「あーこのランタン可愛いなあ」と前々から気になっていた、ベアボーンズリビングのミニエジソンランタンLED。
実物を見てみよう!とWILD-1に行ったら最後。気づいた時には、茶色い袋に緑の文字でWILD-1と書かれた袋を持っている自分が居ました。
しかし!後悔は一切無し!マットで落ち着いた色合い、鉄製のシェードにガラス製のホヤから見える電球のフィラメント。他のランタンには無い魅力的なフォルムと誰もがビンテージ感を手軽に味わう事ができる素晴らしいランタンです。
しかし、見た目は良いけど実際の性能はどうなのか?
実際に買って使ってわかったおすすめポイントと残念なポイントを紹介したいと思います。
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目次
ベアボーンズリビング ミニエジソンランタンとは
ベアボーンズリビングとは2017年にA&Fが取り扱いをはじめ、今までに無いデザインから瞬く間に日本のキャンパー達を魅了し一気に人気アウトドアブランドに。
その人気から発売当初はどこも品切れで入手困難でしたが、今は落ち着いたのか量販店でも、ちらほら見かけるようになりました。
ミニエジソンランタンは、そのベアボーンズ社から発売されているLEDランタンシリーズの小型LEDランタンです。
ベアボーンズのランタンといえば「フォレストランタン」「ビーコンライトLED」「エジソン ストリングライトLED」が有名ですが、今回購入したミニエジソンランタンLEDは、その中でも小型で2020年に発売された新しいLEDランタンです。
LED | 5V 1.6w(エジソンタイプLEDバルブ) |
重量 | 150g |
材質 | スチール、プラスチック、ゴム |
光色 | 3000k~3200k |
ルーメン | ロー:35lm ハイ:100lm |
入力 | MicroUSB(5V) |
電池 | 単三アルカリ電池×2 |
持続時間 | ロー:約20時間 ハイ:約5時間 (単三電池使用時) |
カラー展開 | レッド、アンティークブロンズ、カッパー |
防水機能 | × |
持続時間と明るさを見る限り、サブランタン向けだという事がわかります。
開封の儀。付属品について
今回、購入したのは3色ある内のレッド。
落ち着いた濃い赤色で良い色合いです。
しかしSNSを見ているとアンティークブロンズ、カッパーをよく見ますが、あまり赤は人気が無い?
箱と本体は結束バンドで固定されています。
未開封のままウキウキしながらキャンプ場に持って行って「ナイフが無い!結束バンド切れない!」なんて事にならないように。もちろん私は以前やらかしました。
付属品一覧
箱から取り出すと、ミニランタンエジソンLED本体、説明書、microUSBの3点が入っています。
本体
当たり前の事ですが、メインである本体が入ってます。これがないと何もはじまりません。
MicroUSB
付属のケーブルは「MicroUSB」です。長さは約80cm。
80cmだと配置できる場所も限られてくるので、少し長めのMicroUSBケーブルを用意しておくと良いかもしれませんね。
それにしてもLightning、Type-C、MicroUSBと端子が多様化している世の中、色々な端子を用意しなければいけないのも大変です…。
1本でMicroUSB、type-Cどちらも使える端子を用意しておくとコードだらけにならずコンパクトに済みます。
欠点としては、どっちも充電が必要になった時に困る。
説明書
説明書は現在探してる最中ですが、日本語でわかりやすく書かれていました。
この記事が説明書代わりになるくらい頑張ろうと思います。
性能チェック!
フック
プラスチックの吊り下げフックがついています。
よくある小型LEDだとフックの輪が小さく、吊り下げられる場所が限られる事がありますが、その心配はありません。
小型なボディにしっかりした大きな吊り下げフック。
内径約5cm、輪っかの入り口となる開いた部分は4cm。
タープとポール間に吊るしても大丈夫。
ベージュ一色になりつつある私のサイトに良い差し色になります。
木の枝に吊り下げる事ができました。
適度な重量があり、輪っかの開き方も絶妙なので風で揺れたりしてもすぐ落ちたりする事は無さそうです。
USBポート
USBポートがあるので充電式と勘違いされがちですが、ミニエジソンランタンLEDは充電できません。
単三電池を入れない状態でモバイルバッテリーから電源供給
モバイルバッテリーを繋いでおく事で、単三電池無しでも常時点灯可能です。
ただし抜いたらすぐに消えるので、コード無しで使いたい場合は、単三電池を入れる必要があります。
バッテリカバー(単三電池2本)
単三電池の挿入部分は本体の底面にあります。
底面の円形のカバーを左側に回すとパカッとカバーを取り外せます。
単三電池2本を入れます。
単三電池2本を入れたらカバーをつけて終わりです。
何かと不評なバッテリーカバー。
1点だけ注意しなければならないのが、バッテリーカバーについてる4つの爪です。本体側の穴に噛ませるタイプですが、取り外し方を間違えると爪が折れる可能性があります。
カバーを回して斜めに開いてしまうと、爪が本体とひっかかり折れそうになります。
必ずカバーを開ける時は本体に対して水平に真っ直ぐ取り外しましょう。
電源ボタンと2段階の調光モード
暖色LEDのミニエジソンランタンLEDは2段階の調光機能があります。
ベアボーンズのロゴと同じ、正面に電源ボタンがあります。
- 電源ボタンを1回押すとLowモード(35lm)
- 電源ボタンを2回押すとHighモード(100lm)
- 電源ボタンを3回押すと消灯
「一般的なシーリングLEDが約4000lm」
「スノーピークのほおずきが100lm」
ミニエジソンランタンLEDの明るさ
直置きでLowとHighの明るさ比較
正面から見た明るさの比較。左がLow、右がHigh
Lowは雰囲気、Hightはそれなりに使える明るさ。
真上からLowとHighの明るさを比較
真上から見た明るさ比較。横から。左がLow、右がHigh
横への広がりが広い事がわかります。
テーブル上に吊るした状態でLowとHighの明るさを比較
キャンプ場でA38Greatに吊るした状態でLowとHighを比較。
ランタンの真下は明るくなりませんが、傘のおかげで明りが横へ広がります。
ただしどちらもメインランタンにできる程の明るさでは無く、あくまでもサブランタンという感じですね。
夜、じっくり焚き火を堪能しつつ、サブランタンとして置いておくには暖色LEDの色合いと明るさがちょうど良かったです。
サイズ、大きさ
メジャーで計った結果、サイズは下記の通りでした。
- 高さ:11.5㎝
- シェード(傘):直径11cm
- 本体底面:直径11cm
350mlのビール缶とエスビットと並べてサイズ比較
写真でもわかる通り、かなりコンパクトです。こんなにコンパクトで見た目に魅了される小型LEDは他に無い気がします。
明るさは負けるものの、ジェントス エクスプローラー SOL-036Cを引退に追いやってしまった、ミニエジソンランタンLED。
今後ソロキャンプの時はメインランタン(コールマン286A)とサブランタン(ミニエジソンランタン)がレギュラーになりそうです。
ケース・収納について
付属の専用ケースが無いので少し心配になりますよね。
パッと見た感じ、デリケートな感じがしますが、実際に持ってみるとそうではありません。鉄製のシェードに本体。ケージに守られたほや。
アウトドア利用を前提にして作られているだけであって、ちょっと雑に扱っても問題無さそうです。
電源ボタンもしっかりしているので他のギアと混ぜて収納し、電源ボタンが押されて勝手に点灯しているという事も今のところありません。
私の場合、小物系を色々突っ込んでるアンモボックス(大)に収納しています。
とりあえず保護するならベルモント深型シェラカップ600をケース代わりにするのも有り?
ミニエジソンランタンLEDのおすすめポイント!
可愛いコンパクトLED!おしゃれレベルアップ
言うまでもなくベアボーンズリビングがこんなにも有名になり、様々なキャンパーを魅了したのはこのビンテージ感溢れる可愛いフォルム。
明るさにやや不安があるものの、それ以上に見た目、物欲を満たしてくれる何とも言えない魅力があります。
サイズ感も重さもちょうどいい。
底面も広くしっかりしており、適度な重量もあるので、簡単に転がっていく、飛んでいくという事はありません。
また、ランタンの傘のおかげでテーブルに直置きでも光が広がり、小さいテーブルの上でもサブランタンとしても活躍してくれます。
重量も150gなので、どこにでも簡単にひょいひょい吊るせます。
モバイルバッテリーから電源供給すれば常時点灯可能
モバイルバッテリーがあれば、電源が続く限り常時点灯可能です。
もし仮に電池が切れてしまい単三電池切れになったとしても、USBから電源を供給できれば問題無し!
容量の大きいポータブル電源があれば、それこそ1日中点灯させておけます。
初期不良も安心。1年保証がついてくる
WILD-1で購入するとお馴染みの購入証明書が発行されます。初期不良のみ1年間保証してくれます。
『保証免責事項』
- 電池の寿命に起因する不具合
- LEDの熱損やLEDモジュールの欠陥
- 改造、誤用、メンテンス不足によるライトやコンポーネントの破損や欠陥
ミニエジソンランタンLEDのここが残念・注意
Highモードだと5時間で暗くなる。
Highモードで5時間以上点灯させていると、徐々に灯りが弱くなり消えてしまいます。
サブランタンとして使うなら基本的にHighモードの使用が前提になるので5時間が限界だとちょっと心許ない。
Lowモードであれば20時間点灯可能ですが、正直テント内で寝る前に使うかな?くらいの明るさなので、ある程度モバイルバッテリーで電源供給する前提かもしれません。
充電できないので、コードレスで使い続けるには電池が必要。
5時間なんて結構あっという間です。
その度に電池交換をしているとランニングコストがかかるので、充電式電池を用意した方が良さそうです。
エネループの充電式電池を満タンにして4本も持って行けば1泊~2泊は安心できるかなあ。
防水機能ではない。
防水機能はありません。
突然の雨や、寝る前に外に置きっぱなしで翌朝起きたら雨にさらされてた、なんて事が無いように注意する必要がありそうです。
フックが開いてるのでカラビナで引っ掛けられない
フックの部分が開いた輪っかになっているので、カラビナでひっかける事ができません。これの何が問題かって、バックパックでキャンプに行く人はリュックの外面に引っ掛けれない事。
ケージに掛けられますが、ほやに小傷が付きそうなのでちょっと微妙ですね。
リュック等に掛ける場合は少し工夫が必要かもしれません。
買ってよかった?どうだった?まとめ。
ちょっと不便な面もあるけど、ベアボーンズリビング特有のこのフォルムは他に無い価値があります。
「テーブル周りをお洒落にしたい」「可愛いLEDランタンが欲しい」「実用的でおしゃれなLEDランタンが欲しい」と思っている方は絶対に買いです。
逆に見た目よりも機能性、コスパを求めるならミニエジソンランタンLEDは不向きと言えるでしょう。
しかし、1個買うと他にも欲しくなるのがベアボーンズリビングの魅力。
充電式で実用性重視をしたベアボーンズのコンパクトLEDはビーコンライトかな。
ファミキャン用に2ルームテントや大型テントに吊るすとお洒落レベルが急上昇するエジソンストリングライトLEDも悩む。
以上、ベアボーンズリビング ミニエジソンランタンLEDの購入を迷われている方の参考になれば幸いです。
ギア
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