みなさんはキャンプに行く際「忘れ物」をしてしまったことはありませんか?特に子供連れでキャンプに行くと荷物が多くなるので、忘れ物をしてしまった経験もあるのではないでしょうか。
また初心者キャンパーさんの中には、何を持っていけばいいのか分からない方もいるかと思います。そんな方にオススメなのが「キャンプ用品持ち物チェックリスト」です。
今回は私が作成したファミリーキャンパー向けの持ち物チェックリストと、子供連れでキャンプを行く際にオススメな用品をご紹介していきたいと思います。
目次
キャンプ用品持ち物チェックリスト【PDF】
キャンプ前日や当日にバタバタ準備するため、毎回なにかしら忘れてしまう我が家…。それを改善するためにチェックリストを作成したところ、忘れ物をすることが無くなりました。
チェックリストはPDFでダウンロードして印刷できるようになっていますので、気になった方はぜひ活用してみて下さいね。
キャンプ用品持ち物チェックリストの活用法
チェックリストは毎回印刷して、その時必要なものを書き足したり消したりしても大丈夫です。
しかし我が家は2歳の子供に見つかれば即座にグシャグシャにされるので、チェックリストを印刷した後、100円ショップなどで売っている手貼ラミネートフィルムで保護します。
ラミネート加工されるので、水性のホワイトボードペンなどで書き込むことも可能ですよ。
ちなみに普段はラミネート加工した端に穴を開けて、すぐに使えるようキャンプギアが入った扉に引っ掛けていますよ。
そしてキャンプに行くことが決まったら、不必要なものは黒塗りで消し、キャンプで作りたい料理に合わせて食材や調味料等を記入します。
前日までにチェックリストを使用しながら準備した後は、最後にまとめる食材や調味料、キッチン用品などの忘れ物がないようにキッチンの見やすいところにマグネットで留めておきます。
これをすることで食料忘れがずいぶん減りました。
キャンプが終わった後は、専用のペン消しを使用して消してもいいですが、アルコール入りのウェットティッシュで一気に擦ると綺麗に消えます。
ラミネートを使うと何回でも使いまわせるのでオススメな活用法です♪
子供連れに必要なキャンプ用品
燃料や薪などはキャンプ場でも販売していることが多く、キャンプ場によってはテントやタープ、テーブルなどもレンタルしているところも増えてきました。また食材を忘れても、近くの道の駅などで購入すれば何とかなります。
しかし忘れて困る物が「子供用の荷物」です。特に乳幼児に必要な物品はキャンプ場の周りであまり販売していません。ここでは子供連れに必要な用品をご紹介していきたいと思います。
母子手帳・保険証・医療証
普段持ち歩いている方もいるかもしれませんが、大人以上に子供は病気や怪我をしやすいため、必ず母子手帳・保険証・医療証はセットで持っていきましょう。
子供用薬
上記でもお伝えした通り、子供は病気や怪我になりやすいもの。キャンプ場によっては、管理棟でガーゼや絆創膏などの最低限の救急セットを準備してあるところもあります。
しかし子供用の薬を置いている場所はほとんどないため、自宅から普段使っている物を持っていくことが大切になります。
そのため「もしも」の備えとして、子供が内服しても大丈夫な解熱鎮静剤や風邪薬、整腸剤などを準備しておきましょう。また塗り薬も、万能塗り薬のワセリンや虫刺され用のムヒベビーなども備えておく安心です。
着替えやタオル、オムツは多めに
子供は洋服が汚れるなんて考えずに思いっきり遊びます。また代謝もいいので、汗もよくかきます。汗が冷えて風邪をひかないためにも、1日に最低上下3セット分以上の服やタオルも多めに持って行くようにしましょう。
またオムツかぶれを予防するためにも、オムツは2-3時間おきに定期的に替えてあげるようにすると安心ですよ。
特にオムツはかさばるので荷物が多くなりますが、すぐ使う分はポーチなどに入れて、予備の分は圧縮袋などにまとめると便利です♪
おやつ・食事エプロン
幼児は1回の食事量が大人に比べると少ないですが、活動量は多いので、軽食が必要となってきます。
キャンプ場でその都度作ってあげてもいいですが、お腹が空くと「グズリ」の原因にもなってしまうので、すぐに食べれるオヤツなどを持っていきましょう。
また幼児の場合は食事エプロンもオススメです。エプロンは洋服を汚さないために使われることが多いと思いますが、こぼしたオヤツやご飯は、虫や野生動物が寄ってくる原因にもなります。
キャンプ場を綺麗に維持するためにも、小さなお子さんがいる場合はマナーの一つとして持っておくといいですよ。
夏のキャンプに特にオススメなもの
夏場は以下のものを持って行くことをオススメします。
チェック
- ポータブル扇風機
- 蚊取り線香
- 虫除けスプレー
- ポイズンリムーバー
- 日焼け止め
- 冷えピタ
- 瞬間冷却剤
- 水場用靴
- 帽子
免疫力が少ない子供は、ちょっとした虫刺されでも炎症して熱を持ってしまうこともあります。そのため虫除けスプレーやポイズンリムーバーを持って行くと安心です。
また熱中症を予防するためにポータブル扇風機や冷えピタ、瞬間冷却材などを持参して定期的に体を冷やしてあげるといいですよ。
そして夏場のキャンプで、セカンド靴としてオススメなのが「水場用の靴」です。これは水場で使うことを考えて作られているため、靴底が滑りにくくなっています。
よく川や海などで裸足で遊んでいたために、足の裏を怪我する子供を見かけます。水場で遊ばせる際は裸足ではなく、滑りにくいサンダルや水場用の靴を履かせるようにしましょう。
また川や海が近くになくても、暑い夏の日は靴を履かせたまま足元を冷やすだけで体温も下がりやすくなるので、とても便利ですよ。
冬のキャンプに特にオススメなもの
冬のキャンプにオススメなのが以下のもの。
チェック
- 防寒着用のアウター
- 保温効果のあるインナー
- 毛布
冬のキャンプで特に必要なのは、とにかく防寒着です!特に子供は厚着を嫌がる子もいるため、保温効果のあるインナーを数枚持って行くようにしましょう。
また冬のキャンプに小さな子供を連れて行く際、「貼るカイロ」や「電気毛布」「湯たんぽ」を使って直接子供を温めるのはオススメできません。何故ならどれも「低温やけど」の恐れがあるからです。
低温やけどの怖いところは「症状が遅れて出てくる」ことと「重症化しやすい」ことがあげられるので、もし電気毛布や湯たんぽを使う場合は、子供が寝る前に毛布やシュラフを事前に温めておく用に使用するといいですよ!
またストーブを使用したり焚き火をする際は子供が近づかないように常に注意し、ストーブの場合は一酸化炭素中毒にも十分注意して下さいね。
雨の日にオススメな用品
雨の日に家族でキャンプに行く方は少ないかもしれません。
しかし雨の日は虫や野生動物が現れず、子供が騒いでもキャンパー自体少なく雨音で声がかき消されるので、普段より気にしなくて良かったりするという利点もあります。
そんな雨の日にオススメなのはレインコートや雨靴、水着などありますが、特にドライヤーと耐熱性のポリ袋を使った簡易的乾燥機が便利です。
使い方としては、耐熱性のある半透明なポリ袋の底を2箇所切り、その中に濡れた服を入れます。そしてドライヤーを当てていくと、小さな子供の服なら5分程度で乾かすことができます。
服がシワになったり繊維が傷ついてしまうリスクもありますが、カビの繁殖を抑えたり、空間が限られているテントの中で干さなくてもいいというメリットがあり便利です。
「キャンプ用品持ち物チェックリスト」を活用して、子供と楽しい思い出を作ろう!
いかがだったでしょうか?大人だけで行くキャンプの忘れ物の大半は「無くても何とかなるもの」が多いです。しかし、子供用品やキャンプ場で購入したり借りれないものを忘れると、それだけでキャンプ自体を楽しめない可能性があります。
忘れ物を予防するためにも、キャンプ用品持ち物チェックリストを活用して、子供と楽しいキャンプの思い出を作ってはみませんか?
ギア
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