昭和28年創立の老舗総合金物メーカー「井上金物株式会社」は、同社のオリジナルアウトドアギアブランド「IRONBLOCK(アイアンブロック)」から新コンセプトの焚き火台「吹火台2×4STOVE」を発売した。
火が吹く台と書く「吹火台」は吹き上がる炎を楽しむ焚き火台。どんな特徴があるのだろうか。
燃料は「2×4材」!薪を使わない新しい焚き火台
この「吹火台」の最大の特長は、薪ではなく「2×4材」を使って焚き火をするところ。2×4材は「ツーバイフォー材」と読み、木口の厚さが2インチ、幅が4インチの木材のことで、針葉樹であることが多い。建築資材や工作など広く使われており、ホームセンターでの入手も簡単だ。
吹火台は2×4材の端材を煙突状に組み上げ、中央にできる空間に着火剤で火をつけて使用する。煙突効果により強い火力を発生させることが可能で、組み上げた煙突から火が吹いている様に見えることから「吹火台」と名付けられた。
誰でも安心して焚き火を楽しめる
通常の焚火では考えられないが、吹火台では燃料となる2×4材をしっかり固定して使用する。そのため、急に薪が崩れたり、風で倒れたりという心配がほとんど無い。
一度着火してしまえば煙突効果でどんどん燃えていくので、火を育てていく工程も必要ない。もちろん火を育てるのは焚き火の醍醐味でもあるが、キャンプに不慣れな方やお子様でも簡単に火を起こせるというのは大きなメリットだ。
とはいえ全く手がかからないわけではなく、後半に一度材料を裏返すことで全ての木材を使い切ることが出来るようになるらしい。
弱火から強火まで自由自在!火炎調節レバー付き
普通、焚火台は薪の配置で火加減をすることになるが、吹火台は下部の火炎調節レバーで空気の流入を調整することで、簡単に火力調整ができる。セットに含まれる調理フレームを使えば炎を利用した調理が出来るが、このレバーがあれば弱火から強火までガスコンロのように調整が可能に。
2×4材は針葉樹なので非常に燃えやすく、小さくても煙突効果で火力は十分。組み上げることで1時間程度は燃焼し続けられるので、調理に使用した後は焚火もしっかり楽しめる。
工作で出た端材を「吹火台」へ!
吹火台はDIY好きの社長が端材を有効活用すべく、試行錯誤して生まれた商品。キャンプで子供と一緒に工作をして、その際に出る端材を捨てたり、そのまま火にくべるよりも更に効果的に使用することが可能になっている。
サイズ感や材料の手に入りやすさから、ソロキャンプや、本チャンの焚火が終わった後のチルタイムにもオススメ。メインでもサブでも活躍できる焚火台として、DIY好きを中心に人気が出そうだ。
商品仕様
商品名 | IRONBLOCK 吹火台 2×4STOVE |
---|---|
サイズ | W200×D200×H150mm(調理フレーム・熱灰シールド付き) |
重さ | 2.1kg(調理フレーム・熱灰シールド付き) |
材質 | ステンレス鋼 及び 鉄鋼 |
仕上げ | サンドブラスト・電解研磨処理 |
価格 | ・「IRONBLOCK 吹火台 2×4STOVE」フルセット:17,380円(税込) (本体・専用調理フレーム・専用熱灰シールド・専用収納袋) ・「IRONBLOCK 吹火台 2×4STOVE」本体セット:13,530円(税込)(専用収納袋付) ・吹火台2×4STOVE 専用調理フレーム:1,980円(税込) ・吹火台2×4STOVE 専用熱灰シールド:1,980円(税込) ・吹火台2×4STOVE 交換用ロストル:990円(税込) ・IRONBLOCK SPF2×4材 150ミリ(8本):990円(税込) |
販売先 | 井上金物公式アウトドアWEBSHOP「IRONOA(イロノア)」 「IRONOA(イロノア)」公式サイトURL: https://ironoa.jp/ |
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