岩本利達
【グランピングの知名度は70%以上】実際に利用したことがある人は20人中1人という結果に

【グランピングの知名度は70%以上】実際に利用したことがある人は20人中1人という結果に

LINE株式会社が保有するリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」にて、今と近未来の流行を予想する企画を実施しており、第十弾は「グランピング」について調査した。日本全国の18歳~59歳の男女を対象にしており、グランピングのリアルな「今」が分かる結果となった。

市民権を得た「グランピング」。実際の知名度はどう?

【LINEリサーチ】「グランピング」

グランピングは「グラマラス」と「キャンプ」を組み合わせた造語のこと。アウトドアを気軽に快適な空間で楽しめるサービスとして、ここ数年で爆発的に提供者が増加した。

アンケート結果では、全体の77%が認知しており、そのうち5%が利用したことがあることが分かった。日本の人口1.2億人の内、600万人が利用したことがある計算となり、非常に多い印象。ちなみに認知度は男性よりも女性の方が高くなっており、興味関心は女性の方が強いことが伺える。

一年後はどうなってそう?皆が思うグランピングの今後

【LINEリサーチ】「グランピング」 (3)一年後の流行感について、64%が利用者はいると予想しており、この傾向も女性の方が高い。アウトドアに興味がありながらも、清潔感や虫の存在で二の足を踏んでいた女性が反応しているのではないだろうか。

調査結果によれば、一年後には今の2倍以上浸透しているというイメージらしく、キャンプのとっかかりとしてグランピングに挑戦するという声も上がっている様だ。

一方で、キャンプにラグジュアリー感は不要という意見があったり、気軽さを求めるのであればリゾートで宿泊すればいいという意見もある。

グランピングやってみたい?に対して50%以上が前向きな回答

【LINEリサーチ】「グランピング」 (4)自身がグランピングを利用するかどうかという意向調査では、全体の57%に利用意向があるという事が分かる。男女別でも女性の方が割合が高く、特に10女性に関しては76%に達している。

昨今のレジャーの在り方が大きく変容する中、密を避けてレジャーを楽しめるグランピングを選択するのはある意味自然な流れと言ってもいいだろう。

キャンプを始めるにしても道具をそろえたり、ノウハウが無いので心配だったりとハードルが高いので、金額が高くなったとしてもグランピングを選択するユーザーは多そうだ。

グランピングブームはまだまだ継続!新しいサービスも続々登場か

グランピング

今回の調査の結果から分かる通り、グランピングブームは収束することなくまだまだ継続していく見込み。ホテルやキャンプ場のプレスリリースを見ていても、グランピングに関するサービスはどんどん増えてきているので、新しいサービスの登場にも期待が高まる。

調査対象 日本全国の18~59歳男女
実施時期 2021年7月30日~2021年8月3日
有効回収数 2108サンプル
紹介
ギア
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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェト/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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