岩本利達
マミー型と封筒型のいいとこどり!シーンに応じて使い分けられる万能シュラフが販売開始

マミー型と封筒型のいいとこどり!シーンに応じて使い分けられる万能シュラフが販売開始

大阪のキャンプ用品ブランド「M.W.M(エムダブリューエム)」は、ホワイトダックダウンを贅沢に使用した封筒型ダウンシュラフ「SLEEPING BAG 600」の一般販売を2021年9月11日(土)から開始した。

封筒型となっているもののフード部分もあってマミー型の特長をもつこのダウン。シーンに応じて使い分けられるように細かいところに気を配ってある点に注目だ。

封筒型だけどセンタージップ方式で入りやすい!

SLEEPING BAG 600 (2)

冒頭でも触れた通り封筒型のシュラフではあるが、マミー型のような特徴も併せ持つ「SLEEPING BAG 600」。通常、封筒型の寝袋はサイドにジップがあることが多いが、この寝袋はセンターから開くので寝たままの開閉がスムーズ。

SLEEPING BAG 600 (2)

またマミー型の様にフードがあり、ドローコード付きで保温性をアップ。体は寝袋のおかげで寒さに耐えられるが、顔の周りはどうしようもない。そういった時にドローコード付きフードがあれば顔周りの保温力もあり、ぐっすり寝られること請け合いだ。フードが必要ない時は枕にもなる。

フルオープンにすると布団型に!

SLEEPING BAG 600

封筒型のメリットであるフルオープンになる機構ももちろん搭載。秋口などは意外と暖かくなりすぎて体温調整したくなることも多いので、結構重宝する。

ちなみにマットの上で掛布団としても使用することも可能。元々羽毛布団と同様の作りをしているので、比較的暖かい夜には掛布団タイプの方が使い勝手がいい。

なお、快適温度は5℃、下限温度は0℃なので真冬の山キャンプには厳しいが、夏から秋の高原や冬の平地であれば対応可能。暑くても温度調整ができるので対応レンジは広い。

アームホールから腕を出して熱を逃がさない!

SLEEPING BAG 600 (3)

寝る前にちょっとスマホを触りたい方や、読書をしながら入眠するという方にとって、寒い中肩を出すのは辛いものがある。この寝袋にはアームホールがついており、腕だけを出すことが出来るので便利。ファスナーで開閉が出来るので使わない時は閉じているから安心だ。

とはいえ出ている腕部分はノーガードとなるので長時間の使用は禁物。風邪をひかない程度に留めておこう。

収納もしやすく、ファミキャンにうってつけ!

SLEEPING BAG 600 (4)

寝袋自体は幅が80cm、長さ180cmにフードが+30cmとなるので封筒型としては平均的なサイズ。ダウンをたっぷり使用している寝袋は収納するときに空気を含んで大きくなりがちだが、コンプレッションタイプの収納袋が付属しているのでコンパクトにまとまる。

キャンプに持っていく荷物の中で最も無駄なのは「空気」。デフォルトで圧縮が出来るのは大事なポイントだったりする。

質も高く使い勝手もいい、さらにコンパクトとくれば荷物がかさ張りがちなファミリーキャンプにいかがだろうか。

紹介
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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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