【山梨】「竜ヶ岳」富士山の絶景を存分に満喫できる日帰り登山できる山

【山梨】「竜ヶ岳」富士山の絶景を存分に満喫できる日帰り登山できる山

富士山の眺望で有名な山はいくつかあります。今日ご紹介するのは山梨県の本栖湖にある日帰り登山ができる山「竜ヶ岳」です。

稜線から山頂にかけて富士山の絶景を拝むことが出来る屈指の富士山スポットとして人気で、12月から1月にかけてはダイヤモンド富士を拝むことが出来ます。ご来光には多くの登山者が殺到するんだそうですよ。

千円札裏面の逆さ富士の右隣にある山「竜ヶ岳」

山梨県と静岡県にまたがる「竜ヶ岳」は、中央自動車道河口湖インターから車で約30分。本栖湖の南岸にある天子山地(てんしさんち)の最北端に位置する標高1785mの山です。

千円札裏面の逆さ富士の右隣にある山「竜ヶ岳」

千円札の裏面に描かれた逆さ富士の右隣にある山が竜ヶ岳なんだそうで、筆者は初めて知りました。キャンパーであれば「浩庵キャンプ場」から見える、あの絶景を思い浮かべるのではないでしょうか。

富士山の眺望が素晴らしく

富士山の眺望が素晴らしく、山頂からだけではなく、登山中も富士山の絶景を眺めながら登山できます。富士山は勿論のこと、南アルプスや八ヶ岳、本栖湖を一望できる絶景ポイントが至る所にあるので登っていて楽しい山です。山梨百名山に選定されています。

竜ヶ岳は、かつて「小富士」と呼ばれていて

竜ヶ岳は、かつて「小富士」と呼ばれていて、富士山が噴火した時、本栖湖に潜んでいた竜が溶岩の熱さを逃れて小富士に登ったので「竜ヶ岳」と呼ばれるようになったんだそうですよ。信仰の対象の山で、富士山絶景スポットのある展望台には石仏が祀られています。

山梨県の「竜ヶ岳」は

出典:wikipedia

山梨県の「竜ヶ岳」は、滋賀県~三重県をまたぐ「鈴鹿セブンサミット」と称される「竜ヶ岳」と全く同じ名前の山で紛らわしいというのは登山あるあるです。こちらも有名な山なのでいつかは登ってみたい山です。

竜ヶ岳の登山コース

竜ヶ岳・登山ハイキングルート地図

出典:富士登山ルートガイド

竜ヶ岳の登山ルートは3つあるのですが、竜ヶ岳をぐるっと周回できる端足峠・本栖の森 登山口は除外します。今回ご紹介する登山コースは2つです。どちらの登山ルートも駐車場は「竜ヶ岳登山者用駐車場」になります。

石仏ルート

1.石仏ルート

本栖湖キャンプ場近くにある登山口から山頂を目指す、標高差約500m/片道約3.8km/徒歩約140分程度の定番コース。距離は長いですが、稜線から富士山をずっと拝める超定番の人気コースです。富士山の絶景を満喫したいのであればこのコース一択です。

最寄りの駐車場は「竜ヶ岳登山者用駐車場」(駐車可能台数約100台/無料・トイレ有り)

湖畔ルート

2.湖畔ルート

本栖湖 SUMIKA CAMP FIELD近くにある登山口から山頂を目指す、標高差約500m/片道約3km/徒歩約120分程度の距離が短いコース。富士山が見えないルートですが本栖湖を眺めることが出来ることと、距離が短いので主に下山で利用されます。

最寄りの駐車場は「竜ヶ岳登山者用駐車場」(駐車可能台数約100台/無料・トイレ有り)

竜ヶ岳の登山コースは登りと下りでコースの選択が出来ます

竜ヶ岳の登山コースは登りと下りでコースの選択が出来ます。

一般的には登りは距離が長い代わりに富士山ビューと開放感の素晴らしい「石仏ルート」。下山は急登の樹林帯で景観が良くない代わりに距離が短い「湖畔ルート」が利用されます。

今回は登りで富士山の絶景を

今回は登りで富士山の絶景を、下りで本栖湖を眺めることが出来る定番の周回コース「石仏ルート~湖畔ルート」をご紹介いたします。

石仏ルートから竜ヶ岳山頂へ

登山口から近い定番の駐車場は本栖湖キャンプ場近くにある「竜ヶ岳登山者用駐車場」

登山口から近い駐車場は本栖湖キャンプ場近くにある「竜ヶ岳登山者用駐車場」です。しかし、キャンプ場閉鎖の冬季シーズン(12月~3月)は駐車場が閉鎖になるので利用できません。

そのため冬季は「竜ヶ岳登山者用駐車場」手前の「本栖湖駐車場」

そのため冬季は「竜ヶ岳登山者用駐車場」手前の「本栖湖駐車場」が一番登山口から近い駐車場になります。こちらの駐車場は売店やトイレがあり、主に本栖湖を観光する方が利用しています。

他にも竜ヶ岳登山口付近には沢山の無料駐車場がある

他にも竜ヶ岳登山口付近には沢山の無料駐車場があるので、どこに停めて良いのか迷う程です。登山口からより近い穴場の駐車場もあるので、駐車場探しだけでも結構楽しめます。

トイレは駐車場より先には無い

トイレは駐車場より先には無いので先に済ませておきましょう。山頂含め、途中にトイレはありません。

竜ヶ岳登山口(石仏ルート)までの道のり

竜ヶ岳登山口(石仏ルート)までの道のり

竜ヶ岳登山口までは道路を歩きます。距離にして大体1km程度です。普段は本栖湖キャンプ場を横切って行くことが出来るのですが、キャンプ場が閉鎖している期間は通行禁止になります。

そのため冬季は道路沿いを歩いて登山口を目指します

そのため冬季は道路沿いを歩いて登山口を目指します。案内板が随所にあるので道迷いの心配はありません。若干距離が長くなることと、トイレの利用が出来ない以外、特に不便に感じることはありませんよ。

道なりに暫く歩くと竜ヶ岳登山口入口に

道なりに暫く歩くと竜ヶ岳登山口にさしかかります。トイレはキャンプ場内の施設なので冬季は利用できません。

こちらが竜ヶ岳登山口です

こちらが竜ヶ岳登山口です。駐車場から道なりに歩くと右手に入口があります。

この先がちょっと道迷いしやすいので詳しく解説します

この先がちょっと道迷いしやすいので詳しく解説します。暫く真っすぐ進むと分岐点に差し掛かるので、左側の遊歩道(静岡県境)へ進みます。

すると、通行止めの柵が見えてくる

すると、通行止めの柵が見えてくるのですが、気にせずそのまま進みます。柵の先が登山道なんですね。

暫く進むと、また分岐点に差し掛かります

暫く進むと、また分岐点に差し掛かります。右手の坂が登山道です。この先は1本道なので道迷いの心配はありませんよ。

休憩所を目指す

休憩所を目指す

第一のポイントとなる、小高い場所にある休憩スポットを目指しましょう。距離にして800m程度ですが、標高差が200m程度あるので急登が続きます。

急登ではありますが、つづら折りになっている

急登ではありますが、つづら折りになっているのでそこまで大変ではありません。しばらく樹林帯を歩くので景観はお預けです。

右手には本栖湖が見えます

右手には本栖湖が見えます。本栖湖は休憩所から先は見ることが出来なくなるので、休憩所までが本栖湖のシャッターチャンスです。

竜ヶ岳山頂・石仏の案内板が見えたら

竜ヶ岳山頂・石仏の案内板が見えたら、段々と景色が良くなってきます。

案内板を過ぎたあたりから

案内板を過ぎたあたりから、やっと富士山がチラ見えし始めるのでテンションも上がってくるかと思います。

登り切った小ビークに休憩所があります

登り切った小ピークに休憩所があります。ベンチがあり、景観も良いですよ。

休憩所は唯一富士山と本栖湖両方を拝むことが出来る

休憩所は唯一富士山と本栖湖両方を拝むことが出来るスポットです。この先、本栖湖ビューはお預けになりますよ。

展望台のある石仏を目指す

展望台のある石仏を目指す

絶景ポイントでもある展望台のある石仏を目指します。距離にして800m程度、標高差100m程度です。この先は景色が開けるので、富士山が見え続けます。

一旦下りますが、すぐに登り返しになります

一旦下りますが、すぐに登り返しになります。段々と木々が少なくなり、笹で囲まれた景観の良い稜線が続きますよ。

左手には富士山が麓までばっちり見えます

左手には富士山が麓までばっちり見えます。富士山絶景スポットが随所にあるのでなかなか足が前に進まなくなることでしょう。

山頂である竜ヶ岳もばっちり見えます

山頂である竜ヶ岳もばっちり見えます。景色の開けた登山道は登っていて本当に楽しいです。

富士山をバックに広場のような場所が見えてきました

富士山をバックに広場のような場所が見えてきました。ここに有名な展望台がある筈なのですが、建物が見えませんね。

なんと展望台は取り壊されていて改装中でした

なんと展望台は取り壊されていて改装中でした。屋根付きの東屋は相当古い建物だったので、階段が腐っていたりと危険だったみたいです。

展望台からの富士山ビューは本当に素晴らしく

展望台からの富士山ビューは本当に素晴らしく、富士山の麓まで全容がばっちり拝めます。実は山頂よりも富士山が綺麗に見える屈指の絶景スポットだったりします。

石仏は展望台の後ろにあります

石仏は展望台の後ろにあります。栖湖江岸寺の住職がこの場で竜を供養したという経塚なんだそうですよ。

竜ヶ岳山頂へ

竜ヶ岳山頂まで距離にして1200メートル程度

竜ヶ岳山頂まで距離にして1200m程度、標高差200m程度です。つづら折りの箇所もありますが、基本的に開放的な登山道が続きます。

山頂に近づくにつれ木々は殆ど無くなり

山頂に近づくにつれ木々は殆ど無くなり、笹に囲まれた美しい登山道になっていきます。

富士山スポットも随所に出現します

富士山スポットも随所に出現します。シャッターチャンスのポイントが沢山あるので思わず立ち止まってしまいます。

600メートルほど進むと

600mほど進むと、湖畔ルートの合流地点に到着します。ここから山頂までは500m程度です。

広場のような場所が見えてきましたね

広場のような場所が見えてきました。山頂はすぐそこです。

竜ヶ岳最山頂に到着です

竜ヶ岳最山頂に到着です。標高は1785m。噂通りの富士山ドーンな山頂でした。

竜ヶ岳からの景色

竜ヶ岳からの景色

竜ヶ岳山頂から眺める富士山は、まるでふもとっぱらから眺める富士山のようで、山頂にいる感じがしませんでした。右側には駿河湾も見えて壮大です。ここまで富士山が大きく、映える山頂はなかなかありません。

富士山だけではなく南アルプスもばっちり見えます

富士山だけではなく南アルプスもばっちり見えます。とても壮大ですよね。

山頂はかなり広く

山頂はかなり広く、ベンチやテーブルも3か所あるので、富士山の雄大な景色を眺めながら休憩ができます。

360度パノラマビューとはではいきませんが

360度パノラマビューとまではいきませんが、視界を遮る木々が無いので開放感があります。なんといっても富士山どーんで有名な山なので、絶景を拝めて満足です。

湖畔ルートから下山

湖畔ルートから下山する

竜ヶ岳は周回ルートになっているので、下山では別ルートの利用ができます。湖畔ルートは下山ルートとして多くの登山者が利用します。

湖畔ルートは傾斜がきつく

湖畔ルートは傾斜がきつく、樹林帯が続く景観の良くない登山道なのですが、その代わり距離が短く、本栖湖の眺望を楽しむことができます。

冬場は積雪と凍結でかなり滑るので

冬場は積雪と凍結でかなり滑るのでチェーンスパイクといった冬山装備は必須になります。

つづら折りの登山道を下りていくと道路に出ます

つづら折りの登山道を下りていくと道路に出ます。本栖湖が目の前に広がるので石仏ルートとはまた違った景色を楽しむことが出来ます。

駐車場までは本栖湖沿いの道路を歩きます

駐車場までは本栖湖沿いの道路を歩きます。

湖畔ルートの近くには「本栖湖 SUMIKA CAMP FIELD」

湖畔ルートの近くには「本栖湖 SUMIKA CAMP FIELD」というキャンプ場があります。竜ヶ岳登山口には2つのキャンプ場が隣接しているのでキャンプがてら登山が出来ますね。

駐車場に到着しました。

駐車場に到着しました。目の前が本栖湖なので観光も楽しめるところが良いですよね。

竜ヶ岳に登ってみてわかったこと

竜ヶ岳に登ってみてわかったこと

竜ヶ岳は日帰り登山が可能な初心者にもオススメの山で、山頂からの富士山ビューは本当に絶景でした。竜ヶ岳に登ってみてわかったことをまとめました。

富士山の眺望がすばらしい

富士山の眺望がすばらしい

富士山が綺麗に見える山として有名なだけあって、富士山の眺望がすばらしい山でした。山頂から富士山ドーンの山は、いつもとは違った達成感があります。

山頂からの富士山も素晴らしかったのですが

山頂からの富士山も素晴らしかったのですが、展望台や稜線からの富士山ビューはそれ以上に絶景なので、富士山の絶景を余すことなく満喫したいのであれば本当にオススメの山です。

駐車場が沢山ある

駐車場が沢山ある

人気の観光地、本栖湖沿いなこともあり、竜ヶ岳付近には本当に沢山の無料駐車場がありました。それだけ人気の観光スポットなんだと思います。逆に駐車場がありすぎて混乱してしまう位です。中には登山道の傍に駐車場もあるので穴場の駐車場探しも楽しいですよ。

冬季はダイヤモンド富士を拝める

ダイヤモンド富士

出典:トラベルjp 旅行ガイド

竜ヶ岳は12月~1月にかけてダイヤモンド富士を拝むことが出来ます。この時期は日の出に合わせて登山する方も多いんだそうですよ。但し真っ暗な中、雪道を登ることになるので冬山装備は勿論のこと、ナイトハイクの装備も必須になります。

周回ルートを使うと絶景のフルコースを満喫できる

周回ルートを使うと絶景のフルコースを満喫

周回ルートを使うと、竜ヶ岳の魅力をたっぷりと満喫できるのでお勧めです。登りは石仏コースから富士山ビューと開放的な稜線歩きが。下山は本栖湖ビューと森林浴を楽しみながらといった感じでバリエーションが豊富です。

本栖湖観光も楽しめる

本栖湖観光も楽しめる

駐車場の目の前は本栖湖です。駐車場によっては売店もあり、人気の観光スポットです。下山後、本栖湖観光を楽しむことが出来るので1粒で2度おいしい山ではないでしょうか。

冬季は駐車場やコースが変わる

冬季は駐車場やコースが変わる

冬季はキャンプ場をはじめ、一部駐車場が閉鎖するので若干登山コースが変わります。また、道路は積雪・凍結もあるのでスタッドレスタイヤやチェーンがあったほうが良いのは勿論のこと、登山道も積雪で滑りやすくなっているのでチェーンスパイクといった冬山装備も必要になります。

富士山の絶景を存分に満喫できる山です

富士山の絶景を存分に満喫できる山です

竜ヶ岳は山頂からだけではなく、登山中も富士山の絶景を存分に満喫できる山でした。初心者でも登り易い日帰り登山が可能な山で、しかも本栖湖観光のオマケ付きです。

経験や装備が必要になりますが

経験や装備が必要になりますが、冬季はダイヤモンド富士を拝むことが出来るので、富士山ハンターには最高にオススメの山ですよ。

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