キャンプは夏でしょ!と思われている方も多いのではないでしょうか。
実は冬キャンプには冬キャンプしかない魅力が沢山あり、夏キャンプでは体感する事のできない魅力が沢山あります。
「寒い」「つらい」というイメージもまだまだ多いと思いますが、冬キャンプだからこそ感じられる9つの魅力をお伝えします。
目次
蚊やブヨに悩まない!虫がいないキャンプ
キャンプをした時に蚊、ブヨ、ハチ、普段見たことの無い虫の遭遇を恐れて敬遠している方も多いのではないでしょうか。
冬キャンプは虫が少ないどころか、どこにもいません。
なのでキャンプに行きたいけど、虫が苦手だから…とキャンプに行きたがらない人を誘うには絶好のチャンスです。
また、虫がテント内に侵入してくる心配も無いのでインナーテントを持ってく必要もなくフライトシートのみでコット寝、お座敷スタイルも気軽にできます。
人がいない。キャンプ場を独占?
一般的にオフシーズンである冬キャンプ。
虫も居なければ、人も少なくなります。
普段ならテントが乱立し、横を見ればお隣サイトが見える、お隣がグルキャンで夜中まで大騒ぎ、なんて事も少なくなります。
また、平日であればほぼ貸し切り状態でキャンプをする事も可能です。
夏キャンプでは味わう事のできない静寂の中、ゆったりと大人のひと時を過ごす事ができます。
夜景、景色が抜群に綺麗。
晴れた日には空を見上げると、そこには見たことが無いような満点の星空が広がっていることがあります。
空気が澄んでいる冬は、星空鑑賞には最適な時期です。
夏キャンプですと空気中の水分が邪魔をして景色がもやっとしていたり、星空が見えづらい事があります。しかし冬キャンプは空気が乾燥しているので、空気中の水分が邪魔することなくクリアな夜景や星空を堪能する事ができます。
焚火があったかい。焚火がもっと好きになる
寒い中、火を囲うひと時は最高です。
夏キャンプだと料理や食事のために囲うことが多い焚火ですが、冬キャンプは暖をとるために焚火を囲います。
火の暖かさを感じながら囲う焚火は、人類の原点である焚火本来の形を思い出させてくれるでしょう。
料理がおいしい、楽しい
あったかい鍋が普段より何倍も美味しくなります。
極限までお腹が空いた状態で食べる料理は美味しいですよね。それと同等レベル、またはそれ以上に美味しく感じます。
料理の味付けも大事ですが、環境という隠し味が効いて夏キャンプでは味わう事のできない美味しい料理が待っています。
また、夏キャンプに比べて食材が腐りにくいので食材を普段より多めに持ち込んで、手の込んだ料理をするチャンスでもあります。
冬ならではの遊びがある
雪が積もっている状態(雪中キャンプ)に限りますが、ソリ、スノボ、スキー、雪だるま、かまくら作り、雪合戦と冬ならではの遊びがあります。
大人になって雪上ソリもなかなか盛り上がって楽しいものです。また、キャンプ場のちょっとした坂でスキー、スノボのデビューを控えている子供の事前練習をするにも最適です。
ワカサギ釣りができるキャンプ場の場合、釣った魚をサイトに戻って焼いて食べるワカサギも最高です。
温泉が最高に気持ち良い
寒い日にはやっぱり温泉が最高に気持ち良い。
冬キャンプで自然を満喫しつつ、体の芯からあっためてくれる温泉は体を癒やしてくれます。
夕方の露天風呂では陽が沈む夕日を見つつ、徐々に暗くなるとともに見えてくる満点の星空を露天風呂から眺めるのも最高です。
ベトベトベタベタとさよなら!汗をかきにくい
夏キャンプでは荷降ろしだけで汗だくだく、着替えても体に残りベトベトベタベタ感。
シャワーも気軽に浴びれないので、お風呂に行くまで不快感と一緒なんてことないでしょうか。
冬キャンプであれば、服を脱いで体温調整することで汗をほぼかくことなく、設営から撤収まで汗の不快感から開放されて過ごすことができます。
また、夜は暑くて寝苦しい、朝起きたら汗びっしょりなんてことも無いので汗の心配がいりません。
ただし汗をかいた場合、身体がすぐに冷えてしまい体調を崩す原因にもなりますので汗をかいたら早めに着替えるなどの対策をしましょう。
薪ストーブが使える
キャンパーなら誰しもが目にしたことがある薪ストーブ。
雪が積もるテントから飛び出た煙突。テント内では薪ストーブを囲い、親しい友人や家族と一緒に時間を過ごしているキャンプシーンを写真や動画等で見たことはあるのではないでしょうか。
薪ストーブは正しい使い方をすることで、テント内でも半袖で過ごせるくらいあったかくしてくれます。もちろんガスストーブなどで幕内をあっためるのもいいのですが、自然の中で自然の力を使った暖は別格です。
・一酸化炭素中毒に気をつけてください。
・メーカーの注意事項をよく読み、ルールをまもって安全に使用してください。
冬キャンプってハードル高くないの?
夏キャンプに比べると、冬キャンプ用にキャンプ道具が必要になるので道具面では若干敷居の高いものになります。
夏装備のままキャンプ場に行った場合、確実に寒くて撤収することになります。
しかし、最近では冬季中は冬キャンプをメインに運営しているキャンプ場もあり、冬キャンプ用品のレンタルが充実していたり、冬キャンプに必要なものを無料で貸し出ししているキャンプ場もあります。
もしはじめて冬キャンプデビューをする場合、道具を揃えるのではなく一旦レンタルからはじめてはいかがでしょうか。
キャンプ場で冬キャンプ用品のレンタルが充実しているか、また冬キャンプに関するイベントをやっているかどうか、をチェックして行くことをおすすめします。
【まとめ】冬キャンプならではの魅力
キャンプは6月~8月!と言っていたキャンパーが友人に誘われ冬キャンプ経験後、オンシーズンが夏から冬になった!というキャンパーも居るくらい独特な魅力があります。
冬の寒さの中、焚き火を囲い暖をとりながら、自然に囲まれた静寂の中であたたかい珈琲を飲む瞬間は、至福のひと時といってもいいのではないでしょうか。
今年の冬は、魅力がつまった冬キャンプをしに行こう!
ギア
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