アルプスデビューにおすすめの「燕岳」で登山にハマること間違いなし!

アルプスデビューにおすすめの「燕岳」で登山にハマること間違いなし!

なんとなく運動不足を解消しようと低山から始めた登山。しかし、いざ始めると「もう少し高い山に挑戦してみよう」と徐々に標高を上げてしまうものです。私も1500mほどの山に登れるようになった時に「そろそろいけるんちゃう?!」と思い、思い切ってアルプスデビューを果たしました!

そんなアルプスデビューにおすすめなのが、北アルプスの「燕岳」です。今回は私がアルプスデビュー以来、毎年登っている燕岳のルートや魅力をご紹介します。

北アルプスの女王「燕岳」

燕岳は長野県に位置する標高2,763mの山で、日本二百名山にも選出されています。山頂付近は白い花崗岩が多く、その美しい山容から北アルプスの女王とも呼ばれる美しい山です。二百名山ながら北アルプスの中でも人気が高く、毎年多くの登山者で賑わいます。

夏は高山植物の女王コマクサが群生し、秋は美しい紅葉で彩られ、季節問わず美しい景色を望めることからリピーターも多い山です。

アルプスデビューにおすすめな理由

難しい技術は不要!体力があれば登頂できる

燕岳は標高は高いものの難所がないため、岩登りなどの難しい技術は必要ありません。きちんとした登山装備は必要ですが、経験が浅くても挑戦しやすい山です。

とはいえ登山口から山頂までは急登続きでひたすら登りなので、体力面はある程度必要。特に下りは膝に来るので、大腿四頭筋(前もも)を鍛えておくと安心です。あとはメンタルの強さがあれば登り切れますよ!

山小屋が魅力的

コースタイムの長い山を登っていると、心が折れそうになることが何度もありますよね。そんな時に何か楽しみがあると頑張れる気がしませんか?

合戦尾根の途中にある合戦小屋では、スイカやおしるこなど様々なメニューが用意されているので食べ物を楽しみに頑張ることができます。中には合戦小屋で販売されている可愛い手ぬぐいを目当てに登る人もいるほど。

さらに山頂近くにある燕山荘は人気の高い山小屋で、燕Tシャツやバンダナなど山小屋グッズも充実しています。山荘そのものもきれいで初めての山小屋泊に最適ですよ。私も初の山小屋泊は燕山荘でした。

オーナーのサービス精神も人気の理由で、食事の際にはオーナーによる特大ホルンの演奏や講話を聞かせてもらえます。他にもケーキを食べられるカフェがあるなど、楽しいことだらけの山小屋です。

北アルプス随一の絶景スポット

燕岳は北アルプス随一の絶景スポットです。登りはキツイですが、しんどい思いをして登り切った後の絶景のご褒美に一瞬にして心を奪われます。

「これがアルプスか~!」と感動すること間違いなしなので、登山にハマるきっかけには持って来いの山ですよ。中毒性のある景色なので、今後もアルプスに登りたくて仕方なくなるはず!

燕岳山頂までのルート

中房温泉登山口から合戦小屋を目指して出発

標高約1,460mのところにある中房温泉登山口が燕岳の登山口です。駐車場は近いところから第1、第2、第3駐車場とありますが、登山口まで少し距離があります。

登山口に着いたら登山届の提出とトイレを済ませて出発!ここから標高2,350mの合戦小屋までのコースタイムは約3時間です。

中房温泉登山口からは、北アルプス三大急登のひとつである「合戦尾根」を登ります。とにかく、ひたすら登って登って登り続けます!

ひとつひとつの段差が大きいので結構筋力は使いますが、進めば進むだけ標高を稼げるので「山登ってるー!」って感じになりますよ。

たまに周りの山の景色を見ると、標高を上げていることが実感できるのでモチベーションアップに!

中間地点の合戦小屋までの間には、第1ベンチ、第2ベンチ、第3ベンチとところどころに休憩できるベンチがありますが、たまに休憩に最適な木も。

いつになったら合戦小屋に到着するのかとモヤモヤしてきた頃に「合戦小屋まで5分」の救いの標識が現れます。ただ、いつも5分より長く感じるのはなぜでしょう…。体力を絞り出してもうひと頑張り!

合戦小屋名物を味わいながら休憩

合戦小屋に到着ー!ここまで来たら後は景色のいい登りなので、とりあえず一服。合戦小屋といえば「名物」を食べなければ!

合戦小屋の夏の名物といえば、スイカです!!疲れた体にスイカは最高すぎて、多分どこで食べるスイカよりも一番おいしいと思います。

ちなみに9月になると、スイカの代わりに「おしるこ」が食べられます。これまた最高なので秋に訪れた際にはおしるこもぜひ。

燕山荘までもうひと踏ん張り!

合戦小屋から燕山荘までは約1時間半。少し登ると眺望のいい場所に出ます。

燕岳の東側はガスっていることが多いのですが、ここで落ち込む必要はありません!大抵いつも東側はガスガスでも、稜線に出た途端、西側には絶景が広がっています。

9月末には天気が良ければ美しい紅葉と燕岳、そして燕山荘を望めます。ベンチがあるので休憩スポットにも最適です。

ここまで来れば、後は絶景を眺めながら、なだらかな登りを進むと燕山荘に到着です!稜線に出る直前のワクワク感がたまりません。

燕山荘に荷物をデポして山頂へ

稜線に出ると同時に大パノラマが目に飛び込んでくるのが燕岳登山の魅力です!東側がガスガスであれば尚更。初めてこの景色を見た時は感動して涙が出ました。

稜線上にある燕山荘は、ログハウス調の外観に赤い屋根が可愛らしい人気の山小屋です。受付を済ませて小屋に荷物をデポしたら、早速小屋から30分の燕岳山頂を目指しましょう!

その前に、燕山荘のマスコットである山男への挨拶も忘れずに!

燕岳までは身軽だし楽なはずなのに、いつもしんどいです。あんなに近くに見えるのに、微妙に遠い。近いからこそ気が抜けてしんどいのでしょうか。

夏の燕岳といえばコマクサ。他の植物との生存競争を避けるために、あえて過酷な環境に身を置いているのだとか。ピンクの可愛らしい姿とは裏腹に、強い心の持ち主です。

途中にあるイルカ岩と槍ヶ岳のツーショット。なんとか岩っていろんな所にあるし「無理やり過ぎるやろ!」とつっこみたくなるものも多いですが、これは本当にイルカに見えますよね。

こちらはメガネ岩。燕岳の山頂付近にはこのような奇岩がたくさんあります。

山頂は狭いので、写真撮影も順番待ちということがよくあります。ただ山頂手前には座れる花崗岩がたくさんあるので、写真撮影だけ終わったら山頂付近の花崗岩でゆっくり景色を眺められますよ。

山頂に到着です!意外と山頂はこじんまりとしていて、標識も控えめ。お賽銭が山積みになっています。

私が燕岳で一番好きな景色が、山頂から見る表銀座の稜線です。いつ見ても本当に美しい。燕岳の白い花崗岩に緑のハイマツが映えるんですよね。燕山荘も絵になるし、大天井岳や槍ヶ岳もきれい!頑張りが報われる瞬間です。

体力に余裕があればパノラマ銀座を歩くのもおすすめ!

「まだまだ体力には余裕があるぜ!」という人は、山頂から見た稜線をさらに進むのもおすすめです。燕岳から大天井岳、常念岳、蝶ヶ岳を結ぶ稜線はパノラマ銀座と呼ばれ終始絶景を楽しみながら稜線歩きを楽しむことができる人気ルートなので、北アルプスを満喫できますよ。

燕岳で1泊したら、翌日は大天井岳を経て常念岳で1泊、時間がなければそのまま一ノ沢登山口へ下山して2泊3日にできるほか、常念岳からさらに足を延ばして3泊4日で蝶ヶ岳を経て上高地、または三俣登山口に下山することも可能です。

燕岳登山まとめ

登山を始めると、いつかはアルプスの山に登りたい!と誰もが思うはず。高度な技術が必要ない燕岳はアルプスデビューに最適な山です。山小屋泊デビューにもおすすめなので、ぜひステップアップに登ってみてくださいね!

紹介
ギア
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  • 自然とお酒が大好きなアウトドア女子。
    テント泊登山をメインにキャンプ・釣り・スキーと年中アウトドアを楽しんでいます。
    体力づくりのために始めた筋トレにもハマり中。

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