キャンプに行く回数も増えてきたので、少しずつ料理のレパートリーを増やすことが最近の目標の自分。しかしあれこれ色んな料理を作る想像していても、調理器具がなければ意味がない!と思い少し前からクッカーを探していました。
個人的にクッカーで重視したいと思ったのは収納力、料理初心者としては何にでも対応可能な種類(形状)が条件でしたが、その両方を満たしたFire mapleのクッカーを発見したので早速買って使ってみました!
本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。
目次
Fire mapleという会社について
価格に釣られて購入してみましたが、正直、Fire mapleというメーカーは知りませんでした…(笑)
調べてみると中国で20年近く前から販売している老舗企業のようで、調理器具に特化したアウトドアメーカーとのことで期待ができそうです。
Fire mapleのクッカーセットの種類と公式スペックは?
現在は自分が購入したのは2〜3人用のセットで、クッカー(中)とフライパンとケトルの3点セット。
セット内容 | サイズ / 容量 |
---|---|
クッカー(中) | 168mm × 98mm / 1.7L |
フライパン(中) | 174mm × 42mm / 0.8L |
ケトル | 153mm × 73mm / 0.8L |
重量はセット全て合わせて686gで、アルミ製でとても軽いのが特徴です!
購入時は5000円以下で手に入れました。クッカーやフライパンの他にも小皿としゃもじ、スポンジ、お茶を入れる網までがセットになっています!
カラーバリエーションは持ち手の部分が黒とオレンジの2パターン。
Fire mapleのクッカーのセット内容を紹介
実際の中身はこんな感じです!
クッカーやフライパンの最初の印象はよくある普通のクッカーという感じ。ただこれはネガティブな意味ではなく、ちゃんとしたものが届いた!という意味です。
しかし、取り皿としゃもじ(?)は100円ショップの商品のような手触りでした。しゃもじに至っては“これってしゃもじ?“と少し悩んでしまう小さいサイズ。個人的にはおまけ程度に考えているので特に不満はないですけども、出番は多く無さそうです。
Fire mapleのクッカーセットのメリット
商品ページには2〜3人用と書いてありましたが、個人的にはあまり小さいサイズだと調理しづらいので、このくらいがソロに丁度良いと思います。
ケトルにフライパンに鍋!低価格で大体の調理器具が揃う!
このセットでソロキャンプで使うには十分な調理器具が一式揃います!
おまけ程度と言っても、取り皿も付いているのはやっぱりメリット。毎回紙皿では見た目も悪いし、環境にも経済的にも悪いので。
特に今ままでお湯を沸かすのにも鍋を使っていたので、ケトルが何気に1番必要でした(笑)
また自分はコーヒー派なので出番は無さそうですが、お茶や紅茶を入れるための網も付属してました!ティーパックよりも本格的なお茶が淹れられそうですね!
軽く洗ってすぐに使用可能!
クッカーは基本的には使用前に洗剤で軽く洗っただけですぐに使う事が出来ます。
ササッと洗って準備OK!キャンプギアは使い込んだ使用感も味ですが、新品の輝きもまたグッドです。
フライパンと鍋の取っ手は頑丈な作り!タフな使用でもイケます!
クッカーの持ち手を収納する機能として、比較的弱そうなパタパタしている構造が多いのですが、このFire mapleの取っ手はしっかりとした作りでガッチリとホールドされて安定感が抜群でした!
この真ん中の部分を押すとロックが外れて可動するようになっていて、稼働限界まで行くとカチッとしっかり固定されます!
ここを押すとロックが外れて可動する仕組みになってます。自分は特に違和感もなく使えましたよ!
コンパクトに収納可能!
アウトドア用品はやっぱり収納力も大事です。その点このクッカーはセット丸ごと収納可能でした!
取っ手をパタンと収納し、下からフライパン、鍋、ケトルの順に収納するときれいにスッポリと全てが収まります。
なるほどな〜!
個人的に感心したのが取り皿の収納方法!ケトルの中に収納することでスペースの有効活用!
全てを重ねて収納袋に入れてスッキリ!
あれだけあったものがこんなにもコンパクトになりました!
大きめの鍋がプラスしたバージョンもある!
購入した時は気づきませんでしたが、もう一回り大きいクッカー(大)が追加されたセットがありました。
こっちは4〜5人用。使う人数に応じて選べるのも良いですね。
Fire mapleのクッカーのデメリット
クッカー自体の作りには概ね満足していますが少し気になる点も。
取り皿としゃもじがイマイチ!
あると便利ではありますが、やっぱり安っぽい感じがするのが取り皿としゃもじ。
とっても軽いので、ちょっと強めの風が吹いたら飛ばされそうな雰囲気があります。しゃもじに至ってはちょっと大きめのスプーン?ヘラ?と疑ってしまうようなサイズでした。
クッカー重視なので完全におまけ程度として考えておくのが良いと思います!
フライパンに鍋の蓋が合わない!
フライパンで肉をふっくら焼きたい時に必要になってくるのがフタですが、残念ながら鍋のフタが合いません。
写真では合っているような感じに撮影しましたが、サイズが合わないのでしっくりきません。一応機能は満たすものの、気になりました。ピッタリ使えたら大絶賛だったかも。
フタの取っ手が掴みづらい!
朝食に目玉焼きを作っていた時に気づきましたが、フタの取っ手が緩いのでパタパタとすぐに倒れてしまいます。
少し蒸らして中を焼き加減を確認…が、フタ本体が熱で熱くなっているのに、肝心の取っ手が掴みづらくてかなり不便。上になったままフタを乗せていても、ほんの僅かな衝撃で“パタン“と倒れてしまい「……」でした。
Fire mapleのクッカーを実際に使用してみました
実際に使った感覚としてはグッドでした!
肉を焼いた後の香りが良い!
夕飯用の焼き鳥が数本余っていたので朝食にクッカーで焼いてみました。
肉はやっぱり焦げ付き易いかもしれない…?と思いつつでしたが、焼きムラもなくしっかりと焼けました!
凸凹のある底面はこびりつきにくい!
朝食の王道の目玉焼きを焼いてみましたが、こびり付きも少なく良い感じに焼けました!
完全にくっつくかないわけではありませんが、キッチンペーパーで拭き取ったり、箸で少しカリカリッとすぐに取れたので安心しました。
この底面が凸凹になっていることでこびり付きにくくなっていたり、余計な油が切れているんだろうなぁ〜と感じます!
ケトルのありがたみを感じました
今までは別のクッカーでお湯を沸かしていましたが、注ぎ口がないのでカップラーメンにお湯を入れる時には周りにダラダラと溢してしまうことが当たり前でした。
いや〜ケトルって本当にいいですね!お湯を溢さずに注げるだけでかなりのメリットに感じます(笑)
Fire mapleのクッカーセットの総評
使ってみて感じたのは初心者向けとしては入門編に良いクッカーだなと思いました。
5,000円を切る値段でここまで充実しているので、どれを選んで良いか分からないという方には特にオススメです。セット商品なのでメーカーやサイズがバラバラになって収納に困ることもないですし、何よりこのセットがあれば大体の調理に対応可能な点も魅力です。
初心者向けと言いましたが、実際の使い勝手も大きな不満も感じないので、キャンプ経験者にもオススメできると思います。取り皿としゃもじは安っぽい作りでしたが、よっぽど凝った料理をする方でなければ買って損はしない商品でした!
ギア
このライターが書いた他の記事
- 日毎
- 月間
- 殿堂
SONYのデジカメ「RX100M3」がキャンプや登山の写真撮影でオススメの理由をご紹介
ロースタイルにアジャストしたWAQ新商品「WAQ Multi Low Table-S」が大人気
北海道の深川「まあぶオートキャンプ場」はホテル並みに整ったキャンプ場だった!
草木染めは初心者でも簡単にできる!自宅で自然を使って遊んでみよう
石油ストーブのコロナからアウトドア気分を高める新ブランド「OUTFIELD」デビュー
林道ツーリングに必要な装備と持ち物&注意点【林道の探し方も紹介】
道民が語る北海道のキャンプ事情について【装備品・防寒対策・注意して欲しいこと】
タンブラーの定番、サーモスとスタンレーの実力を比較!蓋の有り無しでどこまで変わる?
絶景で超人気の「浩庵キャンプ場」は場所取りが大変!知っておくべきポイントをまとめました
甘くて美味しいスイーツを使ったホットサンドの絶品デザートレシピ7選
リビングでも焚き火気分を味わいたい!ちいさな火鉢とリアルな炎に癒される「炎色火鉢」が発売
北海道小樽市に観光とアウトドアの両方が楽しめる新グランピング施設が誕生
学校橋河原キャンプサイト詳細|焚き火も可能で超人気の無料キャンプスポット紹介
ペッタンコになったダウンジャケットを自宅洗濯でふわふわに復活させる方法
今年の冬はアイロンストーブが流行りの予感?発売初日で完売した魅力や特長に迫る
立てば収納、倒せばテーブル、畳んだ姿はコンパクト!DODの新作「タナカテーブル」が発売開始
ライター1本で空き缶の上蓋をきれいに切り取るテクニック【空き缶炊飯・缶コップに】
とことん山キャンプ場でとことんキャンプ!いつでも何度でも入れる露天風呂でリフレッシュしてきました!
アルコールストーブの燃料は消毒用・除菌用アルコールで代用できる?アルストの燃料について考えてみた
3面構造で炎の揺らめきを存分に楽しめる良コスパ薪ストーブがVASTLANDから発売
埼玉県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット15選
茨城県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット11選
神奈川県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット20選
千葉県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット14選
東京都の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット14選
群馬県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット10選
東北で冬キャンプができるキャンプ場32選!通年営業のおすすめキャンプ場一覧
キャンプで使えるロープワーク一覧+ロープのまとめ方【15種類】
関東のおすすめキャンプ場30選!現地取材で分かった本気でおすすめできるキャンプ場一覧
40Lバックパックでソロキャンプを楽しむ装備一式と詰め方のコツ