キャンプクエスト編集部
利根川ゆうゆう公園デイキャンプ広場テントサイト詳細|焚き火も可能な無料スポット紹介

利根川ゆうゆう公園デイキャンプ広場テントサイト詳細|焚き火も可能な無料スポット紹介

千葉と茨城の県境となる利根川の河川敷に、予約不要で無料デイキャンプを楽しめる「利根川ゆうゆう公園」があります。公園内の一部は、バーベキューや焚き火も可能なデイキャンプ広場となっており、ファミリーキャンプからソロキャンプまで様々なスタイルで遊べる便利なスポットをご紹介します。

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利根川ゆうゆう公園デイキャンプ広場の基本情報

住所 〒270-1113 千葉県我孫子市江蔵地
電話番号 04-7185-1542(我孫子市役所 公園緑地課)
営業期間 通年営業
利用時間 午前8時30分~午後5時まで
利用料 無料
駐車場 無料
水道・トイレ 有り
公式サイト 利根川ゆうゆう公園:我孫子市公式ウェブサイト

利根川ゆうゆう公園デイキャンプ広場は、約2ヘクタール(20,000m²)の敷地面積を誇り、水飲み場や洗い場、トイレ、テーブルなどが設置された野外施設となっています。

一般的なテント区画が5×5mとすると、最大800組もの利用が可能なスペースとなりますが、駐車場は最大50台程度となっているので余裕を持った設営が可能。週末になると多くのキャンパーで賑わう、千葉県民や茨城県民に人気の無料キャンプスポットです。

残念なことに、一部の利用者によるゴミの不法投棄や指定エリア外でのキャンプ行為、トイレ以外での排泄行為、夜間(宿泊)利用といった迷惑行為が後を絶たず、今後のデイキャンプ広場の利用について有料施設として運営していくことが検討されています。

デイキャンプ広場の注意事項

利根川ゆうゆう公園デイキャンプ広場の利用ルール

  • 直火禁止
  • 灰、炭、ゴミはすべて持ち帰り
  • デイキャンプのみ(宿泊禁止)
  • 増水時は利用不可
  • 鉄板や食器の油は必ず拭き取ってから洗い場を使用する
  • 他の利用者の迷惑になる行為は禁止

無料でデイキャンプ広場を利用するにあたり、上記ルールは必ず守りましょう。違反者が増えるとキャンプやバーベキューの利用が制限・禁止、施設有料化となる可能性があります。

ゴミのポイ捨てや不法投棄、直火している人を発見した方は下記までご連絡下さい。

その他の注意事項や我孫子市からのお知らせは公式サイトをご確認下さい。

予約・申込方法

  • 予約不要

利根川ゆうゆう公園デイキャンプ広場は予約不要で誰でも利用できます。ただし、管理人が常駐している場所では無いため、利用する際には基本的なモラルを守り、周辺住民や他の利用者の迷惑にならないようにしましょう。

こうした広場は利用者の理解と協力の元、無料開放が可能となっています。今後も多くの人が利用できるように、ルールとマナーを守って安全・快適に利用して下さい。

利根川ゆうゆう公園の駐車場

利根川ゆうゆう公園デイキャンプ広場には50台程度の無料駐車スペースが設置されています。駐車場とキャンプサイトは隣接しているので荷物の持ち運びもそれほど苦は無いですが、駐車場に近いエリアから埋まっていきますので、利用者の多い週末はキャリーカートを準備しておくと良さそうです。

利根川ゆうゆう公園デイキャンプ広場の施設案内

利根川ゆうゆう公園デイキャンプ広場エリア図

出典:我孫子市公式サイト

利根川ゆうゆう公園は、野球場やサッカー場があるスポーツゾーンと、デイキャンプやオフロード自転車コースが楽しめるファミリーレクリエーションゾーン、野鳥ウォッチングができる自然観察ゾーン、河川敷の自然を保全する自然緑地ゾーンの4つのゾーンに分かれています。

合計総面積86.3ヘクタール、東京ディズニーランドの1.7倍もの広大なエリアの中から、今回は予約不要で焚き火やバーベキューが楽しめるデイキャンプ広場について詳しくご紹介します。

キャンプ可能エリア

利根川ゆうゆう公園デイキャンプ広場は草地の広大なスペースとなっており、エリア内であればどこでも好きな場所にテントを設営してデイキャンプが楽しめます。

利根川の河川敷という区域ではありますが、テントサイトから川は見えないので、草原の広場でキャンプをしていると感じられるほど解放感に満たされています。

新型コロナウイルス感染症のリスクである「密集」「密接」を避けた開けた空間で、気兼ねなくキャンプを楽しめるため、近隣だけでなく遠方から訪れるキャンパーもいるほど。とにかく敷地面積が広いので、土日でも隣と距離を保って設営できるのが一番の魅力でしょう。

フィールドの様子

利根川ゆうゆう公園デイキャンプ広場のフィールドは、背の高い雑草に覆われた草地のエリアとなっています。市の委託による草刈りも定期的にされていますが、いつでもどこでも完璧な状態という訳ではありません。テント設営の際にはある程度、整えられた場所を選んだ方が良さそうです。

場所によって地面の傾斜や凹凸はありますが、デイキャンプ限定なのでそれほど気になることは無いと思います。

水道

デイキャンプ広場の一ヵ所に水道が設置されていますが、水の流れが悪いのか、それとも生ごみや油汚れなどを流す人が居ることで詰まってしまったのか、水たまりのような状態になっていました。

市によると、水場に炭などが捨てられる被害が相次いでいる他、不法投棄や指定場所以外でのバーベキュー行為等による通報が増加しているとのこと。発見した場合は、直ちに撤去・移動をしてもらっているようですが、多くの苦情やご意見も寄せられているようです。

こうした状態が続くと、近い将来は有料施設として運営していくことになったとしても仕方が無いかも知れませんね。

トイレ

洗い場の隣には仮設トイレが合計4つ設置されています。ただし、利用者数に対してトイレの数が圧倒的に少なく、汚れもそうですが臭いがキツく感じられる状態でした。苦手な人にとっては、ちょっと厳しいトイレだというのが正直な感想。土日はトイレ待ちの並びも有ります。

備え付けテーブル・ベンチ

利根川ゆうゆう公園デイキャンプ広場には野外卓として12基のテーブル・ベンチが設置されています(うち車イスで利用可能2基)。利用者が少ない平日などは、この近くにテントを設営すれば、荷物も少なくデイキャンプやバーベキューが楽しめそうです。

遊具

デイキャンプ広場の一部には丸太渡りができる木製遊具が設置されています。本格的な遊具では無いですが、幼児と一緒に遊んだりするのには良いかも知れません。この日も、3~4歳の子どもと一緒に遊んでいるファミリーキャンパーさんを見かけました。

利根川ゆうゆう公園デイキャンプ広場のチェックポイント

シーズンの土日はとても混み合う

利根川ゆうゆう公園のデイキャンプ広場は無料でキャンプが楽しめる場所として近隣キャンパーから親しまれており、土日ともなると県外からも多くの利用者が訪れる人気スポットです。利用者の数に比べて駐車場が狭いので、指定エリアからはみ出して駐車されているところも多く見られます。利用するなら、なるべく午前中には到着できるように計画をしておいた方が良いでしょう。

乗り入れは出来ないが、車のすぐ近くに設営も可能

利根川ゆうゆう公園デイキャンプ広場には車の乗り入れは出来ません。しかし、駐車場のすぐ近くに設営が可能なので、空いていればオートキャンプのような距離感でキャンプを楽しめます。ただし、かなりの人気エリアとなっていますので確実に確保するなら8時半のオープンと同時の到着が求められます。

日影が少ないのでタープは必須アイテム

デイキャンプ広場には背の高い木が生えているエリアは少なく、日影が少ないので、夏場に利用する際は特にタープが必須装備となります。その他、熱中症にも注意して、クーラーボックスには十分な量の飲料や保冷剤などを準備しておきましょう。

マナー悪化が続くと有料化の可能性有り

利根川ゆうゆう公園のデイキャンプ広場は現在、利用者マナー悪化に対する適正利用を促すために有料化が検討されています。

公式ホームページや看板で広場利用のマナーやルールについての注意喚起を行なっていますので、利用の際はかならずルールを守りましょう。そして可能であれば、負担にならない程度に目に付いたゴミを拾って持ち帰るなど、利用者同士で環境保全をしながらこれからも無料で使えるように全員が協力できたら理想的ですね。

利根川ゆうゆう公園デイキャンプ広場を利用する際に必要な道具

利根川ゆうゆう公園デイキャンプ広場には売店やレンタル等はありませんので、バーベキューやキャンプに必要な道具は各自で用意しておかなければいけません。デイキャンプ広場を利用するにあたって、必ず準備しておきたい道具をいくつかご紹介します。

焚き火台・バーベキューコンロ

利根川ゆうゆう公園デイキャンプ広場では直火が禁止されていますので、焚き火やバーベキューをする際は必ず焚き火台やコンロを用意しましょう。sherry’sから発売されている焚き火台B-1はインテリアとしても優れたデザインで、焚き火観賞としての楽しみ方も可能ですし、セットになっている五徳を使えば焚き火料理も楽しめます。

火消し壺

公式ホームページでも案内されているように、利根川ゆうゆう公園デイキャンプ広場では炭の投棄が問題になっています。捨てられた炭は火災を招く原因となり、また、土に還ることなく景観を損ない続けますので、必ず持ち帰って処分するようにしましょう。デイキャンプで焚き火やバーベキューをするのなら、火消し壺は必須装備です。

薪・炭

利根川ゆうゆう公園デイキャンプ広場には売店はありませんので、薪や炭は各自で準備しておく必要があります。近くにホームセンターはありますが、GoogleMAP等の口コミによるとあまり良い評価では無さそうですので、事前に購入しておいた方が安心かも知れません。

タープ

広場には部分的に木の生えているスペースはありますが、ほとんどのエリアが日影はありませんので、テントよりも優先したいのがタープです。UVカット率や遮光率の高いタープを用意しておくことは熱中症対策にも繋がります。LOGOSのソーラーブロックコーティングが施されたタープは、UVカット率99%、遮光率100%という驚異の性能を誇り、外気温との差が最大15℃もあるため、夏場や炎天下に最適なタープと言えます。

虫除けグッズ

利根川ゆうゆう公園デイキャンプ広場は「水辺から近い草原地帯」という虫が好む条件が揃っているため、どうしても虫の問題からは逃れられません。利用する際は、虫除けグッズをしっかり準備しておきましょう。近年、ネットで話題になっている「おにやんま君」は蚊、ハエ、小バエ、アブ、ブヨ、カメムシ、蜂、羽虫などの天敵であるオニヤンマにそっくりの模型で、衣服に付けるだけで虫除けの効果が有ると言われています。現時点では科学的根拠は不明ですが、見た目も可愛くアクセサリーとしても人気があるのでファッションアイテムとして取り入れてみるのはいかがでしょうか。

有料化を検討中の利根川ゆうゆう公園デイキャンプ広場を大切に使おう

千葉県内には利根川ゆうゆう公園デイキャンプ広場の他にも無料で利用できるキャンプ場や野営地が残されていますが、利用者の増加に伴う迷惑行為の被害によって、多くの自治体が問題対応に苦慮しています。こうした行為が続くと、最悪のケースではキャンプ場の閉鎖も考えなければなりません。

幸いなところ現在はまだ無料開放となっていますが、今後も無料で利用できるように、利用者同士がマナーを守って大切に使って行くようにしましょう。

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  • キャンプクエスト編集部
  • キャンプクエスト編集部株式会社noasobi
  • 「キャンプは自由だ!最高だ!」と自然の中で過ごす快感、快楽に取り憑かれキャンプ沼にどっぷりハマった人が集まるキャンプクエスト編集部。趣味もキャンプスタイルも全員異なるが、共通点は日本キャンプ協会のキャンプインストラクターの資格を持っていること、キャンプを愛していること。時々、焚き火を囲い酒を飲みながら語り合う。

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