頭でも触れた通り、このポールの最大の特長がポールを回すことにより無段階に調整が出来るという点。一般的なサブポールは組み立て式が主で、調整出来たとしても一番上のパーツが数段階高さを変えられるというくらいの物。

VASTLANDのポールは回すことにより無段階伸縮・ロックが可能なので必要な高さに調整可能。特にタープのサイドポールは日射しの当たり方や雨の降りこみ方によって必要な高さも変わってくるので、こういった無段階調整が役に立つ。

地味に時間が掛かる組み立て時間をスキップ

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複数のパーツを連結させて組み立てるタイプのポールに比べれば、設営時間が段違いに短い。どこが上のパーツでどこが下のパーツか…と探している間にも伸縮タイプのポールは設営が完了している可能性すらある。

組み立て式に比べれば収納時に長さが出てしまうが、オートキャンプならほとんど気にならないだろう。むしろ隙間にスッと差し込むことが出来るのであれば、従来の組み立て式と比べると積載しやすいかもしれない。

保護キャップでテントにも優しい

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ポールの上部に取り付ける保護キャップも標準装備されており、いざという時にガイロープが抜けてしまわないようにすることが出来る。キャップは筒状になっているので、フライシートを突っつくときも生地を傷めない様だ。

2本セット+収納袋で3,980円

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ポールが2本、保護キャップが2つ、そして収納ケースまでついてお値段が3,980円と非常にお値打ち。特長あるポールではあるが、2本でこのお値段なら一般的なテントポールと比べても大きく変わらないのが流石VASTLANと言った所。アルミ製で軽量であることも合わせれば、テントポールの決定版と言っても過言ではないだろう。

紹介
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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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