岩本利達
じわじわ増えてるアーバンキャンプが京都にも登場!その魅力とは?

じわじわ増えてるアーバンキャンプが京都にも登場!その魅力とは?

京都府山城総合運動公園にて「アーバンキャンプ」を体験出来る「TOMOSHIBI CAMP」が2022年3月31日までの期間限定でオープン。

京都市や大阪市を初めとする関西都市圏から30分~60分程度で行けるということで、アクセスは抜群!忙しくて中々キャンプ場に行けないというキャンパーにぴったりのキャンプ場だ。

そもそもアーバンキャンプって何?

TOMOSHIBI CAMP2

アーバンキャンプとは2014年ごろから徐々に増えてきたスタイルのキャンプで、第二次キャンプブームの流れの中でキャンプスタイルの多様化が進み、「大自然の中で不自由を楽しむ」というよりも「移動時間を省き、キャンプそのものを楽しむ」へとシフトした考え方だ。

アーバンは直訳すると「都市の」や「都会の」と言う意味で、キャンプ場が多い大自然とは真逆の意味。「大自然の中にあるのではなく、アクセス抜群の都市や住宅街でキャンプを楽しめる」というのが最大のメリットとなる。

今回オープンしたTOMOSHIBI CAMP以外でも、大阪市内から約20分でアクセスできる「舞洲バーベキューパーク」や、名古屋市から約45分でアクセスできる「伊木山フォレスト」などが挙げられる。その他にも通常は別の用途で使用されている土地を使ってイベント的にアーバンキャンプをすることもある。

都市部にあるから利便性は申し分ナシ

TOMOSHIBI CAMP1

TOMOSHIBI CAMPがあるのは、京都府宇治市の京都府山城総合運動公園の一角。この公園の西側には住宅街が広がっており、JR奈良線、近鉄京都線が南北に走っている。

公園内にはレストランもあり、歩いて行ける範囲にコンビニも銭湯もあるし、車で10分も走らせればスーパーもホームセンターもあり、ほとんどの物が揃う。また都市部は熊や猪といった危険な獣もめったにいないし、アブやブヨといった虫も山の中ほどは多くないあたり、山の中でキャンプをするよりリスクが少ない。

こんな利便性の高い場所でもテントを張って宿泊できるし、焚火もできる。体調が変わりやすい小さな子どもがいるファミリーキャンパーや、経験の浅い初心者キャンパーにとっては臨機応変に対応できるのはありがたい。

テントサウナやアスレチックもありアクティビティは充実!

TOMOSHIBI CAMP5

TOMOSHIBI CAMPには多様なアクティビティも用意されている。注目はブームに火がついた「テントサウナ」や、公園内にあるアスレチック「ツリートップアドベンチャー ボウケンノモリ」だ。

そもそもテントサウナはどんなところでもサウナを楽しむことができるのが利点。都市部であっても「ととのう」ことができるというのはアーバンキャンプと相性は抜群だ。

TOMOSHIBI CAMPのテントサウナ

サウナには欠かせない水風呂もきちんと用意されており、外気浴するためのチェアも用意されている周到ぶり。

TOMOSHIBI CAMPのアスレチック

ツリートップアドベンチャーは本格的なフィールドアスレチックとなっており、地上10mの高さを超える木々の上を跳ねたり滑ったり、頭と体をフルに使って挑戦していくタイプ。子供はもちろん、大人も楽しめるようになっているあたりがキャンプに向いている。

TOMOSHIBI CAMPで遊ぶ子供

総合運動公園内にはプールやテニス場もあるので、キャンプと合わせてそれらも楽しめるということを考えると、山の中のキャンプ場より出来ることは多いのではないだろうか。

気軽で安全なのはアーバンキャンプならでは!

TOMOSHIBI CAMP8

冒頭でも触れたとおり、TOMOSHIBI CAMPは関西都市圏から1時間足らずで来られるキャンプ場。都市部にあるためお買い物をする施設も多く、キャンプ当日に早起きしなくてもいいし、なんだったら仕事帰りに行くことすら可能だ。

言わば「日常の隣にある非日常空間」。関西圏のキャンパーはサウナに ふらっと行く気分で一度試してみてはいかがだろうか。

営業概要

開催場所 京都府山城総合運動公園(太陽が丘) ふるさとの森エリア
営業日 2021年7月12日(月)~2022年3月31日(木)
※公園休園日を除く
営業時間 8:00~22:00
料金 手ぶらアーバンキャンプ:22,000円~(4名様)
アーバンフリーサイトA :大人1人あたり 1,699円~
アーバンフリーサイトB :大人1人あたり 1,299円~
※料金は税込み料金
※フリーサイトは別途「環境整備協力金」が必要です。
紹介
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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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