キャンプに外せないギアとは何か?という事をキャンプ好きの友人と語るのは結構楽しい。テントと言う王道派から、お酒だと言う過激派まで様々だが、私が推したいのは「シュラフ」だ。
年中関わらず快適な睡眠に必要なものの一つがシュラフ。この度「ILYSM合同会社」はフルシーズン使える2in1シュラフのプロジェクトをMakuakeで開始した。これ一つで快適温度2℃~18℃まで対応できるとあって注目が集まっている。
涼シュラフと暖シュラフの2層を使い分ける!
一つのシュラフで夏と冬を使い分けるためにたどり着いた答えが、涼しいシュラフと暖かいシュラフを組み合わせて季節によって使い分ける、というものだった。これまでもコールマンから同様のレイヤー式シュラフが発売されていたが、年中使おうと思うとこの方式が完成系と言ってもいいだろう。
涼シュラフの快適温度は18℃と、夏の高原キャンプにはこれくらいが最適。暖シュラフは快適温度が6℃と、秋口から冬の始まりにかけてこれで行けそう。これらを一緒に使用することで、快適温度2℃と真冬の平地キャンプには使えそう。
高品質ダウンで冬はマイナス4℃まで耐えられる?
シュラフで使用しているのは高品質なダウン。軽量かつコンパクトにするためには品質も重要で、14にも上る工場から取り組み先を決めたとのこと。
環境保護と無菌性を備えた高品質の羽毛をたっぷり使用しており、ダウンの暖かさの基準となるフィルパワーは750FP。一般的なダウンが450~600FP、冬・山用ダウンが700FP以上とされており、750FPがいかに高品質かが分かる。
最低快適温度は2℃だが、寒さに耐性があって代謝の高い方はマイナス4℃までいけるらしい。そうでなくてもカイロや電気毛布など対策をすれば、真冬のキャンプでも快適に眠ることが出来そうだ。
シュラフの内側には寒さ対策の工夫も
寝る時の暖房と言えば上でも触れた通り、カイロや電気毛布がポピュラーだろう。ストーブ類を寝る時に使用するのはご法度なので、一酸化炭素が出ず火事の危険性が少ないモノに限られる。
このインナーシュラフの内側には寒くても快適に寝られるように、カイロを入れておくことが出来るポケットが複数存在している。低温やけどに注意は必要だが、電機や燃料を使用せずにシュラフ内の温度をブーストさせられるのは嬉しい。
これさえあれば大抵のキャンプ場は大丈夫
正直シュラフはこれがあれば年中、大抵のキャンプ場で快適に寝られることだろう。しかし標高1000mクラスの冬キャンプではさすがに厳しいものがあるので、過信しすぎることは無いようにしていただきたい。
地味に嬉しいのが、ダウンなのに気軽に洗濯が出来るところ。寝袋は見た目に汚れていなくても定期的に洗濯をした方がキャンプとキャンプの間にカビが生えたり異臭がしたりという問題を防げるのである。
通常価格は22,800円と対応温度の割にはお値打ち。さらにMakuakeで最大約34%OFFとなっているので、シュラフを探している方はすぐにチェックを。
ギア
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