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メンズも使える軽量折りたたみ日傘モンベル サンブロックアンブレラの実力を検証

メンズも使える軽量折りたたみ日傘モンベル サンブロックアンブレラの実力を検証

モンベルのサンブロックアンブレラは、アウトドアでも日常でも大活躍する日傘として男女を問わず大人気な商品です。しかし、その使い心地や実力についてネット検索してみると、真逆の情報が見られるなど意見は様々でした。

「めちゃくちゃ涼しい!」という肯定的な意見が多数みられる一方で「実際に計測してみたらむしろ日傘内の方が暑い」という情報もあり。「で、実際どうなのよ~?!」という状態。

というわけで、この夏「モンベルのサンブロックアンブレラ」を手に入れて毎日使っている私がその実力について検証しまとめてみました。

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モンベルの折りたたみ日傘サンブロックアンブレラの実力検証

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モンベルのサンブロックアンブレラは、UVカット率99.7%を実現した晴雨兼用の軽量な日傘。

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表面は日射しを反射するシルバーコーティング、裏面は遮熱効果があるという黒。機能性が重視されたシンプルなデザインの日傘なので「男性が持ちやすい日傘」としても大人気!

炎天下のトレッキングなどでの熱中症対策にも使いやすいと評判の日傘なのです。

そんなモンベルの日傘を私が購入したのは今年(2020年)の夏。アウトドアで使う目的もモチロンあるものの、子ども達(幼稚園児と小学校一年生)の送迎で「一日に何回炎天下の中を歩かなアカンねん?!」という毎日で。

早々に夏バテしてしまいそうでしたので、日傘を購入することにしたのでした。

そこでおすすめの日傘情報をネット検索し、出会ったのがモンベルのサンブロックアンブレラでした。現在、晴れている日はほぼ毎日使用しております。

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軽量(200)gなので、子どもと手を繋ぎながら片手で楽々持てるのでラクチンなのです。そして暑さに関しても、日傘をさす前と比べ涼しく感じとっても快適!

「優秀だが涼しくは無い」は本当か?

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しかし、モンベルのサンブロックアンブレラについてネットでの口コミ情報を見ると、私と同様に「涼しい!」という肯定的な意見が多数みられる一方で「実際に計測してみたらむしろ日傘内の方が暑い」という情報もあるんですよね。

「私は涼しく感じるけど、まさか気のせい?!」

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プラシーボ効果が出やすい単純な性格の私なので「日傘をさしている」という現実だけで「涼しい」と錯覚している可能性があるのか?!

というわけで。モンベルの折りたたみ日傘サンブロックアンブレラの実力を検証するべく、私も実際に温度を計測してみることにしました。

※本格的に検証するには数日間同じことをして平均を取るなどする必要があるかと思いますが、今回は「とある日はそうであった」という結果です。

「実際の気温と体感気温は異なること」「気温も様々な条件によってその結果は異なってくること」なども考慮しつつ、あくまで参考程度に読んでいただけると幸いです。

モンベル日傘の実力を実際に測定してみた

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モンベル日傘の実力を実際に測定してみるべく、室内外の温度を同時に計測することができるデジタル温度計をひっぱりだしてきました。

以前、極寒の冬キャンプでテント内と外の気温の差を測定しておこうと購入して持っていたものです。こちらの温度計で、モンベルサンブロックアンブレラ(日傘)の内と外での気温の違いを測定してみることにしました。

実力検証1. 日傘の外側と内側の温度差

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まず最初は、上記の写真の通り「日傘外の気温を測定する部分」を、日傘の外側に張り付けて測定してみました。

日傘の内側の気温は、日傘を指した状態の手元で計りました。

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■検証結果その1

  • 日傘外:34.4℃
  • 日傘内:29.6℃

すると、なんと!日傘の外と内で「約5℃」の気温の違いが出るという結果に。「日傘内は気温が低い」と確かに感じてはいるものの、これはちょっと差が出すぎな気も…?!

もしかしたら「日傘自体が熱を吸収して暑く(熱く)なっている」可能性もあるのか?(わからないけど)

と思い、次は「日傘外の気温」を別の方法で測定してみることにしました。

実力検証2. 日傘の外と内の気温差(位置を調整)

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次は「日傘外の気温を測定する部分」を日傘に直接貼るのではなく、日傘をさす自分の手元くらいの高さにある洗濯ロープに着けてみました。

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「日傘外の気温を測定する部分」を他の人に持ってもらえば済む話なのですが、一人孤独に四苦八苦しながらこの作業をしていたもので…

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■検証結果その2

  • 日傘外:34.1℃
  • 日傘内:32.6℃

すると、日傘の外と内で「約1.5℃」の気温の違いが出るという結果に。約1.5℃というと「わずかな差」に思えるかもしれませんが、私の体感としてはもっと差があるように感じています。

いずれも日傘内の気温は外よりも低いという結果が出ました。

モンベルのサンブロックアンブレラはちゃんと涼しい!

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風や湿度などの条件によって結果の出方は変わってくることもあるかとは思いますが、今回はこのようにモンベルのサンブロックアンブレラ内の気温は外よりも低いという結果が出ました。

私がこの日傘を指して「涼しい」と感じていたのは気のせいじゃなかったようです。^^

サンブロックアンブレラのメリット・デメリット

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それでは次に、モンベルのサンブロックアンブレラについて私が実際に使って感じた「メリットとデメリット」についてもご紹介していきますね。

メリット

モンベル日傘5つのメリット

ポイント

  • UVカット効果に優れている(UVカット率99.7%)
  • デザインがシンプルで男性も持てる
  • 軽い(200g)
  • 丈夫さ
  • 壊れてもモンベルで修理が可能

シルバーコーティングのUVカット効果

UVカット効果については、その実力を計測はできていませんが、表面には日射しを反射するシルバーコーティングを施し、裏面は黒くすることで地面からの照り返しは反射しないようにする仕様は「日傘」としてベストな選択なのではないでしょうか。

メンズも使えるシンプルでおしゃれなデザイン

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シルバーと黒のシンプルなデザインについては、メリットと感じるかデメリットと感じるかは人ぞれぞれではあるとは思います。

「可愛くない」という意見も見かけますが、私は「男でも女でも町でもアウトドアでも誰でもどこでも使いやすいデザイン」は大きなメリットであると感じて購入を決めました。

軽い(200g)ので片手で持てる

先にも少し書きましたが、私は子どもと手を繋ぐことが多いので、傘を選ぶにあたっては「片手で持ってもしんどくならないもの」を重視しています。

モンベルのサンブロックアンブレラはその点、片手で持ってもとても楽でありがたいです。

軽量なのに丈夫

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丈夫さについては、まだ使い始めて約一ヶ月なので「耐久性」は不明ですが、「親骨には軽量で強度を備えたカーボンを8本使用した、丈夫な構造」とうたわれている通り、多少風がある日でも問題なく使うことが出来ています。

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上記の写真の日、風がそこそこある日だったのですが、煽られはしつつも傘が折れたりすぐに「おちょこ状態」にひっくり返ってしまうというようなこともなく、安心して傘をさしていることができましたよ。

ポイント

と言っても、商品の注意事項として「強風時は破損する恐れがありますので使用しないでください。」とありますので強風時のご使用は控えた方が良さそうではあります。

モンベル店舗やカスタマーサービスで修理可能

モンベルの日傘は店舗やカスタマーサービスで修理の受付もしています。

折りたたみ傘って、長く使っているといつの間にか骨の縫い糸が切れたり、小さな部品がなくなったり(持ち手のひもとか)しがち…なので修理が可能というのは嬉しいポイントですね。

デメリット

モンベル日傘2つのデメリット

ポイント

  • 畳むのが面倒
  • そこそこ良いお値段がする

デメリットについてですが、今のところ正直ほとんどデメリットは感じていません。

畳むのが面倒

畳むのが面倒とは書きましたが、この傘が「特別面倒」というわけではなく、一般的な折り畳み傘と同等の面倒さです。

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ただ、モンベルの日傘は上記写真の下段(左)の状態には簡単に畳めるんですよね。

なので、一日に数回を連日使う場合は、この「簡易的に畳んだ状態」でカバーに入れています。

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安い!とは言えないお値段

お値段については、いつも500円くらいのビニール雨傘を使っている身としては少し怯みました。が「機能性」や「壊れてもモンベルで修理が可能」な点を思うと妥当だとは感じています。

サンブロックアンブレラの仕様とサイズ

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モンベルのサンブロックアンブレラの特徴的な仕様とサイズは以下の通りです。

素材 75デニール・ポリエステル(表:ポリウレタンシルバーコーティング〈耐久撥水加工〉)
本体重量 200g
カラー シルバー(SV)
直径(使用時) 98cm
骨長 55cm
骨本数 8
傘袋収納寸 27cm
参照 mont-bel(モンベル) サンブロックアンブレラ

折りたたみ時に指が挟まらないカバー

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これまで出会った折り畳み傘の中には、畳むときに指が挟まるものがいくつかあって、その点がいつも気になるのですが。

モンベルのサンブロックアンブレラを畳む時に押す場所は、きちんと指が挟まらないようにカバーされた状態のものとなっていました。押すだけですんなり畳むことができ、小学校1年生の息子でも簡単に畳めていましたよ。

収納時と使用時のサイズ

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日傘のサイズは、袋に入れた収納状態で27㎝です。(公表サイズ)

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さした時のサイズ感は以下の写真の通りです。

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色・デザインだけでなく、サイズも性別や年齢問わず使いやすいものとなっていると感じます。

晴雨兼用で軽量の折りたたみ日傘

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モンベルのサンブロックアンブレラは耐久撥水加工されており「晴雨兼用」とのこと。

ちなみに撥水と防水の違いは以下の通りで、撥水にはさらに5級〜1級まで等級があり、数値が大きいほど撥水性能が高いとされます。

チェック

■撥水と防水の違い

  • 撥水:生地の表面で水を弾く機能(水玉がコロコロしている状態)
  • 防水:生地の裏側まで水を通さない機能

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試しに小雨の日に使って見たところ、傘表面で雨水をしっかりコロコロと弾いてくれました。

ふと、サンブロックアンブレラの「撥水等級」について知りたくなりモンベルにメールで問い合わせてみましたが、以下の返信をいただきました。

お問い合わせいただきましたサンブロックアンブレラ♯1128560の撥水性能につきましては、等級での表示はございませんが、雨天時でのお使いでは支障はないと存じます。

ご安心してお使いくださいますようお願い申し上げます。

撥水等級を知ることはできませんでしたが、「雨天時でも安心して使って良い」とのこと。あえて雨の日にこの傘を選んで使う必要はないかと思いますが、夏は急な雨も多いので一本持っておくと暑さ対策+雨対策を兼ねることが出来そうです。

モンベルの軽量折りたたみ日傘サンブロックアンブレラの実力検証|まとめ

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今回、モンベルの軽量折りたたみ日傘の実力を検証してみた結果、サンブロックアンブレラを差していると「涼しい」と感じるのは気のせいでは無かったことがハッキリしてスッキリしました。

購入してから日常使いで大活躍しておりますが、山歩きやキャンプ、野外フェスなどのお供にもおすすめのアイテムです。夏の熱中症対策としてはモチロンですが、急な雨にも対応可能ですので一本カバンの中に入れておくと安心ですね。

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  • はれうさぎ
  • ファミリーキャンプ歴5年目の主婦。登山好きな夫の「テントはコンパクトに!」のこだわりのもと、夫は独身時代から愛用しているソロテントで、私と子ども2人は3人用テントで寝るという別居スタイルでキャンプを楽しんでおります。

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