まーママ
【東京の穴場】川遊びと直火ができる大岳キャンプ場でファミリーキャンプ体験レポ

【東京の穴場】川遊びと直火ができる大岳キャンプ場でファミリーキャンプ体験レポ

こんにちは。3歳と5歳の息子を持つ、まーママです。

2020年の春はコロナウイルスの流行でノーキャンプな生活を送っていた我が家ですが、先日久々にキャンプに出撃してきました!

自宅がある東京都内でオートキャンプができるいいキャンプ場はないかなー?とネットで検索した結果、見つけ出したのが東京都あきる野市の山奥にある大岳キャンプ場でした。

東京都在住歴が長いまーママも初めて知ったキャンプ場でしたが、行ってみたら鍾乳洞あり、魚がいる清流ありの最高のキャンプ場でした!!

携帯の電波が届かない、まさに秘境にある大岳キャンプ場の魅力を皆さんにご紹介します。

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

大岳キャンプ場までの道のり

東京都あきる野市養沢にある大岳キャンプ場は圏央道あきる野インターから車で約36分。インターから降りてしばらくすると、だんだん自然が多くなってきます。

気付くと細い山道に。

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東京とは思えない大自然の中を進んでいくと、いきなり採石場にぶち当たります(笑)

旦那さんと「どう進めばいいの?」と軽くパニックになりましたが、どうやら採石場の真ん中にあるトンネルを通るみたいです。

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なんだか非日常的な空間でドキドキしました。

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トンネルを抜けてしばらく山道を走ると大岳鍾乳洞に到着です。

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大岳キャンプ場は大岳鍾乳洞と同じ方が経営されているので、受付も大岳鍾乳洞で行います。

大岳キャンプ場にチェックイン

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キャンプ場のチェックインは12時(季節により変更あり。要問い合わせ)ですが、12時前から受付に列が出来ていました。

我が家も受付用紙への記入を済ませ、列に並びます(用紙に車のナンバーも記載します)。この日は12時ちょっと前に受付がスタートしました。家族4人、テント1張りで4500円でした。

こちらのキャンプ場、薪・炭の持ち込みは不可となっているので受付の際、薪も一緒に購入しました。薪は500円、炭(3㎏)1000円です。

大岳キャンプ場のサイト案内

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大岳キャンプ場は、大岳鍾乳洞を挟んで上流サイト・下流サイトの2ヵ所に分かれています。

今回は予約の際、管理人さんに「上流サイトで」と言われましたが、普段は下流か上流の好きな方を指定して予約ができるみたいです。

区画はなくフリーサイトなので譲り合って設営しましょう。

下流サイト

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大岳鍾乳洞から200m下った場所にあります。マップのようにテントは川沿いに設営し、車は道路側に停めます。サイト内の川へも下りやすくなっています。

こちらのサイトにはトイレがなく、鍾乳洞にあるトイレを使う形になるので、小さい子連れだとちょっと大変かもしれません。

鍾乳洞のトイレは男女別のウォシュレット付きでとても綺麗です。

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上流サイト

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今回我が家が利用したのが上流サイト。こちらも下流サイトと同様、川沿いにテントを張り、山側に車を停める形になります。

場所は早い者勝ちなので、大型テントやテント&タープ使用の際は場所選びに悩むかもしれません。

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我が家は橋横の☆マークの場所に設営しました。隣のテントとの間に段差があるので視点が合うことなく、プライベート感があって良かったです。

トイレ横のサイトは車を駐車場に停める必要がありますが、ランドロックを張るだけのスペースがありました。

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お隣さんとの間には段差もあるので、プライベート感もあります。ただ、サイトのすぐ横が道路なので乳幼児連れは危ないかもしれません。

上流サイトのトイレ

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上流サイトにはトイレがあります。男性用、女性用が1つずつあり、ウォシュレットではありませんが、臭いもなく快適に使用できました。

上流サイトの水場

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水のみでお湯は出ませんが、清潔に保たれていて気持ちよく使えます。ただし飲料は不可な為、飲み水は持参しましょう。コンロ等を洗う水道もありました。

大岳キャンプ場の注意ポイント

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地面が固い

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場所が決まったところで早速設営を開始していきますが、地面がかなり固いです。我が家はスノーピークのソリッドステークを使用しました。頑丈なペグとハンマーを持参しましょう。

寝床対策はしっかりと

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大岳キャンプ場はサイト全体に角ばった石が敷き詰められています。

ワンポールテントの中にはグランドシート(ODグリーンシート)、薄手の銀シート、ラグを敷きましたが、その上を歩くのも結構痛いです。

快適な寝床を作る為に、コットや厚みのあるマットを持参することをおすすめします。

我が家はクイックキャンプの車中泊マット5cmを使用しましたが、背中に痛みを感じる事なく、快適に眠れました。

2年ほど使用していますが、今のところ穴が開く等のトラブルなく使用できています。より快適な寝心地を求める方には厚さ8cmの物もありますよ。

クイックキャンプの車中泊マットは値段もお手頃ですしおすすめです。

ゴミは持ち帰り

大岳キャンプ場は基本ゴミは持ち帰りとなっています。使用済みの炭・灰捨て場もないのでご注意を。

こんなキャンプ場では日消壺があると便利です。我が家はBUNDOK(バンドック)チャコール缶を使用しています。消火した炭や薪は再利用もできますし、蓋がきちんと閉まるので持ち帰りしやすいです。

キャンプ場内にシャワーがない

大岳キャンプ場にはシャワーやお風呂がありません。川遊びをした後や汗をかく真夏はシャワーを浴びたくなりますよね…。

近くに温泉施設がないのかと調べたところ、車で22分のところに瀬音の湯という温泉がありました。源泉かけ流しの打ち湯と森林浴が楽しめる露天風呂があり、鍾乳洞探検で疲れた体もリラックスできそうです。

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出典:秋川渓谷 瀬音の湯

気を付けたいのが、内湯と露天風呂はおむつが外れていない子どもは利用できません。別料金で入れる貸切風呂のみ入浴可能となっています。

大岳キャンプ場の魅力

東京都とは思えない大自然が広がる

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大岳キャンプ場の周りには民家等もなく、まさに大自然の中のキャンプ場。キャンプ場横の道路もほとんど車が通らないので、とても静かで川の音だけが心地よく聞こえてきます。

晴れた日の夜は満点の星空が最高らしいです!!(パンフレットに書いてありました。この日は曇ってて見えず。)

清流で川遊びが楽しめる

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上流サイト、下流サイト共に綺麗な川が流れていて水遊びをすることができます。ただ上流サイトは下流サイトより川に下りるのが大変です。

息子たちも石が敷き詰められた壁を慎重に下りていました。川の水深は大人の足首くらいの所から腰くらいのとこまでと様々でしたね。

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水はとにかく冷たいです!

旦那さんが「冷たい!冷たい!」ばかり言うので、大げさなぁ~と思っていましたが、いざ入ってみると本気で冷たかったです(笑)

ずっとは入っていられないですね。長男は全然気にせず生き物探しに夢中でした。

しばらくすると、なんと長男が魚をゲット!!

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網でガサガサしたらとれたみたいで大喜び!!その後もヤゴ、タニシ、魚数匹がとれました(観察した後逃がしました)。

やっぱり川に生き物がいると楽しいですよね!生き物好きな長男は大満足だったようです。

直火で焚き火が楽しめる

大岳キャンプ場はなんと直火がOK!!ワイルドな焚き火が楽しめちゃいます!!直火を楽しんだ方はしっかり綺麗にしてから帰りましょうね♪

Wi-Fiが繋がります

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大岳キャンプ場は山奥なので携帯の電波がありません。しかし皆さまご安心を。なんとWi-Fiが繋がります!

キャンプ場でWi-Fi繋がるところって意外とあまりないんですよ。Twitter、インスタユーザーとしては有り難いです(笑)

ただし、Wi-Fiが繋がるのは受付と上流サイトのトイレが中心なので場所によっては繋がらないところもあります。

おすすめスポット大滝が見れる

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大岳キャンプ場横の道路を登っていくと、突き当りの山の中に大滝があります。我が家も滝が見たくて車で行ってみたのですが、専用の駐車場がなく、車が一杯だったので諦めて戻ってきました。

大岳鍾乳洞から歩いて30分と書いてあったので、鍾乳洞の駐車場かキャンプ場から歩いて行った方が良いかもしれません。

舗装された道路の突き当りから、登山道を7分位歩くと大滝に着くそうです。山散策が好きな方は是非行ってみてください。

チェックアウト

大岳キャンプ場のチェックアウトは10時です。10時を過ぎると追加で1泊分の料金が取られるので気を付けましょう。鍾乳洞の受付の所にファイルを返したらチェックアウトの完了です。

大岳鍾乳洞に入ってみよう!

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せっかくなので大岳鍾乳洞に入ってみることに。料金は大人600円・小中学生400円・幼児(3歳以上)200円になります。

大岳鍾乳洞とは?

標高520mにあり、昭和36年に田中雄嘉造さん、ユキさん夫妻が発見し、手掘りで中に人が入れるようにしたそうです。昭和37年に開業し、東京都天然記念物に指定されました。

現在は田中さん夫妻のお孫さん夫婦を中心に家族で経営されています。全長は300mで所要時間は約20分~30分。洞内の気温は1年を通して11℃~13℃なので夏は涼しく冬は暖かいです。

参照 – 大岳鍾乳洞パンフレット

大岳鍾乳洞に入る際の注意ポイント

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この鍾乳洞は中がとても狭く、高さ約110cmの天井が約10m続きます。その為、足腰が弱い方、赤ちゃんを抱っこやおんぶしての入場はご遠慮くださいと書いてありました。

荷物も身軽にし、歩きやすく汚れてもいい服と靴がおすすめです。ハイヒールで来てしまった人のために貸し出し用のサンダルがありました。

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更に難しいコースに挑戦したいという人には幻のチャレンジコースがあります。天井の高さ60cmの穴が60cm続くとの事ですが、なかなか小さいです(笑)

服や鞄が汚れますと写真付きで説明がありました。

IMG_0489※キャンプクエスト編集部

いざ、鍾乳洞探検に出発!

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受付で料金を払うとヘルメットを貸してもらえます(使用済の物と新しい物はちゃんと分けてありました)。

子ども用のヘルメットはないので、我が家は自転車用の物を持参しました。

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手や衣服の汚れが気になる方は、軍手と使い捨てレインコートの販売もありましたよ。

キャンパーなら自分の軍手を持参しても良いかもしれません。

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さあ、ついに中に入っていきますよー!!!まず入り口がもう狭い(笑)

こういうのってドキドキしますよね!!中に入ると家族揃って思わず「寒ーーーっ!!!」と言ってしまいました。

温度計を見ると10℃です。半袖だと肌寒く感じました。

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中腰になってどんどん進んでいきます。番号が書かれた看板を頼りに進むのですが、正直分かりづらくて、迷ってしまいました。

中には逆走している人も…。

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受付でもらえるパンフレットに地図が載っているので、それを見ながらの方が分かりやすいと思います。

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途中から5歳の長男と私はチャレンジコースへ、3歳の次男と旦那さんは通常コースを進みます。

チャレンジコースは噂通り、かなり狭いです。しばらく進むと一番の難所に。

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身長110cmの長男ですらこれだけ小さくならないと通れないので、大人は大変ですよ!!(笑)

ここを通り抜けると通常コースに合流します。

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所々に見物スポットがあります。深海魚の化石があり長男が感動していました!

洞窟内は天井が低い場所だけでなく、急な石段もあり滑りやすく、長男は1回足を滑らせて転んでいました。怪我をしないように慎重に進みましょう。

頭や背中も何回も天井にぶつけました…。やはりヘルメットは重要です!あとリュックサックは天井にぶつかるのでやめた方がいいでしょう。

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道に迷いながらもついにゴール!!!

距離的にはそんなに長くないですが、とにかく進むのが大変なのでゴールした時は達成感があります!3歳の次男はずっと「怖いー!!」「滑るー!!」と大泣きだったそう。

旦那さんはそんな次男を連れて中腰で回ったので、翌日酷い筋肉痛に襲われていました…。

大岳鍾乳洞は今まで入った鍾乳洞の中で、一番探検気分が味わえました!足腰が丈夫な方は一度入ってみる価値はあると思います!

東京で自然を満喫したいなら大岳キャンプ場がおすすめ

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東京の山奥でキャンプというと奥多摩をイメージする人が多いと思いますが、あきる野市にもこんなに自然豊かなキャンプ場があったことに感激しました。

緑豊かな山に囲まれ、川の音を聞きながらのキャンプは本当に最高のひと時でした。鍾乳洞や川遊び、山散策などアクティビティも充実しているので、子どもから大人まで楽しめる事間違えなし!

皆さんも是非、大岳キャンプ場に足を運んでみてください。

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  • 3歳と5歳の息子を持つママ。キャンプと自然が大好き。週末はファミリーキャンプを楽しんでいます。

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