岩本利達
キャンプ軸の生活をサブスクで!「ADDress」で多拠点生活を試せる

キャンプ軸の生活をサブスクで!「ADDress」で多拠点生活を試せる

本格的にキャンプを始めると「キャンプ場との多拠点生活」を夢見る方も少なくない。自宅とは別にキャンプ場に拠点があればいつでも自然を味わえるし、設備が整っていれば仕事も出来る。とはいえそのためにキャンプ場の使用料を都度払ったり、山を買うなんてことは現実的ではない。

そこで取り上げたいのが住居のサブスクサービス「ADDress」に新しく加わったキャンプサイトのプランだ。所有することなく、お得にキャンプ場を多拠点生活に組み込む最適解となるかも?

「ADDress」ってそもそもどんなサービス?

ADDress (3)

「いつもの場所が、いくつもある、という生き方。」を掲げ、全国の家に定額制で済むことが出来るサービスが「ADDress」だ。光熱費やWi-Fi、共有の家具の利用も含めて月額4万円からというリーズナブルな価格で提供しているとあって、注目度が高まっている。

コロナ禍によってリモートでも仕事ができるようになった今、多拠点生活も現実味を帯びてきた。さすがに年単位で出社しないというのは無理があるかもしれないが、もっと短いスパンなら可能性も増す。場合によっては自宅を解約して多拠点生活をするという選択肢も「ADDress」なら出来る様になる。

7月上旬に加わった家タイプ「キャンプサイト」がキモ

ADDress

空き家や別荘を「ADDress」に登録して有効利用するのが本来の用途だが、2022年7月からはそのラインナップに「キャンプサイト」が追加されたことにより、キャンパーからの熱視線が注がれることになる。第一弾として岐阜県の恵那、茨城県の阿字ヶ浦、栃木県の日光の3か所を順次オープンさせ、今後も追加していく予定があるとの事。

例えば、岐阜県恵那市「望郷の森キャンプ場」にある「恵那A邸」はキャンプサイトの他にも、クラブハウスにコワーキングスペースやシェアキッチンがあり多拠点生活には抜群の設備。さすがに毎日OD缶や焚き火を使って調理するのはランニングコスト的にも現実的ではないが、こういった設備がしっかり整っているあたり抜かりない印象を受ける。

おためしプランも始まって試しやすい

ADDress新タイプ「キャンプサイト」の登場と同時に、基本のプランとは別に「おためしプラン」が登場した。基本のプランは読んで字のごとく「きほんのプラン」という名前で、90日以上利用するユーザーが対象となっているのに対し、「おためしプラン」は最低契約期間が30日。

きほんのプランが最低でも3ヶ月利用しないといけないが、おためしプランは少々割高になるが1か月でのお試しが可能に。キャンプ場との多拠点生活を憧れるも、うまいこと行かない可能性もあるので、試せるというのは心強い。ちなみに拠点を抑えるためのチケットがたくさん発行される「たっぷりプラン」というのも同時リリースされている。

夢の多拠点生活、やってみない?

ADDress (2)

上でも触れた通り、ADDressのプランは最低税込4.4万円から利用することが可能だ。決して安い金額ではないが、夢の多拠点生活に向けての試金石と考えれば十分可能性はある。1か月の長期休暇を取ってキャンプ場生活をしてみるもよし、多拠点生活を試してみるもよしと可能性が広がるこのサービス。今後も利用可能なキャンプ場の拡大やサービスの拡充に期待できそうだ。

紹介
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  • 岩本利達
  • 岩本利達キャンプクエストNEWS編集部
  • NCAJキャンプインストラクター/JACオートキャンプ指導者
    『子どもを育む場としての「キャンプ」こそ持続可能な社会の第一歩』をテーマに、環境意識やサバイバル知識を高めるために日夜活動。ガジェット/ギアマニアの視点から最新アウトドアニュースをお届けします。

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