愛犬を連れてキャンプに行く時、キャンプ場選びに頭を抱えていませんか?理想はキャンプ場内を堂々と愛犬を連れて歩くことができ、さらにドッグランもあったら最高ですよね。
私も愛犬を連れてキャンプをしているため、キャンプ場を選ぶ時の第一条件はペット可のキャンプ場です。しかしペット不可のキャンプ場は意外と多く、ペット可のキャンプ場でもペットを歩かせられる場所が決まっているなど肩身の狭いを思いをしがちです。
今回はそんな愛犬家キャンパーに嬉しい北海道道東地方にあるドッグラン付きの赤いベレーキャンプ場(自然休養村野営場)についてご紹介していきたいと思います。
目次
赤いベレーキャンプ場(自然休養村野営場)について
赤いベレーキャンプ場(自然休養村野営場)は道の駅阿寒丹頂の里内にあるキャンプ場です。道の駅阿寒丹頂の里にはドッグラン設けられていて愛犬をノーリードで遊ばせることができます。
また、こちらのキャンプ場の正式名称は自然休養村野営場と言いますが、敷地内にある温泉施設が赤いベレーという名称であることから地元では皆『赤いベレーキャンプ場』と呼んでいるんですが、キャンプ場のホームページを見て正式名称が自然休養村野営場という名称だったことに驚きました。
道の駅からキャンプ場までは徒歩で5分程の距離にあります。キャンプ場内には大きな遊具のある公園が隣接されており、その周辺は舗装された道があるため自由に散歩することができます。
ドッグランが設けられている道の駅なだけあり愛犬を連れている利用者は多く、堂々と愛犬を散歩させていても周囲に嫌な目で見られることは一切ありませんでした。
またキャンプ場内にある公園には大きなアスレチック遊具、炭砿と鉄道館、地域資源活用工房による石窯で焼くピザ焼き体験や、木工クラフト、ジャガイモ掘りとり体験などができる為、子供連れキャンパーにも嬉しいキャンプ場となっています。
アクセス方法・基本情報
住所 | 〒085-0245北海道釧路市阿寒町上阿寒23-36-1 |
---|---|
受付時間 | 9:00~17:00 |
電話番号 | 0154-66-3810 |
利用期間 | 4月~10月 |
予約方法 | 電話 |
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 10:00 |
公式サイト | 道の駅阿寒丹頂の里 |
利用料金
テント | 1泊1張り/770円 |
---|---|
バンガロー | 1泊一棟 5,500円(4月・5月・6月・9月・10月) 7,140円(7月・8月) |
赤いベレーキャンプ場(自然休養村野営場)のキャンプサイト紹介
フリーサイト
自然休養村野営場はフリーサイトのみで小規模なキャンプ場でした。オートサイトは無いため基本的には車をテントの隣りに横付けすることはできません。しかし、私が利用した時は1歳の赤ちゃんを連れていたこともあって特別にテントの隣に車を横付けしても良いと許可してくれました。
私が利用した日のキャンプ場利用者は我が家を含めて3組しかおらず、他2組はバイカーのソロキャンパーだったのですが、いずれもバイクをテントの隣に横付けしていました。そのため、混み具合によって車やバイクを横付けする事ができるようです。
基本的に車の横付けはできないとのことでしたが、荷物の運搬に関しては車で運ぶことが許可されていたので、重たいキャンプ道具を自力で運ぶ必要はありません。
バンガロー
バンガローにはトイレとミニキッチンが設けられています。
赤いベレーキャンプ場(自然休養村野営場)の施設紹介
管理棟の様子
私が利用した時に居らした管理人さんは、我が家に小さい子供がいることを配慮して車をテントに横付けすることを提案してくださり非常に親切な方でした。
炊事棟とトイレの様子
炊事棟は古い感じはしましたが綺麗でした。
トイレに関しては利用した旦那の話を聞くと和式のボットントイレで、古い感じがしたとのことでした。
私はボットントイレが苦手でしたので、キャンプ場から徒歩5分程の所にある道の駅の新しくできたばかりの綺麗なトイレの方を利用しました。道の駅のトイレは非常に綺麗で赤ちゃんのおむつを交換する台もあり気持ちよく利用することができました。
美肌の湯「赤いベレー天然温泉」
キャンプ場より徒歩5分程の所には美肌の湯「赤いベレー天然温泉」があります。徒歩圏内に温泉施設があるのは嬉しいですよね。
温泉施設の中にはレストランもあり食事をすることもできます。因みにここのポークチャップは絶品ですよ。
周辺レジャーについて
道の駅阿寒丹頂の里クレインズテラス
2016年にリニューアルオープンした道の駅阿寒丹頂の里クレインズテラスには地元産の農畜産加工品やお菓子、クラフト製品などは幅広く販売されています。バーベキューに使える肉や野菜はこちらで調達できるため非常に便利です。
軽食喫茶コーナーも設けられておりミルク感たっぷりのソフトクリームは絶品でした。
リニューアルオープンして間もないため施設は非常に綺麗で気持ちよく利用することができます。ドッグランあることから愛犬連れの利用者も多くいました。
阿寒マルシェ
阿寒マルシェは地元産の肉・魚介類・野菜・お菓子などを数多く揃えている特産品販売所で、こちらでも地元の食材を調達することができます。
私はお土産にえんがわの塩辛とたこわさを購入しました。控えめに言ってめちゃくちゃ美味しかったです。
ドックラン
小さいながらもドッグランが設けられており愛犬をノーリードで遊ばせることができました。
アスレチック遊具
キャンプ場内には公園があり、そこには大きなアスレチック遊具があります。我が家はまだ子供が小さいのでちょっとしか遊ばせることができませんでしたが、子供は大喜び間違いなしです。現に日中は子供達が遊ぶ声が聞こえてきてこちらも楽しい気持ちになりました。
大きいアスレチック遊具の他にも、小さい子でも遊べる遊具もあり楽しむことができました。
炭鉱と鉄道館
こちらはキャンプ場の管理棟の目の前にある炭鉱と鉄道館です。
釧路市阿寒はかつては炭鉱の街でした。炭鉱と鉄道館では、半世紀にわたる雄別炭鉱の歴史を展示している炭砿と鉄道館や、実物のSL機関車を見学することができます。
バーベキューコーナー
バーベキューコーナーは屋外コーナーで160名、屋内コーナーで180名利用することでき非常に広かったです。
阿寒国際ツルセンターグルス
釧路市阿寒はタンチョウヅルへの人工吸餌発祥の地で、古くからタンチョウヅルの保護活動を行っています。こちらの施設ではタンチョウヅルの生態や習性などが分かりやすく解説した展示コーナーやライブラリーコーナがあります。また、野外飼育場があり自然に近い状態で飼育されているタンチョウヅルを見学することができます。
赤いベレーキャンプ場(自然休養村野営場)でキャンプしてみた感想
冒頭でお話ししたように我が家は愛犬を連れてのキャンプですので、キャンプ場を選ぶ第一条件として愛犬を連れて行けるか否かです。今回ご紹介した自然休養村野営場はドッグランが設けられているため、あちらこちらに愛犬家とその犬達が歩いていました。
ペットはOKのキャンプ場でも「ここからここまでは犬は立ち入り禁止」という条件があったりと肩身の狭い思いをすることが多いのですが、この自然休養村野営場ではそんな思いをすることなく楽しく利用することができました。
私は愛犬を連れたキャンプをしているのでどうしても愛犬目線でのご紹介となってしまいましたが、キャンプ場内には大きなアスレチック遊具のある公園があったり、釧路市阿寒ならではの炭鉱と鉄道の歴史を知ることができる炭鉱と鉄道館や、タンチョウヅルの生態を知ることができる阿寒国際ツルセンターなどがあり子供連れキャンパーにも非常にオススメのキャンプ場となっています。
また道の駅丹頂の里クレインズテラスは2016年にリニューアルオープンしたばかりで施設やトイレは非常に綺麗です。徒歩圏内に温泉施設があるのも大きな利点で湯冷めすることなくポカポカのままテントに戻ることができました。
キャンプ場の近くには空港があることもあり、日中何度かキャンプ場の上を飛行機が飛んでいることがありました。大きな音で飛んでいましたので夜うるさかったらどうしようと考えていたのですが、夜はフライトがないため騒音に悩まされることもありませんでした。
北海道道東地方でペットも子供も楽しめるキャンプ場をお探しの際には、赤いベレーキャンプ場(自然村休養野営場)をご利用してみてはいかがでしょうか。
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