アポロンを買ってから1年半が過ぎた我が家。そろそろこどもが楽しいキャンプ場じゃなくて、景色バーン!どやー!みたいなとこで、絶景×アポロンをかっこよく写真に収めてみたい!という欲が。
ならば夜景が素敵なこちらはどうですか?とプランニング担当の主人からご提案いただきましたので、どんなもんかと行ってまいりました。
愛知県から1時間!あっという間に着けちゃう尾高高原キャンプ場!大荒れの天候に悩まされた当日。はたして絶景写真も収めて、初めての冬キャンプを楽しんでくることはできたのか…!?
本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。
目次
尾高高原キャンプ場について
ホームページはあるようですが、情報量がものすごく少ない。どんなキャンプ場なのか全然良くわからん…。出発時、持って行ったのは、インスタグラムから得る、すんごい夜景が見れる!という情報だけという前代未聞のキャンプ。
行ってきたのは2月の終わり。我が家は10時ごろ到着。チェックインは11時からでしたが、早めに入れてもらえました。これはキャンプ場あるあるですよね〜。(キャンプ場によっても異なりますので、事前確認が必要です)
その日の天気は春一番が吹くという予報。それなのにその後も続々と車が止まり、オートサイトは6割は埋まる。すごいよね!2月だよ!?
ここは最寄りの高速降りてからは20分。山道も、通るとは言えない程度のくねくねを少し進み、三重県民の森という公園が出てきたと思ったら、いきなり『キャンプ場はコッチ!』的な小さすぎる看板があるので、目を凝らして運転を。
チェックインの手続きは、管理棟横の道路端に車を止めて、管理棟にインするスタイル。管理棟前に駐車場は無し。ここの管理人のお父さん(以下お父さん)は、なかなかの名物人かもしれません。とてもフランクでいいお父さんで!
キャンプ場内でジュースは自販機で買えますが、ビールは売っていません。ビールを探しに行った主人が管理棟から目的物を手にして帰ってこれたのは、お父さんが私物を販売してくれたから!珍エピソードすぎ。
トイレは2か所あります!
管理棟横の1か所のみと、他の方のブログで見ていたのですが、我が家が利用したその日は2か所でしたよ!
キャンプ場内を下って行った先の、尾高観光協会事務所のトイレも開放してもらえたからです。『下のトイレも鍵開けといたから使ってー!』と、お父さんがでかい声で。笑 わたしもつられてでかい声でお礼をし、そしてそのままどっちが近いかと聞いてしまうわたしもわたし。お父さんとは気が合いそうだな。もうここまででお父さんの人柄、わかるでしょ。笑
これが観光協会のトイレ。管理棟横のトイレより綺麗でおすすめです。和式×2、洋式ウォシュレット付き×1です。よって、このトイレが開けてもらえるならば、どのサイトからでもトイレまで1分以内!こどもにも安心です。
サイト紹介と予約時の注意
サイトは以下の3つ!
- 管理棟横の林間フリーサイト
- 木板上に設営を楽しめる設営テントサイト
- 景色を楽しむオートサイト
我が家は景色目的なのでオートサイトを利用。予約は電話予約のみですが、場所の指定も聞いてくれるみたいですよ。
ただ、お父さんとの行き違いで、我が家は予約していた場所とは違うサイトに…。我が家みたいに『まー、いいか』と思えない方はクドいくらいに事前確認を。笑
オートサイトはどのサイトからも景色を楽しめるよう段々になっていて、1段目(画像手前)のみ4サイト、2段目(画像奥)以降は3サイトずつ。全部で5段の計16サイト。
今は、1段に付き2組しか予約を入れないそうで、両端をそれぞれが利用し、真ん中のサイトをお互いの駐車場に。おかげで広々&適度なプライベート感を確保できました。(冬季のオフシーズンだから、ということだったのかは謎)
オートサイトの中で1番面積が広いのは5段目の1番下のサイトのこちら!
2段目以降の端も1番最高!この写真では、実際の5段目の5分の1も写せてませんが、既に広々サイトであることはお分かりいただけるかと。
他のキャンパーのテントも見ながら酒が飲みたい!という人は1段目(1番上)がおすすめ!グルキャン予約だと、広さが確保できるので必然的にこの5段目&1段目に通しているとのこと。
ただ、グルキャン使用時でも、テントとテントの間をトイレや管理棟に行く際に他のキャンパーが通行することがあります。(少し距離は出ますが回り道もあり。ただ、お父さんが上記ルートを良しとしています)
各段、階段があって等分割のサイトがある、という状態なので、理解し合って譲り合って利用できるといいですね。グルキャンの際は、階段がここにあるから…と、動線にも配慮して設営できると、お互いにストレスがない、かなー。
炊事場は、このオートサイト内には2か所あります。上(管理棟側)から2段目と5段目(1番下)に、シンクが2台ずつくっついてそれぞれ設置されています。お湯は出ません。また、洗った物を一時置きできるような台が無いため、洗い物の際は工夫が必要です。
期待以上の絶景が楽しめる!
徐々に日も暮れてきて、17時ごろから町の明かりが灯り始めます。これで18時くらいかなー。この後どんどん暗くなり、下段キャンパーの車も気にならなくなります。
更に日が落ちて、キラキラが増してく…☆!
我が家は10番サイト(上から3段目の、管理棟を背に、向かって左側)。ここからの眺めはこんな感じ。10、9、8 が3段目で、9番が駐車場(上記サイト説明参照)。
真夜中、管理棟から見たところがこちら。ひとつひとつの光がゆらゆらして、キラキラして、チカチカして…。もう、こんなのはじめて!級!!灯りが透けるテントも、色とりどりで本当に素敵。宝石みたい。
設営で疲れたくたくたの体で階段登ってトイレ行ったテントまでの帰り道、目の前にこの景色どーん!は、圧…っ巻!!
極寒でダウン着ててもブルブルしてんだけど、『ん〜!もうちょっと(眺めてたい)!!』ってなる。みんな絶対。写真はないけど、見上げれば星空だからね、、、盆と正月がいっぺんに!スペシャルとはこの事!
1日目はみぞれまじりの春一番のおかげで夜景どころか晩ごはんすら楽しむ気にもなれず。今日はもう寝よう、朝日に期待しようってやむ無く寝たのですが、翌朝の景色は…もう嬉し過ぎる誤算。ここ、朝日まで最高なのかよ!
地平線から徐々に明かりが広がってきて、太陽がゆっくり顔を出すと共に、それに照らされて身体は全身日焼けするほどの“熱”をじわじわ感じていくんですよ。そんな経験、ないでしょ?
太陽が昇るから、わたしたちこの地で生きられるんだって、きっと、誰もが気づくはず。キャンプに来ないと味わえないこのエネルギー溢れる自然体験を、幼いこどもたちにも経験させられたことはほんと良かったな〜。
こちらのチェックアウトですが、『ほんとは10時だけど、適当にゆっくりして昼までには帰ってくれればいいからー!僕は釣りに行くから!』とお父さん。すごい。緩すぎる。おかげで焦らずゆったり撤収して、大好きなフルオープンスタイルにしての撮影大会まで!笑 あざます!
あ、1番大事なことを忘れてました!ゴミは持ち帰りです!!出発前からその分も考慮して積載を。
ゴミは出ない工夫をすることが1番ですが、我が家は圧縮袋(ジップロック)持参◎紙、ビニール類ならカサが減らせます。ここだけの話、我が家は衣類も圧縮しますよ!
ogawa アポロンの土間スタイルに挑戦
初の冬キャンでいきなりインナーテント省いた我が家。なかなか攻めていると、今思い返しても。ただ、インスタで見てかっこよくてやりたくなっちゃったんだから、仕方ない。(冬キャンデビューの話は後ほど詳しく)
という訳で、我が家のキャンプスタイルもちょこっと紹介。今回はこんな感じ!
でもやってみて分かったのが、ただかっこいいだけじゃなくて、インナーテントで視界が遮られないし、物理的に壁がないので、寝室もあるのにかなり広々というメリットも!今までのキャンプより今回のキャンプが1番快適だったのは、このせいかも。付けなくていいなら設営もその分、楽だし、荷物も減るしね◎もう我が家はインナーテント使わないんじゃ!?
ただね…今回、アポロンのスカートを留めるペグを全忘れしたので、これしかないだろと主人にドテチンスタイルにされる。(戒めのセピア)
インナーテント省いて気取ったバチかしら。笑 ペグの数を減らしたのは紛れもないわたし(白目)
今回みたいに、爆風吹き荒れる予報の日は、ペグとロープが多くて困ることはないです。スカートは留めないと、隙間風すごかったもん。それにより幕内のストーブの炎がバサバサして、もれなくこどもたちが怖がります。笑
きちんとロープダウンしてなくて、テントのポールが折れてた人も。風が強い日は、揺れない&飛ばないテントを作るために、いつもよりしっかり地面に貼り付けておく必要があることを学ぶ。比較的風の強い高原キャンプなら尚更!ま、次回は絶対ペグ減らさない!と、いい教訓に。
尾高高原キャンプ場で初冬キャンプ!感想は…?
装備も揃っていなかったし、息子がまだ小さかったので冬キャンは2年ほど見送っていて。4歳になったし、そろそろ大丈夫かな?って今年念願叶ってドキドキデビュー!
雨も少し降る予報でしたので、屋外用の延長コードも忘れずに持って。下調べしてたら感電するって見て、びびって前日に買いに走りました。ただ目立って嬉しいもんではないので、白ではなく黒かアースカラーにしておくと、写真に映り込んでも許せますね◎
今回は張り切って炊飯器も持参。キャンプでの白ごはんは、我が家のキャンプ史上最強の仕上がりに。羽釜万歳。そして何って保温機能がめっちゃ嬉しかった。。泣
いつもはモバイルバッテリーで使用していたこちらのベアボーンズリビングのLEDライトも、電源から電気を引いて使えたのは安心感が違いました。電源、頼もしすぎるな!
で、初冬キャンプ&初電源サイトがどうだったかという総評は、そりゃあもう、控えめに言って最高だ。充電したりモバイルバッテリーで動かしてた道具たちの、充電なくなっちゃうかも…という心配とは無縁の、ストレスフリーなキャンプタイムが送れます。もちろんスマホの充電も楽々。
冬キャン、幕内にストーブや薪ストーブがあれば全然寝れるね〜。何をそんなにビビっていたのか。アルパカストーブで、寝る前23時くらいに灯油満タン→翌朝6時まで付けっ放し=全然余裕!灯油、3分の1くらい残るよ!
ちなみに今回の寝室のお布団コーナーは、下からこんな感じ。
- グランドシート
- 断熱シート(1cm)
- インナーマット(3cm)
- エアーマット(14cm)
- シュラフ(0度まで対応)&毛布
外気は最低気温2度。最大風速6m。ストーブ火力は弱中強で言う中と強の間ぐらい。その状況下で、幕内15度キープ。参考まで!
冬キャンと言えば!の定番、憧れのお座敷スタイル&ホットカーペットの使用も、電源サイトなら一度はやってみたいですよね。ただ今回は、雨のため叶わなかったので、またいつかリベンジしたいな♪
そうそう。キャンプのいいところは、今回ダメでも次回がある、という事。ギアを揃えたら1回で終わる人ってなかなかいないでしょう?気候や場所が違えば装備やレイアウトって、全く同じでは上手くいかないんだよねキャンプって。でもそれが、いいところであり病みつきの理由じゃないかな♪
買い出しはピアゴ!薪はコメリ!
今回は灯油も必要だったので、ガソリンスタンドも近いピアゴ菰野店へ。ネット上ではザ・ビッグを勧めている方も多いですが、トータルで見ておすすめできるのはこちらかなと思いました。キャンプ場からは11分。
薪はキャンプ場の管理棟でも買えましたが、置いてあったのは針葉樹。我が家は火付きの良さより持ちの良さ派なので、コメリで広葉樹を♪。コメリはピアゴの斜め向かいで、車で30秒です。
焚き火は火付きの良い針葉樹と、火持ちの良い広葉樹を上手く組み合わせられるとベストですよ◎
お風呂は満場一致のアクアイグニス!
今回のお風呂♪パン屋さんもあるし、なにより施設自体がおしゃれで綺麗!開放感もありリフレッシュにも。我が家は翌朝のパンをここで購入。先にパンを買ってしまっても、お風呂の受付で預かってもらえます。ちょっと変わってるけど嬉しいシステム。
カリ!もち!な食パンは絶品でした〜。
尾高高原キャンプ場の夜景にリピート確実!
はあー。今回のキャンプもめちゃくちゃ楽しかったなー!ここは設営中みぞれ浴びたって、テント飛びそうになったって、ポール折れたって何度でも来れるわ。リピーターが多いのも、うなずけるね〜。
悲しいことに、気軽にキャンプ場へも足を伸ばせなくなった自粛広がる今。ただこのうちに、ちょっと動きが鈍くなったキャンプギアのメンテナンスをしたり、新しく買って試せないままのキャンプギア、おうちで広げてみませんか?
外出できなくても、キャンプ好きな人が楽しむ方法って、実はたくさんありません?だってどこだってできるのも、キャンプの凄みでしょ♪
ステイホーム!わたしは賛同します。我慢した分、楽しいキャンプが待っていると信じて!
ギア
このライターが書いた他の記事
- 日毎
- 月間
- 殿堂
日本海を見下ろす高台の上にある絶景のキャンプ場「神恵内青少年旅行村」
湖畔を包む夕陽を愛でに…。猪苗代湖天神浜オートキャンプ場
高田橋多目的広場キャンプエリア詳細|無料キャンプができる野営地スポットを紹介
北海道小樽市に観光とアウトドアの両方が楽しめる新グランピング施設が誕生
【テントレビュー】ゼインアーツ ゼクーMの設営手順とレイアウト紹介
学校×キャンプで廃校が地域のハブになるかも?キャンプで広がるまちづくりの可能性
女子キャンプにおすすめのキャンプグッズはこれ!テントから小物まで紹介します
登山未経験者に「登山に連れていって」と誘われた時にオススメしたい山をまとめました
スカートがついた!新型パンダTC+を旧型と比較レビュー!スカートはいる?いらない?
【るるぶ×ゆるキャン△】シリーズ第4弾は木製カッティングボード付き!再現レシピにも注目
リビングでも焚き火気分を味わいたい!ちいさな火鉢とリアルな炎に癒される「炎色火鉢」が発売
北海道小樽市に観光とアウトドアの両方が楽しめる新グランピング施設が誕生
学校橋河原キャンプサイト詳細|焚き火も可能で超人気の無料キャンプスポット紹介
ペッタンコになったダウンジャケットを自宅洗濯でふわふわに復活させる方法
立てば収納、倒せばテーブル、畳んだ姿はコンパクト!DODの新作「タナカテーブル」が発売開始
今年の冬はアイロンストーブが流行りの予感?発売初日で完売した魅力や特長に迫る
ライター1本で空き缶の上蓋をきれいに切り取るテクニック【空き缶炊飯・缶コップに】
とことん山キャンプ場でとことんキャンプ!いつでも何度でも入れる露天風呂でリフレッシュしてきました!
アルコールストーブの燃料は消毒用・除菌用アルコールで代用できる?アルストの燃料について考えてみた
TAKIBISM x ISHINOMAKIプロジェクトの第二弾!キャンパー垂涎のオシャレ焚火台が発売
埼玉県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット15選
茨城県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット11選
神奈川県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット20選
千葉県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット14選
東京都の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット14選
群馬県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット10選
東北で冬キャンプができるキャンプ場32選!通年営業のおすすめキャンプ場一覧
キャンプで使えるロープワーク一覧+ロープのまとめ方【15種類】
関東のおすすめキャンプ場30選!現地取材で分かった本気でおすすめできるキャンプ場一覧
40Lバックパックでソロキャンプを楽しむ装備一式と詰め方のコツ