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北海道「尾岱沼ふれあいキャンプ場」レビュー!野付湾や国後島を見渡す絶景海沿いキャンプ場

北海道「尾岱沼ふれあいキャンプ場」レビュー!野付湾や国後島を見渡す絶景海沿いキャンプ場

北海道の東部に位置する別海町は、酪農の町として知られています。町の人口は14,000人ほどですが、その約8倍の113,000頭もの牛が飼育されています。

そんな別海町にある「尾岱沼ふれあいキャンプ場」に、2024年4月24日(水)~25日(木)の1泊で行ってきました。

尾岱沼ふれあいキャンプ場の基本情報

施設名 尾岱沼ふれあいキャンプ場
所在地 北海道野付郡別海町尾岱沼岬町66番地
利用期間 4月下旬から10月31日まで
※コテージは翌年3月31日まで
連絡先・予約先 電話番号:0153-86-2208
チェックイン/チェックアウト チェックイン13:00/チェックアウト10:00

キャンプ場へのアクセス

・札幌からは北海道横断自動車道と道東自動車道を経由して、車で約5時間50分
・旭川からは旭川紋別自動車道と国道450号を経由して、車で約5時間
・網走からは国道244号線を経由して、車で約2時間
・釧路からは国道272号線を経由して、車で約2時間

*別海町には「尾岱沼ふれあいキャンプ場」の他に「別海町ふれあいキャンプ広場」があります。名称が似ていますが、場所はかなり離れています。カーナビゲーションをセットする場合は、間違わないように注意してください。

予約方法

「尾岱沼ふれあいキャンプ場」を利用する際の予約は、電話受付となります。バンガローは予約が必要です。電話番号は0153-86-2208。予約開始は4月1日からで、受付時間は9:00~17:00です。

利用料金

入場料 一般(1人)300円
小・中学生(1人)200円
バンガローA(~5人用) 1棟1泊 4,000円
バンガローB(~15人用) 1室 6,500円
テント 1張 400円
キャンピングカー
(車中泊も同様)
1台 500円

尾岱沼ふれあいキャンプ場の施設紹介

「尾岱沼ふれあいキャンプ場」は、野付半島の向かい側の「尾岱沼(おだいとう)」にあるキャンプ場です。尾岱沼は、知床半島と根室半島のちょうど中間ぐらいに位置していて、ホッカイエビ漁が有名です。

例年、6月初旬から8月中旬までと秋の9月中旬から11月末までの期間に、スクリューを使わない打瀬(うたせ)舟で行われるホッカイシマエビ漁は、道東の風物詩になっています。

中央管理棟 飛鴈

キャンプ場を利用する際の受付は、中央管理棟 飛鴈で行います。管理棟の利用時間は8:00~20:00です。

管理棟の建物の中には、コインランドリー、シャワールーム、売店、コミュニティルーム、トイレがあります。

売店には、シャンプーやボディソープ、タオル、乾電池、マスクなど日用品の他、薪や木炭も売っていました。また、別海町特産の新鮮な牛乳も販売されるそうです。

貸テント(1張)500円、毛布(1枚)200円、寝袋(1袋)300円、電源(数量限定・先着順)1,000円他、各種キャンプ用具の貸し出しも利用できます。

この日はバンガローに宿泊したのですが、天気が悪く気温が一桁と寒かったので、電気ストーブをお借りしました。

電気ストーブが無ければ、ずっと寝袋に入ったまま震えながら過ごさなければならないところ。とても助かりました。

受付が済むと管理人さんが、手書きのマップでキャンプ場内の説明をしてくれます。フリーテントサイトとバンガローAがあるエリアは、反時計回りに一方通行です。

出入口のゲートは20:00~翌7:00まで閉鎖されてるので外出はできません。

バンガローA

バンガローAは、5人までが利用できる広さです。Aから棟までの15棟で、それぞれキジバトやカモメ、カルガモ、カッコウなどの鳥の名前がつけられています。

車は、それぞれのバンガローの横にあるスペースに駐車できます。

今回、利用したのは一方通行の一番奥にあるI棟のマガモです。バンガローによって窓の位置が異なり、マガモは海の正面側に窓がありませんでした。

設備は照明のコンセントのみです。コンセントは電気ストーブが使用できるので、かなりの容量があります。

バンガローAの利用料金は、1棟1泊4,000円。別途入場料として一般(1人)300円 / 小・中学生(1人)200円が必要です

フリーサイト

フリーテントサイトは、バンガローAが並ぶ場所より海側に広がる芝生のエリアです。

天気が良ければ、サイトからは目の前に尾岱沼や野付半島の景色が広がります。この日は生憎の雨、しかも天気が悪くフリーテントサイトを利用している人はいませんでした。

芝生の上には、至る所にエゾシカのフンが落ちていたので、テントを設営する時には注意が必要です。

炊事棟・トイレ棟

炊事棟はキャンプ場内に3か所、キレイな状態で快適に使うことができます。

トイレは2か所。けっこうな広さがあり、利用客が多い時でも混みあって困ることは少なさそうです。

他にも場内にはバーベキューの時に利用できる、グリルキャビンや野外炉もあります。

尾岱沼ふれあいキャンプ場を利用する際の注意事項

・出入口のゲートは、20:00から翌朝の7:00まで閉鎖されます。
・管理棟の利用時間は8:00~20:00です。
・ゴミは有料のゴミ袋を購入して分別すると、管理棟にあるゴミ箱に捨てることができます。
・場内は反時計回りの一方通行です。
・車での芝生内への侵入は禁止です。所定の場所に駐車しましょう。
・火気の使用は野外炉または所定の場所で、芝生を焼かないように注意してください。
・火気使用時の残り火は、野外炉に投棄してください。
・ハンモックの利用は可能ですが、管理人の指示に従って所定の場所で利用ください。
・ペットの入場は禁止です。ただし車内はOK。
・花火は指定の場所で20:00まで可能です。打ち上げ花火は禁止です。

天気の良い日には野付湾から昇る朝日が見られる

「尾岱沼ふれあいキャンプ場」は、尾岱沼の海沿いにあるキャンプ場です。キャンプ場から野付湾やその先に北方領土の国後島まで見渡すことができます。今回は、生憎2日とも雨でしたが、天気が良い日には野付湾から昇る朝日も見ることができます。

知床半島と根室半島のちょうど中間に位置しているので、道東観光の拠点としておすすめのキャンプ場です。

紹介
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  • 都良(TORA)
  • 北海道在住のフリーライター。キャンプ、車中泊、登山、トレッキングが大好き。障害者スポーツの指導員をしていることから、車いすなど障害を持つ子供たちをトレッキングやキャンプに連れていく活動もしています。資格:自然体験活動指導者認定委員会 自然体験活動指導者NEALリーダー、北海道ボッチャ協会 審判員・普及指導員

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