毎年、春・夏・秋にはHARLEYを駆ってツーリングに出ます。今年の春には栃木県でのキャンプツーリング。夏には35年ぶりとなった北海道、道東ツーリング。小樽から屈斜路湖、弟子屈巡りで羅臼、知床峠、弟子屈、富良野と走り回りました。
そして秋は「キャンプを楽しみながら同時に峠も疾走したい」そんな贅沢なツーリングを計画しました。キャンプを楽しむ=設営時間を早くしたい=さほど遠方には行けなくなる、この図式に従って行き先を絞り込み、福島県の南会津にある『奥会津ただみの森キャンプ場』に決定!
キャンプ場までのツーリングがとにかく楽しい!
奥会津ただみの森キャンプ場は福島県の奥会津に位置します。大自然のど真ん中というか、アクセスするには「六十里越峠街道」を走るしかありません。
六十里越峠にて
この国道が、とにかく楽しい!バイク乗り、車好きにはたまらない峠です!大小入り組んだヘアピンコーナー、走れども走れでもコーナーが眼前に!
そして実に表情豊かな大自然!春には春の、夏には夏の、秋には秋の、自然豊かな奥会津に走り出しませんか?
六十里越峠は、ひたすら走っていたい。できたら1日中走っていたいと思える峠。ひたすら楽しい!
反面、帰宅時に使用した「R400」は、お勧めできません。いっそ「奥会津ただみの森キャンプ場」から六十里越峠街道をひたすら会津若松まで抜けて、が楽かもしれない。R400は道は細いわヘアピンカーブ連続だわ、片側崖だわ…連れはかなり疲れ果ててました。
奥会津ただみの森キャンプ場の紹介
案内看板
とにかく一言で表すならば、奥会津ただみの森キャンプ場は「広大」です。キャンプサイトが幾つかに分かれますが、どこを取っても広大の一言。
実に開放感あふれたキャンプ場です。
テントサイト
受付は管理棟にて
テント設営のため、しばらく歩きましたが、とうてい全部は回れません。
この日のキャンパーは数家族しかいないため、どこで設営しても開放感が損なわれることはありませんでした。
管理棟の近く、バイクが目の前に見える場所に設営。夜に雲が出たため、満天の星は叶いませんでしたが、条件がそろえば頭上は「満天の星」間違いなし。
古民家
奥会津ただみの森キャンプ場は、近年流行の高規格キャンプ場ではありません。あくまでもキャンプ本来の、自然の中で自然を楽しむキャンプ場。
それでも期待を裏切ることない設備の数々!コテージも数多くありますが、驚くべきは「古民家」!大小2つ移築されており、こちらにも宿泊可能。小でも10人前後は楽勝で宿泊可能。
上記の写真は「小」の古民家です。家の中には、バス・台所・水洗トイレも完備。エアコンもセットされています。
「大」の古民家は、下記写真。
「大」の古民家に至っては、ダイニングキッチンまで完備。数家族はおろか、合宿にも使えますね。
キャンプ場の設備について
テントサイトがいくつもあるため、エリアそれぞれに「炊事場」「トイレ」は完備しています。
今回使ったサイトは最も管理棟に近い場所。炊事場もトイレも、管理棟1Fにある設備を使いました。
流しには洗剤やたわし、スポンジも用意されています。また水道からはお湯も出ます。夜に焼いた肉、その焼き台の洗浄などには助かりました。
水洗トイレ完備です。男女別の他、多機能トイレもあります。因みに電灯は自動式、人を感知して点灯です!
こちらはシャワールーム。シャワーは100円で15分。200円もあれば十分でしょう。この他、洗濯機に乾燥機、キャンプで必要なモノは全て揃っています。
奥会津ただみの森キャンプ場がある只見町には、お風呂屋さんやスーパーもあります。どちらもキャンプ場から10分圏内。買い出しも便利なキャンプ場です。
朝の散策
昨夜は就寝時刻が22時頃でした。5時には無論目が覚めます。夜露びっしり!シングルウォールテントですから結露が凄い。それでも寝袋よりも小さく収納できるこのテントは手放せません!重量も数百グラム!
外はガスが立ちこめていました。もっとも8時には快晴となりましたけれど。
朝の散策です。管理棟の裏には、こんな池があって小川も流れています。就寝時にも、水の流れる音が心地良かった!
予約制ですが、こうした食事場所もあります。
パン焼き体験もできますし、そば打ち道場もあります。
パン焼き器のグリ夢くん
散策も終えてテントに戻り、濡れたタオルが乾きだしたら、テントも撤収。夢のような時間から現実へ戻る時間です。
利用料金が格安でバイクソロキャンプに最適!
奥会津ただみの森キャンプ場は、「バイクキャンプ」の場合1人900円です。激安でしょう。
今回は2名で行きましたが設営したテントは1張り。必要金額は「1人900円+入場料400円」でした。1人は通常料金で900円。もう1名はテントを張らないのであれば、入場料の400円のみ。何とも只見町は、懐が深い!
行き帰りの楽しい峠、格安キャンプ場、設備充実。お気に入りのキャンプ場に認定です。
最後に
どこにも寄らずひたすら真面目に走るならば、片道120kmの旅程。自宅から2時間半という処。実際は給油もあれば食事もあり、休憩や買い物…まぁ、ツーリングを楽しむならば片道4時間。
強行すれば1日で走れます。ですが、それではもったいない!日常を忘れてエスケープ。遠すぎず近すぎず、そして日常から逃れられる絶好な場所。その上、豊かな大自然。また此方には行きたいと思います。
今回のTouring、動画でもどうぞ。こちらから。
ギア
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