大きい薪でする焚き火も楽しいけど、小枝や松ぼっくりを使う小さい焚き火もまた楽しい!特に軽量化をしたい方や暑い夏キャンプ、デイキャンプなど大きい焚き火台を持って行くのが億劫な時は小型ウッドストーブがおすすめです。
そこで軽量ギア大好物の徒歩キャンパーである筆者が、現在使用している小型ウッドストーブや今後狙っている小型ウッドストーブをご紹介します。すべて超軽量な300g以下なので、UL好きな方は必見です!
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目次
超軽量300g以下の小型ウッドストーブ8選
Huanbush コンパクトウッドストーブ
ソロ用焚き火台で人気と言えばピコグリル398。そのピコグリルには様々なサイズがあり、最小サイズがピコグリル85になります。そのピコグリル85とほぼ同じサイズなのが、Huanbushの「コンパクトウッドストーブ」です。
本家ピコグリル85は9000円ほどしますが、こちらは3000円ほどなのでかなり低価格で入手可能!
コスパはかなり良いですが、重量も超軽量な107g!素材はステンレスですが、かなり薄い板なので超軽量になっています。
畳むとA5サイズほどの大きさで、付属している収納ケースに余裕で入ります。収納時は薄いのでバックパックの背面に入れると収まりが良いですよ。
組み立ても超かんたん!開くだけで完成なので30秒もかからない。収納時にコンパクトになるウッドストーブの場合は組み立てが面倒な場合が多いのですが、このウッドストーブは一瞬です。
そして本題の燃焼性はどうかと言うと、これが最高なんです。一度火が付けば凄い勢いで燃えます。正面と背面には大きな穴が開いているので、調理中でも薪の追加が可能。調理はし易いです。
ただし、燃焼性が良過ぎてすぐに燃え尽きてしまうので、安定した火力を長持ちさせるなら太めの薪を入れるか炭を併用するのが良いです。
このサイズ感であれば固形燃料やアルコールストーブも使いたいところですが、火床の高さ調整ができないのでこのまま使用するのはちょっと厳しい。空気穴から五徳やスピットを通すなど工夫が必要になります。
しかしこれだけの軽量・コンパクトさで、この燃焼性であれば、焚き火専用と考えても十分なウッドストーブだと思います。
サイズ(使用時) | 14×17.5×10.2cm |
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サイズ(収納時) | 24.5×17cm |
重量 | 110g |
バーゴ チタニウムヘキサゴンウッドストーブ
出典:amazonバーゴはチタン製品を多く出しているアメリカ発のアウトドアブランド。チタニウムヘキサゴンウッドストーブも、もちろん商品名通りチタン製で116gと超軽量!収納時は薄く畳めるので、バックパックに入れても邪魔になりません。
組み立ても部品が繋がっているので迷う事無く、簡単にできそう(繋がっている分、洗うのはめんどくさそうですが)。そして焚き火台として使う以外に、アルコールストーブの五徳兼風防としてもぴったりなサイズです。キャンプの状況に応じて熱源を選択できるのは嬉しいポイント。調理の幅も広がります。
軽量を求めるならやはりチタンですが、このヘキサゴンウッドストーブは同じサイズでステンレス製もあります。チタンより少し重くなりますが、価格も安くなるので重量にこだわりの無い方はステンレス版の選択もアリだと思います。
サイズ(使用時) | 10×7.6(上部)×12.7(底部)cm |
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サイズ(収納時) | 16×16×1cm |
重量 | 116g |
TITAN MANIA 焚き火台L
出典:amazonAmazonでチタンギアを検索すると良く出てくるのが「TITAN MANIA」。名前の通り、チタンギアに特化した日本メーカーです。
チタンウッドストーブも販売されていて、202gと超軽量なのに価格は4,000円未満とかなりコスパが良いのは魅力。五徳も付属しているので別途買い足しをしなくても焚き火料理に使えます。組み立てはバラバラになっているチタンのパネルを組み合わせていくタイプなので、慣れるまでは少し時間がかかりそう(その分、手入れはし易いと思います)。
デザインは異なりますが、TITAN MANIAではSサイズも販売されているので、アルコールストーブや固形燃料メインで使いたい方はSサイズも良いと思います。いずれにせよ日本メーカーでチタンなのに、中華メーカー並みの価格なのでコスパの良いチタンウッドストーブを探している方にはおすすめです!
サイズ(使用時) | 16×12.5×12.5cm |
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サイズ(収納時) | 17.5×15.5cm |
重量 | 202g |
ZEN Camp チタンウッドストーブ
出典:amazonZEN Campはまだ新しい日本のアウトドアメーカー。焚き火シートやアッシュキャリー(火消し袋)が人気ですが、ウッドストーブも販売されています。こちらも軽量なチタン製。
サイズは先にご紹介したTITAN MANIAとほぼ同じでコンパクトサイズ(もしかしたら同じ金型で作られているかも)。パネルはバラバラに外れるタイプなので、手入れはし易いですが組み立ては少し手間がかかりそう。TITAN MANIA同様に五徳も付属しているので、スキレットやクッカーも安心して置けますが、高さがあるのでアルコールストーブや固形燃料を使うには少し工夫が必要。
TITAN MANIAとほぼ同じで正面に印字されているロゴが違うだけですが、価格はTITAN MANIAの方が少し安いです。Amazonだと変動があるので価格を比較して選んでも良いかもしれません。
サイズ(使用時) | 16×13.7×13.7cm |
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サイズ(収納時) | 17×15.5cm |
重量 | 202g |
Boundless Voyage チタンウッドストーブ
出典:amazonBoundless Voyageもチタン製のギアを多く販売している中華メーカー。先にご紹介したTITAN MANIAと同じ箱型のチタンウッドストーブですが、箱型ウッドストーブには珍しくパネルは蝶番で繋がっているので組み立てが簡単。初めてでも迷う事無く組み立てができそうです。
早く焚き火を開始したい時に組み立てに手間取るとけっこうストレスになるので、簡単に組み立てが出来るのは大きなプラスポイント。サイズも小型ウッドストーブ類の中では大きめなので長めの薪も立てて入れたり、大きく開いた開口部に突っ込んだりと大きめな焚き火も楽しめます。秋冬キャンプでも重宝しそう。こちらも五徳が付属しているので調理でも使いやすいですね。
サイズ(使用時) | 17.5×15.5×15.5cm |
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サイズ(収納時) | 16×15×1cm |
重量 | 287g |
Lixada チタンウッドストーブLサイズ
出典:amazonLixadaも中華メーカーでULなギアやチタン製品を多く販売しています。こちらのウッドストーブはBoundless Voyageと同じ箱型で素材も同じチタン。サイズもほぼ同じですが、パネルがバラバラに分解できるのが違うところ。
バラバラになるので洗ったり手入れするのは簡単だと思いますが、組み立ては慣れるまで時間がかかりそう。この点は好き嫌いが分かれると思うので、組み立てをスピーディーにしたい方はBoundless Voyage、簡単に手入れをしたい若しくは少しでも価格が安い方が良いと言う方はLixadaになると思います。もちろん、こちらのウッドストーブも五徳が付属しているので、径が小さいクッカーにも使えて焚き火料理を楽しめます。
サイズ(使用時) | 18×15.3×15.3cm |
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サイズ(収納時) | – |
重量 | 290g |
トークス ウッドストーブstv11
出典:amazon足跡マークでお馴染みのトークス。チタンウッドストーブと言えば真っ先に頭に浮かぶかもしれないのがトークスの円柱型ウッドストーブ。何と言っても二重構造で二次燃焼が楽しめるのが魅力。小枝や松ぼっくりを入れて二次燃焼の炎を眺められるなんて素敵!トークスのウッドストーブはソロキャンプ上級者が使うイメージなので筆者は憧れます…笑。
気になるのは収納サイズが嵩張ること。箱型はバラして薄い状態で収納できますが、円柱型はどうやっても幅は変わりません。軽量ではあるけど嵩張るのはバックパックキャンプをする上ではネックになります。ただし、ちょうど良いサイズのクッカーやマグがあればスタッキングをする事は可能。スタッキング込みで楽しみたい方にはおすすめです。ちなみに、一回り小さいサイズ(stv12)もあります!
サイズ(使用時) | 20.5×11.2cm |
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サイズ(収納時) | 10.5×11.2cm |
重量 | 225g |
Tentock チタンウッドストーブ
出典:amazonTentockは聞き馴染みの無いメーカーですが、チタンクッカーやカトラリー類を販売しているメーカーでロゴがなんだか可愛い!ご紹介するのはトークスのウッドストーブと同じ円柱型のチタンウッドストーブ。
サイズはコンパクトで、トークスで言えばstv12とほぼ同じサイズになります。その分、重量は133gと超軽量!価格も4,000円程で購入可能とかなりコスパも良いです。こちらは五徳も付属しているので買い足す必要が無いのも嬉しいポイント。
円柱型のウッドストーブと言えばトークスのイメージもありますが、構造は単純なので性能は変わらないはず。メーカーにこだわらず価格重視でチタンウッドストーブを試したい方にはおすすめなウッドストーブです!
サイズ(使用時) | 18×9.5cm |
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サイズ(収納時) | 9.5×9.5cm |
重量 | 133g |
まとめ
ウッドストーブにも箱型、円柱型と形状の違いはありますが、どちらも燃焼効率がとても良いので小枝で十分燃え上がります!小枝や松ぼっくりを集めて小さいウッドストーブで調理を楽しむのも楽しいですね。
ただし、火床が地面から近いので、地面へ与える熱ダメージを考慮して使用する事は必須になります。マナーを守りつつ超軽量なウッドストーブでキャンプを楽しみましょう!
ギア
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