無骨なギアを愛するキャンパーのみなさん、2021年の5月に生まれたキャンプ・アウトドアのガレージブランドから出た、「pandish丸」の使用レビューをご紹介します。
目次
pandish丸の特徴
なんといっても、フライパンとしての調理の役割と、皿としての役割を両方こなせることが一番の魅力。それでいて軽量。
このギアの魅力を順番にご紹介していきます。
黒皮鉄で作られた軽量フライパン
スキレットやダッチオーブンと同じく、黒皮鉄で作られた「pandish 丸」。薄さはなんと1.6mmで、2022年1月時点でサイズはSとMの2サイズで展開されています。
製作に関わっている職人と、調理のしやすさ、丈夫さ、携行性、デザイン性など試行錯誤した結果、行きついた結果が厚さ1.6mm、大きさと重量はSサイズで14.5cmの約230g。
Mサイズで16.5cmの約300g。スキレットより圧倒的に軽く、荷物もかさばらない仕様になっています。
直火に置いてそのまま焼ける
網の上に乗せて普通のクッカー同様に調理ももちろん出来ますが、ワイルドに炭火の上にそのままダイレクトに置いて調理を楽しんでいただけます。
焚き火の楽しみと食の楽しみを、無骨な雰囲気でたっぷりと楽しむことが出来ます。
お皿としても普通に使えて、写真映えする
pandish 丸は、もちろん普通にお皿として使えます。
使い込まれた黒皮鉄が放つ独特の光沢と質感が、一品のお料理をより美味そうに引き立ててくれます。是非、実物を手に取ってみていただきたいです。
料理が冷めたらまた火にポンと置くだけ。
料理を食べていると、特に冬の季節なんかだとやっぱりせっかくのお料理も冷めてきてしまいます。そんなときも、またそのまま焚き火へポンと戻せば、すぐにまたアツアツの状態に復活。キャンプをやっている人ならわかる、これって本当に便利です!
焼きあがったステーキをテーブルに持っていってナイフで切っているときにもジューっていう音が響いているとめちゃくちゃそそられます!!
スタッキングも優秀
普段使ってる焚き火台ポーチ等にも、そのまま入れて、楽にスタッキングも。
その他の調理用品の中にもスッと1枚入れてもかさばらない。そして軽くて丈夫。登山者の方からも評価をいただけているほど、優秀な1枚です。
職人「製かん工」が手掛けたハンドメイド品
この「pandish 丸」の製造を手掛けたのは、大阪にある熟練の製かん工。
ハンドメイドで仕上げた商品になります。
製かん工とは、鋼鈑を溶断、穴あけ、折り曲げ、そして溶接、仕上げ加工を行い「建設機械」「産業機械」「工作機械」等のベースやフレームを製造する。その全ての工程に携わり高度な技能を身に付けたプロフェッショナル。
近年、熟練した技術を持った製かん工は非常に少なく、特に40 代以下では皆無に近いと言われており、日本はもとより世界中から求められる人材となっています。
お手入れ方法
基本的にスキレットと同じようにメンテナンスしてあげることが大切です。
使い終わったあと、洗剤は使わず、水とブラシで汚れを落とし、しっかりと水分をしっかり取れるように空焼きが重要になります。それでも錆びついてしまった場合、亀の子たわしなどを使うと簡単にサビが落とせるので大丈夫です。
家で使用した場合でもガスコンロなどで空焼きを十分した方がサビができにくくなります。空焼きが終わったらオリーブオイルを塗って新聞紙にくるんでおくと、長期間の保管でもサビの心配はありません。
ただし長期間保管したあと、オイルが酸化しているので必ず一度お湯を沸かすなどして落としてから使った方が良いです。それ以外は特に神経質にならなくて大丈夫!鉄なので少々荒めに使っても十分対応することが出来ます。
長く大事に使えば使うほど、アジが出て、フライパンとしての性能もあがってきます。
ぜひ一生モノの相棒としてギアの仲間に加えてみてください。
onegearブランドのこだわり
onegear(ワンギア)は新しくできて間もない、まだ知る人ぞ知るガレージブランドです。
たくましく、
永く使って頂ける
ほんとうに良いギアを。
経験豊富なキャンパーだけでなく、キャンプ&アウトドア初心者の方まで、思わずカッコイイと感じ、永く愛用していただける、”無骨でワイルドなデザイン”を商品開発のコンセプトに取り組んでいます。
「ありのままの自然を感じることができて、アウトドアを楽しむ非日常の時間を存分に演出してくれる。」
それでいて、頑丈でありデザイン性にこだわった商品の生産を、各分野における熟練の職人と取り組んでいます。
ギア
このライターが書いた他の記事
- 日毎
- 月間
- 殿堂
北海道小樽市に観光とアウトドアの両方が楽しめる新グランピング施設が誕生
ペッタンコになったダウンジャケットを自宅洗濯でふわふわに復活させる方法
学校橋河原キャンプサイト詳細|焚き火も可能で超人気の無料キャンプスポット紹介
立てば収納、倒せばテーブル、畳んだ姿はコンパクト!DODの新作「タナカテーブル」が発売開始
TAKIBISM x ISHINOMAKIプロジェクトの第二弾!キャンパー垂涎のオシャレ焚火台が発売
ライター1本で空き缶の上蓋をきれいに切り取るテクニック【空き缶炊飯・缶コップに】
徒歩キャンプや登山では必須!持ち運びしやすい温度計のおすすめ8選
キャンプ出発前に要チェック!持って行くと便利なキャンプギア以外の名脇役アイテム
アルコールストーブの燃料は消毒用・除菌用アルコールで代用できる?アルストの燃料について考えてみた
隠れ家的キャンプ場「Cloud-9」は夜景を一望できる誰にも教えたくないキャンプ場です
リビングでも焚き火気分を味わいたい!ちいさな火鉢とリアルな炎に癒される「炎色火鉢」が発売
北海道小樽市に観光とアウトドアの両方が楽しめる新グランピング施設が誕生
学校橋河原キャンプサイト詳細|焚き火も可能で超人気の無料キャンプスポット紹介
ペッタンコになったダウンジャケットを自宅洗濯でふわふわに復活させる方法
今年の冬はアイロンストーブが流行りの予感?発売初日で完売した魅力や特長に迫る
立てば収納、倒せばテーブル、畳んだ姿はコンパクト!DODの新作「タナカテーブル」が発売開始
とことん山キャンプ場でとことんキャンプ!いつでも何度でも入れる露天風呂でリフレッシュしてきました!
ライター1本で空き缶の上蓋をきれいに切り取るテクニック【空き缶炊飯・缶コップに】
3面構造で炎の揺らめきを存分に楽しめる良コスパ薪ストーブがVASTLANDから発売
アルコールストーブの燃料は消毒用・除菌用アルコールで代用できる?アルストの燃料について考えてみた
埼玉県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット15選
茨城県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット11選
神奈川県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット20選
千葉県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット14選
東京都の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット14選
群馬県の無料キャンプ場一覧|予約不要で利用できる野営地&無料キャンプスポット10選
東北で冬キャンプができるキャンプ場32選!通年営業のおすすめキャンプ場一覧
キャンプで使えるロープワーク一覧+ロープのまとめ方【15種類】
関東のおすすめキャンプ場30選!現地取材で分かった本気でおすすめできるキャンプ場一覧
40Lバックパックでソロキャンプを楽しむ装備一式と詰め方のコツ