株式会社アンプラージュインターナショナルはオリジナルブランドTAKIBISM(タキビズム)から、直火で焚火をするかのような焚火台「リアル ファイアースタンド ジカビ スタンダード M」を発売した。
焚火による足元の暖かさに着目した焚火台「JIKABIシリーズ」のSサイズとLサイズに新たにMサイズが加わることとなった。そもそも焚火台なのに直火とはどういうこと?
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目次
「直火感」を追求した究極のロースタイル焚火台
JIKABIシリーズは直火に近い高さで足元の暖かさを追求した焚火台となっている。冬キャンプを体験すると分かるが、冬のアウトドアでは足元の寒さは天敵。高さのある焚火台でも暖かいは暖かいが、当然熱源が少しでも近い方が暖かい。
足は人間の中でも心臓から最も遠い位置にあり、十分な血液が行き届かないことから非常に冷えやすい。雪中キャンプなど極寒地で足が冷えた状態で放置していると、最悪の場合だと凍傷になる可能性もある。冬キャンプにおいて足を暖めるのは暖を取る以上に大切な役割があるのだ。
直火は魅力だけど芝生や土に悪影響
出典:UPI OUTDOOR足を暖めるためには低い位置に熱源があると効率的だが、多くのキャンプ場では基本的に直火はNG。10年以上前は直火OKのキャンプ場もままあったが、今となっては焚火台の使用が必須となっている上に、焚火シートや備え付けのコンクリ板を使うことまで求められる。
キャンプサイトには芝生や土の所も多い。焚火の熱を長時間さらされることで芝生が焦げ、土中の微生物が死んでしまうため焚火台や焚火シートの使用を求められるのだ。
JIKABIシリーズは焚火シートを使用するように注意書きがあるものの、地面からは数センチ離れているので直火よりは影響が少なくなっている。きっと限界まで下げるのと、地面から離す絶妙な高さを調整するのに苦労したことだろう。
別売りの専用蓋で利便性がアップ!
JIKABIシリーズのSとL同様に、Mサイズにも専用蓋が用意されている。焚火台に蓋…?と私も思ったが、これが意外と便利そうなのだ。
焚火の終盤、熾火になってから自然に消えるのを待っていると結構時間がかかってしまう。そんな時は焚火台全体に熾火を散らして蓋をすると、酸素の供給が経たれて消化されるという理屈だ。
また焚火をしていないときに蓋をしておけばテーブルとしても使用できるし、専用蓋にカメラの三脚を付けることで蓋だけでもテーブルとして使用できるようになる。細かいところまで遊び心を感じられる逸品だ。
直火風の焚火台でワイルドに焚火を楽しむ
出典:UPI OUTDOOR直火で焚火が出来なくなってきているこのご時世、わざわざ直火OKのキャンプ場を探して予約するというキャンパーもいるほど直火は魅力的だ。直火のメリットは足が暖かいだけではなく、野営感・ワイルド感の演出もある。
この焚火台であれば「直火風」ではあるが、ワイルドな雰囲気を楽しむことが出来るはずだ。
Real firestand ーJIKABI Standard Mー
価格 | 16,500円(税込) |
---|---|
サイズ | 直径約400×70mm(パンの直径270mm、取り外し可能) |
重量 | 約1,150g |
素材 | ステンレス製 |
JIKABI Standard M 専用蓋
価格 | 4,400円(税込) |
---|---|
サイズ | 直径約270mm / 取手リング約25mm |
重量 | 約1,360g |
素材 | ステンレス製 |
ギア
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