キャンプクエスト編集部
冬キャンプシーズンで価格が高騰する前に買っておきたい暖房・防寒アイテム10選

冬キャンプシーズンで価格が高騰する前に買っておきたい暖房・防寒アイテム10選

冬キャンプのシーズンが近づいてきました。2020年は空前のキャンプブームが到来し、あらゆるキャンプ用品が品薄になり、売り切れ必至の人気商品ともなるとamazonや楽天等のネットショップで定価の2〜3倍、メルカリやフリマアプリでは5倍以上の値が付くこともありました。

そんな物価上昇の煽りを受けて、苦渋を舐めながら泣く泣く冬用ギアを購入していた古参キャンパーも多かったことでしょう。そんな後悔を2度としないように、冬キャンプのシーズンが本格的に始まる前の今、価格が高騰する前に購入しておきたい冬用キャンプギアをご紹介いたします。

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冬キャンプシーズン前に購入するべき暖房・防寒アイテム10選

今年こそ冬キャンプに挑戦しようと思っているキャンパーに向けて、シーズン中は価格が高騰しやすいキャンプギア10製品ご紹介します。他にも気になる冬用アイテムがあれば、新規参入キャンパーが増えて品薄になる前の購入検討をおすすめします。

石油ストーブ

テント内の石油ストーブでピザを焼く

まずは生産台数に限りがあり、価格が高騰しやすい候補の1つが石油ストーブです。

特に人気の高い国産メーカー「フジカ」のハイペットは完全受注生産で、電話で注文してから納期まで2〜3ヶ月待ちは当たり前。

その他にもアラジンブルーフレームは見た目のスタイリッシュさからキャンパーに人気で、元々は3万円台で購入できていた製品が高い時では5万〜6万円台に高騰していました。

今年の冬キャンプに石油ストーブの導入を考えているなら、早めに注文を入れておくのが得策でしょう。

ガスヒーター

ガスヒーターでテント内はぽかぽか

手軽に使えてメンテナンスもあまり必要ないカセットボンベ式のガスヒーターも価格が高騰しやすい商品の1つです。

大手メーカーで生産ラインが安定しているものであればそこまで急ぐ必要は無いですが、シングルバーナーにセットするアタッチメント式のガスヒーターや、持ち運びが簡単でキャンプに使える小型のガスヒーターは生産数が少ないので簡単に価格が上下してしまいます。

特にソロキャンパーや熟練キャンパーが増える冬のシーズンは、マニアックな製品の物価が上昇する時期でもあるので、手に入れるなら今のうちが良いかも知れません。

薪ストーブ

キャンプで薪ストーブ

新規参入キャンパーが爆発的に増え、なるべく静かにキャンプを楽しみたいベテランキャンパーが最後に手を出す禁断のギア、それが薪ストーブです。

なるべく良質な薪と、自身の命を燃やしながら空間全体を暖めてくれる薪ストーブは、夏から秋、そして秋から厳冬期に追いやられたキャンパーが増える今季にこそ最も値上がりするであろうキャンプギアではないかと予想しています。

使用するには自己責任が付きまとい、一歩間違えればテントだけでなく我が身を燃やしてしまう危険性を秘めた魅惑の薪ストーブを手に入れるのなら、まさに今が一番のチャンスではないでしょうか。

薪ストーブ対応テント

ワンポールテントに薪ストーブ

薪ストーブを購入する決意を固めたならば、次に手を出すのは薪ストーブに対応したテントであることは必然。

薪ストーブの需要が増えてきた昨今、有名無名問わず多くのメーカーから薪ストーブに対応したテントが発売されています。

選択肢が多いのは良いことですが、それぞれの絶対数は少ないので、たった1人のインフルエンサーや有名配信者によって一度人気に火がつけば、いとも簡単に価格が上昇していくのは火を見るよりも明らかです。狙っているテントがあるのなら早めの購入がおすすめ。

ブランケット

一人キャンプとブランケット

チェアに掛けたり、フロアに敷いたり、シュラフを包んで保温力UPさせたり…冬キャンプでの使い道が多岐にわたるブランケットはシーズン前の購入が吉です。特に人気の柄やキャラ物の製品はフリマアプリでの高額出品が予想されます。

現に、あるブランケットは定価の10倍以上の価格で取引がされており、フリーマーケットの闇を感じられるほどです。やめよう転売。

色や柄、特定製品へのこだわりが無ければ気軽に手に入るものですが、もし何か欲しいものがあるのなら、早め早めの行動を起こしましょう。

オイルカイロ・ハクキンカイロ

ハクキンカイロ

こちらもある出来事から急激に認知が広がり人気に火がついた商品です。

創業から90年以上も販売され続けている日本人に馴染みの深い製品であるにも関わらず、古いことを新しいと感じる世代交代によって需要が再燃した製品の一つでしょう。

使い捨てカイロよりもエコであり、燃料さえ補充すれば何度でも繰り返し使用できるところ、そしてどれだけ寒くてもしっかり発熱してくれる安定性の高さも冬キャンパーが求める信頼度に繋がっているのだと思います。

焚き火リフレクター

焚き火リフレクター

意外と見落としがちなのが焚き火の熱を効率よく反射してくれる焚き火リフレクター

掛け軸のように焚き火台の反対側に設置しておくだけで、冬でも上着が要らなくなるぐらい熱量がアップするので、個人的には一度使ったら手放せなくなるギアNo.1だと思います。冬キャンプでリフレクターを持っていない友人に体験させたら、その場で購入を決意していました。

金属製や布製、サイズも様々で、大きければ大きいほど効果は高くなりますが、そこは積載量との兼ね合いで。ただし大きなサイズを販売しているメーカーは限られるため、今のうちに購入しておくのが吉です。

コットン(難燃)タープ

タープの下で焚き火

冬キャンプは焚き火が愛おしく感じる時季、そして出来るだけ焚き火に近付きたいシーズンです。そのためテントやタープの近くで焚き火をしたい=難燃性のタープが売れる時期でもあるわけです。

特に人気なのが火の粉が飛んでも穴が空きづらいコットン製の難燃タープ。テンマクデザインからはポリコットン(ポリエステルとコットンの混ざった素材)で作られた、その名も「焚き火タープ」という商品が販売されていて、こちらも人気の商品です。

ただし難燃と言っても燃えないわけではないですから、タープの近くで焚き火をする際は十分に気を付ける必要があります。

燃料類

石油ストーブ用の灯油

続いてはガスや薪、炭、灯油などの燃料類。そこまで大きな値上がりはしないでしょうが、需要が増えるので価格が上がってもおかしくありません。

これは例外的ですが、2020年はコロナの影響でまったく関係のない燃料用アルコールが瞬間的に値上がりしていました(燃料用のアルコールは人体に有害なので手指の消毒には使えません)。

その他にも最近ではガソリンの値上げが甚だしく、レギュラーガソリンの値段がおかしくない?ハイオクなんて200円しちゃうんじゃない?というぐらい国際的に原油価格が高騰しているため、石油や灯油などの燃料はその煽りを受ける可能性が大です。

テントシューズ

ルームシューズ

商品によってダウンが使われていたり、もこもこ素材や裏起毛などで冷えやすい足元を温めてくれるテントシューズは冬のシーズンによく売れる製品です。

特定のアイテムに人気が集中していないので、全体的にお手軽な価格で購入ができますが、こちらもハクキンカイロのように何かのきっかけで人気に火が付いたら爆発的に値上がりする可能性を秘めた防寒グッズでしょう。

価格が高騰する前に買っておきたい冬キャンプグッズまとめ

以上、冬キャンプを前に価格高騰が予想される10製品をご紹介しました。冬の時季に備えて、暖房グッズや防寒アイテムを新調しようと考えているのなら、シーズンに突入して売り切れてしまう前に購入を検討してみてはいかがでしょうか。

「あの時に買っておけば良かった!」という後悔をしないために、早めの決断をおすすめいたします。

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  • キャンプクエスト編集部株式会社noasobi
  • 「キャンプは自由だ!最高だ!」と自然の中で過ごす快感、快楽に取り憑かれキャンプ沼にどっぷりハマった人が集まるキャンプクエスト編集部。趣味もキャンプスタイルも全員異なるが、共通点は日本キャンプ協会のキャンプインストラクターの資格を持っていること、キャンプを愛していること。時々、焚き火を囲い酒を飲みながら語り合う。

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