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こんなに良くて無料!?岩手県にある真湯野営場は自然と一体化出来るキャンプ場でした!

こんなに良くて無料!?岩手県にある真湯野営場は自然と一体化出来るキャンプ場でした!

岩手県と秋田県の県境にある真湯野営場は、毎年利用するリピーターやツーリングで立ち寄る方が多い人気のキャンプ場です。すぐ横に県道があっても全然気にならないくらいの自然の中にあり、夜は本当に静か。

存在はずっと前から知っていて、活動圏内にありながらタイミングが合わずにシーズンオフ…を繰り返し、なかなか行けずにいました。今回も日程の関係上宿泊はお預けになってしまいましたが、ドライブ&散歩しつつキャンプ場を下見してきたので紹介したいと思います!

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真湯野営場の基本情報

真湯野営場は木漏れ日が気持ちが良く、空気がとても美味しい場所でした!

真湯野営場の所在地や利用料金は?

連絡先 真湯野営場管理棟
所在地 岩手県一関市厳美町字真湯
営業時間 4月下旬〜11月下旬
電話番号 0191-39-2728
料金 無料
予約 不要
交通アクセス(車) 東北自動車道一関ICから車で約30分

真湯野営場は最寄りの一関ICから約30分程度の所にありますが、ちょうど岩手県と秋田県の県境方面へ向かうので、かなり山の中にあります。道中にはお店が何軒かありましたが、小さな商店という感じだったので、買い物は全て済ませて向かいましょう!

真湯野営場は有料にしても良いくらいの素晴らしいキャンプ場です!利用する場合は管理棟で申請書を書く必要がありますが、基本的には事前予約も料金も不要!チェックインもアウトも自由に出入りして構わないとのことでした!

忘れずに申請書を記入しましょう

真湯野営場に到着したら、まず始めにすることは申請書の記入です。管理棟の外にあるので、管理人さんがいない時でも記入して右手にある申請書入れに入れればOK。

炊事場にある薪が1束300円で買えるので、購入したい時は代金を協力金入れへ。

申請書は人数把握程度の簡単なものでした!

真湯野営場の施設紹介

キャンプ場全体が森に囲まれた真湯野営場はテントデッキがメインのキャンプ場でした!

キャンプ場内にあったマップがざっくりしている件

真湯野営場の管理棟

真湯野営場の管理棟を見た時に思わず「雰囲気あるなぁ〜!」とテンションが上がりました。

ザ・山小屋

管理人さんは不在のことが多いとのことで、この時いたのはお掃除をされていた方でした。「利用する時は申請書を書くだけで、みんな書いた後は自由に利用してるみたいですよ〜」と、なんとも軽い感じの対応(笑)

ただこれは対応が適当ということではなく、この野営場を利用するキャンパーさん方のマナーが良いということ。問題行動があったり、利用後の後始末が悪ければこうはいきません。

真湯野営場はテントデッキがメイン

真湯野営場はテントデッキがメインのキャンプ場で、テントデッキじゃないところは2区画のみ。

大体15基〜20基くらいでしょうか。良い感じの距離感で大小それぞれのデッキが設置されていました。

新緑が良い雰囲気を出してます!

ただテントデッキに設営したことのない人は最初は悩むかもしれません。

テントデッキ以外は2張り分のみ!

真湯野営場のテントデッキじゃないフリーで使える区画は2区画のみで、少し前に作られたばかりだそうです。

ワンポールのテントなどの直接地面にペグを打つタイプの場合は、なんとしてもこの場所をゲットしたいものですね。

砂っぽい土で作られていて遠くからでもすぐに分かります。

周囲の地面の色と全然違うのでなんとなく強引に作った感じを受けましたが、水捌けが良いのを選んだ結果なのかもしれません。

設営場所の全てにかまどが標準装備

なんと真湯野営場は全ての区画にかまどが標準装備で付いています。

これまで利用させてもらってきたキャンプ場のかまどは全て炊事場にあったので、1度も使ったことがありませんでしたが、自分専用で使えるのならコンロや焚き火台を出す手間が省けてかなり良さそうです。

テントデッキのサイズに関係なく設けられています

しかも自由に使って良い上に、使用後の炭をそのまま放置してOKだそう!

かまどは備え付け、薪は現地調達、炭の後片付けもしなくて良い…か、神対応すぎじゃないすか!?荷物が少なく済むので、バイクで来るキャンパーさんは特に嬉しいポイントですね!

混んでいる時は上手くスペースを使って

予約不要の上に無料という事で、タイミングによっては混み合うこともある真湯野営場。こんなところまで来て泊まれないなんて…と考えるとゾッとしますが、こういう場所を上手く使って設営しても大丈夫とのこと。

「整備された区画では無いんですけど…」と言われましたが、特に不満を持つ場所ではありません(笑)

ただここには備え付けのかまどが無いので、焚き火をする時は焚き火シート敷くなどモラルとマナーを持って利用するようにしましょう!

炊事場には薪が山積み!

ちょうどサイト内の真ん中辺りに炊事場があります。電気が付くのでソロでも安心出来るのも良いところです。

年数が経っている感じがしますが、手入れが行き届いているので綺麗でした!

壁際には薪が山積みにされているので、万が一薪を切らしてしまっても安心!

代金は忘れずに管理棟入口にある協力金入れに!

この量で1束300円(以前は200円だったそうです)はかなりお買い得なので、荷物を減らす意味でも薪は持たずに訪れても良いかもしれません。

真湯野営場のトイレ

野営場と名前がついているキャンプ場ですが、ここは立派なトイレがありました!

ここも建てられてから年数が結構経っている印象は受けましたが、掃除がされていて綺麗でした!

和式だとちょっとなぁという方もいるかと思いますが、自分はこんな山奥でここまで綺麗なら逆に超贅沢だと思います。

こういう木に囲まれた場所は湿気でコケが繁殖していたりしますが、真湯野営場はだいぶ綺麗でしたよ!

駐車場は管理棟の横に

駐車場はあまり広くなく、大体7〜8台くらいのスペースでした。設営場所によっては少し遠くなるのでキャリーワゴンがあると便利だと思います。

真湯野営場の良いところ

温泉あり、観光地あり、大自然ありの良い場所です!

キャンプ場へ向かう道のりも良い

最寄りの一関ICから向かう場合、道中の景色も真湯野営場の見所の1つです。

真湯野営場の近くはこんな感じ!

観光名所の厳美渓や、震災で落ちてしまった祭畤大橋(まつるべおおはし)も道中にあります。

自然の脅威を目の当たりに

この地域は秋の紅葉も綺麗で有名な場所。シーズン中はいつ来ても最高の風景を楽しめると思います!

一部なら車の乗り入れも可能

テントデッキの数に対して駐車場が狭い感じがしましたが、サイトの真ん中辺りに車の乗り入れが可能な場所がありました。

道路側から撮影

ここに車を入れられるだけで荷物の運搬がかなり楽になりますし、他のキャンパーさんに迷惑が掛からなければ横付けもOKだそうです。ただ杭の先への乗り入れは禁止。

侵入禁止を表す杭に注意

特にキャンプ場側から細かくは言ってないそうですが、「皆さん譲り合って利用してくれています」とのことでした。これからも引き続きルールとマナー、そしてモラルを持ってキャンプを楽しみたいですね。

日帰り温泉でスッキリ

野営場から歩いて行ける距離に温泉交流館という日帰り温泉があります。

営業は18時半まで

早めにテントを設営して温泉でリフレッシュ、そして焚き火の炎を見ながらのんびり夜を過ごす…!想像しただけでなかなか最高そうです。

近くには広場やコテージも!

野営場とは別になってしまいますが、野営場の隣には真湯コテージと遊具のあるジャブジャブ広場があります。

コテージも立派でした!

この日は雨の日曜日の夕方ということで誰もいませんでしたが、綺麗に手入れをされている広場になっています。

結構広い敷地になってます

最近新しく設置された綺麗な遊具

昔は釣り堀や長い滑り台があったり、賑わっていた場所だったんですよね。久しぶりに行ったら懐かしさと寂しさが入り混じった気持ちになりました…。

最大1週間滞在可能!時間に縛られずに自由に出入りが出来る!

真湯野営場は管理されているキャンプ場ですが、申請書だけ忘れずに記入すればチェックインやチェックアウトの縛りも無く自由に出入りが可能です!

ただし、いくら無料で自由に出入り出来ると言っても連続滞在日数は7日までとのこと。

自分は今まで1泊2日のキャンプしかしたことが無いので、1週間も連続でキャンプする人なんているのか!?と思いましたが、まぁ普通にいますよね(笑)正直ズルイです(笑)

真湯野営場の注意点

とても良いキャンプ場ですが、自然豊か故の注意点があります。

テントデッキで設営できない場合も

立派なテントデッキが並んでいますが、デッキにはガイロープを掛ける為のフックが無い場所も見受けられました。

ど…どこに掛ければ良いんだ…

対策としては長めのロープで地面にペグを打つか、自立式タイプのテントを使うしか無いので、事前に自分のテントが設営出来るかシミュレーションが必要かもしれません。

先に紹介したように、デッキを使わずに設営出来る場所もあるのが救いですが、その場所が埋まっていることも考えて、最低限長めのロープだけは準備しておくと安心だと思います。

熊の目撃情報が多め

キャンプ場でよく見かける“熊出没注意“の看板。実際にキャンプ場で見かけたという人は少ないかもしれませんが、真湯野営場の近辺は本当によく目撃されています

自分が仕事で近くを通りかかった時に一緒にいた同僚が歩いているのを見たり、コテージを利用した友人グループが目撃したり、口コミでも「熊注意!」という書き込みがあったりと、目撃情報は結構ガチです。

熊除けや食べ残しの処理はきちんとして、無事故でキャンプを楽しんで下さい!

真湯野営場で野営体験

岩手県一関市にある真湯野営場は街から遠いものの県道沿いでとても行き易く、辺り一面が自然に囲まれた名前の通り“野営“が出来るキャンプ場でした。

管理されているキャンプ場なのに予約不要、徒歩で行ける距離に温泉も有るのに無料という疑いたくなるレベルの条件の良さ。

夜は車通りが少なく本当に静かなので、キャンプに慣れていないと不安になりそうな場所ですが、自然に囲まれたこの場所では、誰もが憧れたYoutubeのキャンプ動画のような時間を過ごせることでしょう。

ソロを心細く思ってしまう方や、初心者の方には少し難易度が高く感じてしまうかもしれませんが、草木の呼吸が聞こえてくるような素晴らしいキャンプ場でした!

紹介
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  • 説明くん
  • キャンプ歴7年ながら年間数回の未だに初心者キャンパー。日々のストレス発散の為、今年からはなんとしても年間10泊以上が目標。キャンプもしつつ車中泊も楽しむ30代です。

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